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コンビから発売されている「5層消臭おむつポット スマートポイ」の実体験レビューを紹介します。
口コミ情報のひとつとして参考にしてください。
「5層消臭おむつポット スマートポイ」を使ったらこうなった
このコラムは3歳と0歳の子供を持つあるこさんによる商品レビュー記事です。
1.なぜ買ったのか?
長女が産まれた直後に、夫が突然「赤ちゃんのオムツってそんなに臭いかな?」と聞いてきました。
よくよく聞くと、会社の同僚から「オムツ用のゴミ箱を用意した方がいい」とのアドバイスを受けたとのことです。
確かに夜間のオムツ替えの度にゴミ箱に捨てに行くのは億劫でしたが、当時新生児だったためさほど臭いも気にならず、専用のゴミ箱を購入するほどじゃないと考え、蓋のできる安いゴミ箱をホームセンターで購入しました。
ところが数ヵ月後、娘の離乳食が始まるとみるみるうちにオムツの臭いが強くなっていきました。
季節的に気温が高くなったことも相まって、ただ蓋をするだけのゴミ箱では臭いを封じ込めることができません。
ついには毎回消臭袋に入れてゴミ箱に捨てないと臭いに対応しきれなくなり、この手間をこの先2年間もかけ続けるなら専用ゴミ箱を購入しよう!と思うようになりました。
オムツ用ゴミ箱は複数のメーカーから出されていますが、基本的な作りは同じです。
密閉できる中蓋と外蓋があり、中蓋の下にセットしたビニール袋にオムツを捨てる仕組みです。
製品によって、専用カセット(専用ビニール袋)の有無や、オムツを袋に1つずつ密封するか、いくつかまとめて密封するかの違いなどがありましたが、我が家では安価で、より簡単に処理できるように、たくさんのオムツをまとめて処分できる専用カセットタイプの「5層消臭おむつポット スマートポイ」を購入しました。
2.実際に使ってみたらこうなった
「スマートポイ」を実際に使用してみると、期待以上に臭いをブロックしてくれました。
これまで消臭袋すら貫通していた臭いが嘘のように封じ込められます。
また、外蓋を開けた状態でも臭いはほとんどせず、オムツを捨てるために中蓋を押した状態でしばらく開けておくと匂ってくる程度でした。
180枚の使用済みオムツを入れることができる専用カセット(大きなビニール袋)があるため、一回セットすればしばらく入れ換えは必要なく、いっぱいになったときの処理も蓋部分をはずす、袋を切る、結ぶ、蓋を戻すという4ステップで簡単に処分できるようになりました。
おかげで、普通の蓋つきゴミ箱を使用していたときと比べてゴミ捨ての手間も少なくなりました。
カセットのセットも簡単です。カセットは筒状のビニールが収納された状態のため、ビニールの端を結んで袋状にし、外蓋を開けてただ置くだけです。
3.その後、どうなったか?
購入から約1年半が経ち、オムツのサイズは大きくなりましたが、強く押し込むと中蓋が大きく開くため問題なく使用できました。
やがてトイレトレーニングを始めると、スマートポイはリビングからトイレへ移動しました。
縦長のフォルムで設置場所を選ばないためトイレに置いても邪魔になりません。
その後、上の子がオムツを卒業した直後に下の子が誕生したため、スマートポイは再び居間で活躍しはじめました。
下の子は1日15回もオムツ交換が必要になる日もあるような赤ちゃんですが、スマートポイで1日分のオムツは余裕で処理できます。
また、最近では長女がビニールの端を「結ぶ」ことができるようになったため、「お手伝いする!」と張り切ってカセット装着をやってくれています。
「5層消臭おむつポット スマートポイ」の評価
1.良かった点
作りがシンプルなので壊れにくく、また扱いが簡単である点がとても気に入っています。
カセット着脱も簡単ですし、誤って倒したりしても小さな部品がとれたり、壊れたりすることがありません。
また、倒れて蓋が外れてしまっても、中に入っている使用済みオムツは散らばらず、もちろん臭いも漏れでないので、小さな子供がうろうろしている我が家でも衛生的で安心です。
消臭機能には全く不足はなく、また容量も1~3日分のオムツを処理できるため、必要十分です。
より大きなサイズの製品では、この製品以上のオムツを処理できるかもしれませんが、実際水分を含んだオムツはかなり重く、その後のゴミ出しなどを考えると、「スマートポイ」の容量は適当であると思います。
また、場所をあまりとらないことも使いやすい点です。
オムツ替えをよくする場所は月齢によって変わっていきますが、どこにでもおけるサイズなので、我が家ではとても助かりました。
本体はコロンとした丸いと形状で軽いため、大人が足をぶつけたり、子供が頭をぶつけたりしても安全だと思います。
2.改善して欲しい点
改善してほしい点は、とにかく外蓋が開けにくいことです。
外蓋のツメをパチッと押し込むだけなのですが、これが結構固いのです。
オムツ替えの時は何かと手がふさがりがちなので、できれば片手で操作したいところですが、片手ではもちろん両手でもしっかり押さえないと開きません。
安全性や衛生面を考慮してあえて開けにくくしていて、開けるコツとしては蓋の中央を押しながら開けるとメーカーサイトにも記載があります。
確かに簡単に開いてしまわないようにする必要があるのかもしれませんが、例えばワンタッチボタン形式にするとか、スライド式ロックをつけるなど、もう少し「簡単には開かないけれど必要なときは開けやすい」システムだとありがたいなと思います。
もう一点は、承知の上で購入したのですが、やはり専用カセットが高いことです。
防臭の機能が十分であるとはいえ、3個セット2000円強とお店によっては本体価格以上のお値段となっています。
ただ、カセットの経費はその都度ビニール袋を交換する手間をお金で解決するようなものだと思います。
とにかくコンパクトにオムツを丸める、かなり強く詰め込む、袋の結び目をギリギリにするなど、原始的な方法で節約を重ねています。
こうした小さな節約を積み重ねつつ、これからも下の子のオムツ卒業までスマートポイにはお世話になろうと思います。