満1歳の誕生日を祝う「初誕生」。
お祝いに包む金額の相場や熨斗(のし)の書き方、喜ばれる贈り物について解説します。
初誕生の金額相場
「初誕生」はいわゆる誕生日とは異なり、1年間無事に育ったお祝いとこれからの健康を願ってお祝いする行事です。
初誕生のお祝として、現金かプレゼントを贈りますが、現金を包む場合の相場は、5000円~10000円です。
子供との関係別に目安の金額を紹介します。
おじ・おば 10,000円(※未婚でパパ・ママより若い場合は5,000円)
友人 5,000円
子供の自宅ではなく、レストランなどでの食事会などにお呼ばれした場合には、少なくとも1万円以上は包んだ方がいいでしょう。
本来、お祝いは「気持ち」であるため相場はないのですが、「恥ずかしくない」金額と言うことであれば最低限、上記のような金額になります。
なお、現金と品物を合わせて贈っても構いませんが、合計が目安に近い額になるようにします。
「初誕生祝い」の熨斗(のし)の書き方
熨斗袋は紅白の水引きのものを使用します。
表書きは上段に「祝初誕生」または「初誕生御祝」とし、下段に贈り主である自分の名前を書きます。
品物の場合は「初誕生」のお祝いと言っても、事実上の「誕生日プレゼント」になるため、熨斗で包むのではなく、かわいらしい包装紙でラッピングしてリボンの飾りをつけてもらいましょう。
「初誕生祝い」に贈るおすすめプレゼント
1.誕生日ケーキとプラス何か
食事会(誕生日会)にお呼ばれしている場合には、ホールケーキを御祝いにしてもいいでしょう。
誕生日ケーキは、パパ・ママが必ず用意してしまうものなので、事前にプレゼントする旨を伝えましょう。
ついでに好みの種類や食べてみたいお店などを聞いて、ケーキ選びの参考にしましょう。
大きさやお店にもよりますが、ケーキだけだとお祝いの相場より少し足りないため、絵本など子供が喜ぶちょっとしたものを合わせて贈るとよいでしょう。
2.ファーストシューズ
1歳はすでに立つことができるようになっており、いよいよ歩き始めるという時期です。
そこで、産まれて初めて履く靴である「ファーストシューズ」をプレゼントするのも定番です。
赤ちゃんの靴と言えども、ミキハウスやアシックスなどのブランドのシューズは、意外に値が張るものなので、パパ・ママにはとても喜ばれます。
しかし、靴が嫌いな子供もいるので、必ず子供に喜ばれるわけではないと思っておきましょう。
なお、歩き初めが早い子供や外出が多い子供は、すでに靴をもっている可能性があるので、事前に必要か確認しましょう。
3.絵本
ママ・パパであれば、絵本の読み聞かせが、親子の愛情をはぐくみ、赤ちゃんの健やかな発達にとても良いことを知っています。
そのため絵本は何冊あっても嬉しいものであり、子供も夢中になって喜ぶことでしょう。
絵本を選ぶ際には、年齢に合った絵本を選ぶようにしましょう。
1歳の場合だと、文章が書かれている絵本ではなく、擬音語を中心に構成されている絵本が最適です。
言葉の意味はまだまだ理解できないため、言葉よりも音を楽しむ感覚で読み聞かせできるものを好みます。
1歳向けの代表的な絵本としては「いないいないばあ」「もこ もこもこ」「だるまさんが」などがあります。
4.おもちゃ
子供の笑顔が見たということであれば、やっぱりおもちゃが一番です。
色んな種類があるので迷うと思いますが、発達にあったものを選びましょう。
初誕生なので、すぐに遊べて、かつ、2歳・3歳になっても長く楽しめるものが喜ばれます。
1歳のおもちゃについてはこちらの記事を参考にしてください。