目次
自宅や帰省先の実家で正月を迎えたら、子ども達と何をして過ごしますか?
退屈になってしまった時に楽しめる過ごし方を紹介します。
お正月の過ごし方【室内編】
1.書初め
「一年の計は元旦にあり」と言うことで、今年の抱負を書にしましょう。
小学生の場合は、冬休みの宿題になっているかもしれません。
まだ字が書けない小さな子供の場合は絵を描いたり、赤ちゃんなら手形をとって楽しみます。
墨の汚れが気になるのであれば、水で書ける書道セットがおすすめです。
2.家族でテーブルゲームをする
家族や親戚が集まるお正月だからこそみんなでゲームをして盛り上がりましょう。
単にゲームをするのも楽しいですが、大人が景品(お菓子・おもちゃなど)を提供するとより勝負が熱くなります。
以下では正月におすすめのテーブルゲームを紹介します。
福笑い
目隠しをして「おかめ」や「ひょっとこ」の絵を完成させる遊びです。
キャラクターの絵で手作りすることもできます。
3歳以上なら目隠し、1~2歳の赤ちゃんなら目隠しなしというハンデを付けて勝負しましょう。
すごろく
完全に運任せのゲームなので赤ちゃんから大人までハンデなしで参加できます。
かるた
3~4歳頃から楽しめるゲームです。
子供が普段遊んでいるカルタを使えば、初めて挑戦する大人をコテンパにしてしまうでしょう。
神経衰弱(メモリーカードゲーム)
神経衰弱も3~4歳頃から楽しめます。
大人も本気にならないと子供に負けてしまいます。
ジェンガ
3歳頃から楽しめますが、大人の用が手先が器用なぶん有利です。
数字を書いた「くじ」を用意して、引いた数字と同じ段にあるブロックを抜くというルールにすると子供も大人も差異なく楽しめます。
ドンジャラ
4~5歳頃から遊べます。
運の要素が強いゲームですが、上手に役を作るのに頭を使うので、やり慣れている人が有利です。
大人が強い場合には、子供の得点を1.5倍にするなどのハンデをつけましょう。
3.俳句(川柳)を詠む
俳句は4~5歳頃から楽しむことができます。
「5・7・5」という限られた文字の中で、どんな言葉がでてくるのかと興味を引かれるようです。
子供がいきなり俳句を作るのは難しいので、最初の5文字(上五)は「アンパンマン」と言うようにお題もかねて言葉を指定するのが良いでしょう。
大人も同じお題で読んで聞かせてあげることで、だんだんとルールが分かってきます。子供らしい独創的な俳句がどんどん作れるようになります。
小学校高学年くらいになったら短歌にステップアップしてみましょう。
4.おしるこ(ぜんざい)を作る
「お節料理が好きじゃない」という子供は結構多いです。
でも、せっかくのお正月なので正月らしい食べ物も食べてほしいものです。
食事が進んでいなかったら、子供と一緒におしるこを作ってはいかがですか?
パック(缶詰)のあんこをお鍋で温めて、焼いたお餅を入れるだけなので簡単です。
お餅がぷっくり焼けていく様子や、あんこが焦げないようにお鍋をグルグル混ぜるのは子供にとってはおままごと感覚で楽しいものです。
昔から、お餅は「神様の魂」、小豆などの豆類は「魔を滅する」と言われていて、お正月には欠かせない縁起ものです。
あったかくて甘いおしるこを食べたら、思わず笑顔になってしまうでしょう。
なお3歳以下の子供の場合はお餅を喉に詰まらせるおそれがあるので控えましょう。
5.かくし芸大会
「かくし芸」という大袈裟な表現をしていますが、要するに特技の発表会です。
楽器を演奏したり、歌を披露して、子供の1年の成長を親戚にも見てもらいましょう。
恥ずかしがってやってくれないことが多いので、子供一人ではなく親も一緒に演奏に参加しましょう。
音楽以外では、紙芝居を描いて発表したり、お手玉やけん玉、手品の技を披露しても楽しいです。
6.映画鑑賞
年末年始には話題になった映画がテレビで放映されます。
気になるものをすべて録画しておいて、お正月中に退屈になったり、子供の世話に疲れたら、家族で鑑賞すると良いでしょう。
子供向けのアニメ映画は特にたくさん放映されるので、見ごたえがあります。
気持ちもリフレッシュされます。
お正月の過ごし方【屋外編】
1.初詣に行く
お正月の過ごし方として絶対に外せないのが「初詣」ですよね。
子供連れ、赤ちゃん連れで混雑している有名神社(お寺)に参拝するのはとても大変です。
信仰があるなら別ですが、特にこだわりがないのであれば、できるだけ地元にある混雑していない神社に参拝しましょう。
長蛇の列が辛い場合、拝殿がいくつもある神社であれば、空いている神様をお参りするという手もあります。
その場合は、商売繁盛、学業成就、良縁、子宝など神様ごとに御利益が違うので、目的に合った神様を探すと良いでしょう。
2.日帰り旅行する
多くの子供向けレジャー施設は元旦からオープンしています。
テーマパークはもちろん水族館や動物園(牧場)なども営業しているので、ずっと家にいてつまらないなと思ったら、お出かけしてみましょう。
お正月の都市部は道路が空いているので普段の土日よりもスムーズに移動できます。
3.お年玉でおもちゃを買いに行く
祖父母や親戚からもらったお年玉でおもちゃを買いに行きましょう。
ショッピングモールなどは初売りセールで混雑必至ですが、年末年始らしい賑わいを感じることができます。
人混みで疲れてしまってもイライラせずに笑顔を心がけましょう。
夫婦喧嘩などをしてしまってはせっかくの楽しい正月が台無しです。
4.ホテルのバイキングに行く
事前の予約が必要ですが、お正月はホテルのランチバイキング、ディナーバイキングに行って、ワンランク上の非日常的な気分を味わってみてはいかがでしょうか?
子供、赤ちゃん連れのバイキングはちょっと忙しいですが、ホテルだけあってサービスは行き届いているので、食べたお皿をすぐに引いてくれたり、おてふきをすぐに持ってきてくれたりと、意外と快適に過ごすことができます。
ホテルには立派な門松や鏡餅などの飾り付けがあるので、食べた後もホテル内を探索して楽しめます。