月齢５ヶ月の離乳食【１カ月間献立表・ゴックン期前半】

生後5か月頃からは、いよいよ離乳食がはじまります。

離乳食の最初の1カ月間について、基本的な注意点と参考になる献立を紹介します。

月齢５ヶ月の離乳食の基本

１．すべてトロトロに煮る

離乳食を始めて食べる生後5ヶ月の赤ちゃんはまだまだ消化器官の機能が未熟です。

そのため、ご飯はもちろんですが、野菜や果物、豆腐も全て一度、加熱をしてから裏ごしして「トロトロ」のポタージュ状態で食べさせるようにしましょう。

スープ上の離乳食のみを与えることから「ごっくん期」と呼ばれています。

２．新しい食材は１日１つまで

赤ちゃんの体質によってはアレルギーなど体調の異変があるかもしれません。

新しい食材を2つ以上与えると、どの食材が原因なのかすぐにわからないため、1つずつ食べされるのが基本です。

３．焦らず赤ちゃんのペースに合わせる

後ほど参考の献立表を紹介しますが、育児書にあるようなモデルケース通りに進まないからと言って焦る必要はありません。

その子なりのペースがあって当たり前なので、赤ちゃんの様子をしっかりと見て、少しずつ進めていきましょう。

４．毎日決まった時間に食べさせる

生後5か月になると、ある程度、授乳する時間が決まっているかと思います。

朝10時におっぱいを飲むのであれば、その時間に離乳食をあげてみましょう。

お腹が空いている時間の方が離乳食を食べてもらえる可能性が高いです。

離乳食を与える時間に決まりはありませんが、基本的には午前中か正午過ぎが無難です。

何かあったときに病院を受診できるからです。

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月齢５ヶ月の食材と量

１．使える食材

この時期は消化機能が未熟であるためアレルギー予防の観点から、アレルギーを起こしやすい食材は極力使用しません。

穀類（炭水化物）

野菜・果物（ビタミン・ミネラル）

※野菜・果物はその時期に手に入りやすく、ポタージュ上にできる野菜であれば何でも構いません。

肉類・魚介類・豆類（タンパク質）

調味料

２．１回あたりの目安量

目安の量に達しなくてもあまり気にせず、赤ちゃんのペースに合わせてください。

一方、食欲旺盛で目安以上の量を食べようとする場合には、離乳食の量をどんどん増やしてしまうのではなく母乳を与えるようにしましょう。

食べ過ぎは赤ちゃんの消化器官にとって負担になりかねません。

量は「小さじ１杯＝５ｇ」です

全体で１食あたり５ｇから開始し３０日程度で５０ｇ以上（スプーン１０杯分）になることが目安です。

１カ月間献立表（月齢５ヶ月目）

この献立表はあくまで参考程度です。

平日に新しい食材を口にするように配慮しているため、一般的な離乳食メニューよりも、ややのんびりとしたペースで量や食材を増やしています。

大豆などアレルギーを発症する恐れのある食材も使っていますので、子供の体質に合ったオリジナルの献立をそれぞれで考えましょう。