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お正月には、孫や甥・姪など子供たちのためにお年玉を用意しなければなりません。
そこで、赤ちゃんから大学生まで、年齢ごとのお年玉相場を一覧で紹介します。
お年玉の相場(早見表)
― | 年齢 | 孫 | 甥・姪 | 友人・知人 |
---|---|---|---|---|
赤ちゃん | 0~2歳 | 1千~3千円 | 1千~3千円 | 服・玩具等 |
幼稚園 | 3~6歳 | 1千~3千円 | 1千~3千円 | 服・玩具等 |
小学生 | 6~12歳 | 3千~5千円 | 1千~3千円 | 1千~3千円 |
中学生 | 12~15歳 | 3千~5千円 | 3千~5千円 | 3千~5千円 |
高校生 | 15~18歳 | 5千~1万円 | 3千~5千円 | 3千~5千円 |
大学生 | 18歳~ | 5千~1万円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 |
1.孫へのお年玉は少々高め
少子化で孫の数も1~4名程度ではないでしょうか?
そのため、どんなに幼くても1000円程度だと少ないかもしれません。
幼稚園までは3000円、小学生以降は5000円、高校生から1万円くらいにすると喜ばれるでしょう。
また、小学生くらいまでであれば、お年玉は3000円以内の少額にして、他に玩具などをあげてもよいでしょう。
2.甥・姪の金額は懐次第
甥っ子・姪っ子へのお年玉の相場は表の通りですが、自身の経済力に応じて金額を変えてもよいでしょう。
結婚していて子供がるのであれば相場の上限くらい、結婚しておらず学生やアルバイトの場合には相場の下限くらいの金額にします。
お年玉の金額の決め方
1.少子化の影響で相場は上がる傾向に
かつてはお正月に親戚一同が集まると、子供が10人以上いることも珍しくありませんでした。
しかし、今は晩婚化と少子化の影響で、お正月に実家に帰省しても子供が2、3人だけということも普通の光景です。
そのためお年玉もたくさんの子供たちにあげる必要がないため、1人にあげるお年玉の金額も高くなる傾向があるようです。
例えば小学校の低学年であれば1000円~2000円くらいがかつての相場でしたが、今では3000円や5000円のお年玉が増えてきているようです。
反対に、子供の立場から見ても、おじいちゃん・おばあちゃん・おじさん・おばさんが昔は10人(家族)近くもいたため、1000~3000円程度のお年玉でも総額で数万円にもなっていました。
今では、両家をあわせても4~5人(家族)程度ですから、貯金をして、さらに憧れのおもちゃも買うためには、1人からそれなりの金額をもらいたいということになるのです。
2.親戚同士で金額を決める
お年玉の金額を決める場合には、相場よりも親戚間の取り決めを優先しましょう。
子供が少なくなったとは言え、お年玉を渡せる経済的な許容範囲は人それぞれです。
高くなりすぎると負担になりますので、いくらにするか事前に決めておくのが無難です。
3.赤ちゃん・幼児はお金にこだわらなくても
小学生になるまでは、お金をもらっても自分で使うことはできません。
そのため、洋服やおもちゃなど子供が喜びそうなものをプレゼントしてもよいでしょう。
もともとお年玉は、歳神様へのお供え物のお餅を配ったものです。
本来はお金である必要はないのです。
4.大学生にはあげなくてもよい
大学生には基本的にあげる必要はありません。
むしろバイトや友達との遊びに忙しくてお正月は不在かもしれません。
もし、顔を見せてくれてお年玉をあげたいと思ったら1万円程度が妥当です。