離乳食が3回食になったときのタイムスケジュール

離乳食が1回から2回に増えて毎日が忙しくなり、さらに3回になってしまうとどうなってしまうのかと心配になっているママも多いのではないでしょうか?

そこで3回食になったら実践したいタイムスケジュールを紹介します。

3回食のタイムスケジュールを組み立てるための基礎知識

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1.カミカミ期の前半と後半で時間を変える

3回食の時間の決め方には、次の2つの方法があります。

1つ目は、2回食と同じ時間のまま、1回目と2回目の間に「軽食」を加える方法です。

2つ目は、大人の食事と同じ時間にする方法です。

3回食はカミカミ期に入る月齢9~10カ月頃から始まり、1歳前後になるまでの3か月間ほど続きます。

そこで、3回食になった最初は2回食と同じ時間のまま3回目を追加し、徐々に時間をずらして、カミカミの後半までに大人と同じ時間にする方法が一般的です。

突然、離乳食の時間が変わると、リズムがくるって離乳食を思うように食べてくれないこともあるからです。

2.授乳の時間はいつか?

3回食が始まった頃の赤ちゃんの栄養は6~7割を母乳(ミルク)から摂取しています。

そのため授乳の時間については、赤ちゃんが欲しがるときにあげて構いません。

つまり、3回食になっても基本的に授乳の時間は変わりません。

ただし、離乳食の1回目と2回目の間にあった授乳を離乳食に切り替える必要があります。

例えば2回食の時に、

9:00 離乳食と授乳
13:00 授乳
17:00 離乳食と授乳

というスケジュールだった場合は13:00時の授乳を「離乳食+授乳」に変更します。

離乳食後の授乳は飲みたければあげればよく、毎回必ず飲ませる必要はありません。

なお、カミカミ期の後半になり、食べる量が増え大人と同じ時間に食べるようにになると、次第におっぱいを欲しがる回数が減ってきます。

3.追加される3回目の離乳食の量はどれくらい?

離乳食がの3回目が追加されたとしても、いきなり他の2回と同じ量が食べられるわけではありません。

まずは、他の2回と比較して半分程度の量から始めます。

特に3回食がはじまったばかりの頃は、離乳食と離乳食の間隔が4時間程度しか空いていないので、それほど多く食べません。

大人と同じ時間に食べるようになると、1回ごとの離乳食の間隔があくので3回ともほぼ同じ量を食べられるようになります。

3回食(前半)のタイムスケジュール

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3回食になった時の1日のタイムスケジュールについて3つのモデルケースを紹介します。

1.標準的なタイムスケジュール

まずは、専業主婦や育児休業中のため基本的に在宅をしているママの標準的なスケジュールを紹介します。

6:00授乳(起床)
6:30~10:00朝食、家事、離乳食作り
10:00離乳食(1回目)と授乳
11:00お散歩
12:00昼食
13:30離乳食(2回目)と授乳
14:30~16:30買い物・趣味等
16:30入浴
17:00離乳食(3回目)と授乳
18:00~20:00夕食、家事
20:00寝かしつけ
夜間授乳2~3回

3回目の離乳食はママの昼食後に追加します。

ママのお昼が終わったら離乳食を準備します。

最初の頃は、それほど食べないかもしれません。

そこで1回目の時に少し多めに作り、冷蔵保存しておいて、2回目の時にレンジで温めるという方法が簡単です。

こうすれば3回食になってもそれほど手間はかわりません。

2.保育園に通う場合のタイムスケジュール

赤ちゃんを保育園に預けて共働きをしている家庭の標準的なスケジュールです。

5:30起床
6:00離乳食(1回目)、授乳
7:00~8:00朝食、家事
8:00保育園の送迎
12:00離乳食(2回目)
17:30保育園から帰宅、入浴
18:00~19:30夕食作り、離乳食作り
19:30~離乳食(3回目)、夕食
20:30授乳
21:00寝かしつけ
夜間授乳2~3回

3回食になると朝の離乳食(授乳)と朝食が重なってしまうため、起床時間を早める必要があります。

もし、パパが家事や朝食作りに協力してくれるのであれば、その必要はなくなります。

また、夜については、離乳食を食べさせながら、自分の夕食も食べて、食べ終わった後に授乳をした方が、ママもお腹がペコペコにならずに済みます。

3.兄・姉がいる場合のタイムスケジュール

パパの帰宅が遅い専業主婦のママで、かつ、幼稚園・保育園未就学のお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる場合を想定したタイムスケジュールです。

6:00授乳(起床)
6:30朝食づくり、朝食
8:00家事(洗濯物)、離乳食作り
9:00離乳食(1回目)と授乳
10:00家事(掃除)
11:00外遊び
12:00昼食
13:00離乳食(2回目)と授乳
14:30~16:30買い物または外遊び
16:30入浴
17:30離乳食(3回目)と授乳
18:30~20:30夕食、家事
20:30寝かしつけ
夜間授乳2~3回

パパの夜の帰りが遅いとはいえ、1日1回は家族で食卓を囲みましょう。

朝ごはんは家族みんなで食事をとるのがベストです。

家を出る時間が決まっているパパに合せて、先に皆で朝ごはんを食べて、その後、赤ちゃんに離乳食を作って食べさせます。

また、洗濯物と掃除の時間を分散させるのがコツです。

赤ちゃんも上の子も上手に食べられない年齢なので、食事をすると床などが汚れるからです。

洗濯は早く乾かすためにできるだけ早い時間に干して、掃除は床が汚れる離乳食が終わった後に掃除をすると部屋を綺麗に保てます。

なお、カミカミ期の離乳食は、まだ、大人の食事からの取り分けが難しいので、1日中家事と育児に追われることになり大変です。

パパの帰りが遅い家庭であれば、できればパパに朝の家事(洗濯)や朝食作りを分担してもらいましょう。

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