月齢７ヶ月の離乳食【１カ月間献立表・モグモグ期前半】

離乳食が始まって約２か月が過ぎました。

生後７か月頃からは、徐々に舌で食感を感じられる硬さにかわっていきます。

「もぐもぐ期」前半の1カ月間について、基本的な注意点と参考になる献立を紹介します。

月齢７ヶ月の離乳食の基本

１．徐々に粒状にしていく

生後７か月に入り、赤ちゃんの舌の動きも発達してきており、ごく小さな柔らかい固形物であれば、舌を前後上下に動かしてつぶせるようになってきます。

モグモグ期の2カ月間を通して、トロトロのポタージュ上から、徐々に食品の粒が感じられるような食感に変えていきましょう。

例えば、お粥であれば、すり潰した７倍粥からはじめて、徐々にすり潰すのをやめるようにします。

２．新しい食材は１日１つまで

７か月からは鶏肉や卵黄、納豆などのタンパク質も食べられるようになります。

これらの食品はアレルギーの心配があるため、初めて食べる場合は、他の新しい食材は使わないようにしましょう。

離乳食に限らず、子供が初めて口にする食べ物は、基本的に１日に少量だけ食べさせて様子を見るようにしましょう。

３．好き嫌いがある場合は子供の反応を尊重する

子供によって食べる量は大きく異なります。

離乳食のモデルケース通りの量にならないからと言って、無理に食べさせる必要はありません。

また、食材によって好き嫌いが見られることもありますが、何度か口にもっていき、それでも食べないようであれば、無理に食べさせなくても大丈夫です。

４．規則正しい食生活を

１日２回いつも決まった時間に食事をしましょう。

食べ物に集中してもらうために、親もスマホやテレビを見ながら食べさせることは控えましょう。

新しい食材を使う時には、何かあっても病院にいけるように午前中に与えます。
https://cawaiku.com/child/0-old/baby-food-8-month-4390

月齢７ヶ月の食材と量

１．使える食材

この時期は消化機能が未熟であるためアレルギー予防の観点から、アレルギーを起こしやすい食材は極力使用しません。

穀類（炭水化物）

野菜・果物（ビタミン・ミネラル）

※野菜・果物はその時期に手に入りやすく、ポタージュ上にできる野菜であれば何でも構いません。

肉類・魚介類・豆類（タンパク質）

調味料

※うどんやスープに使います

２．１回あたりの目安量

月齢７か月の離乳食も１回の量については、それほど増やしません。

特にタンパク質は、食べられる種類は一気に増えますが、消化器官の発達は未熟であり、特に肉・魚なの消化吸収が難しい食材については量はほとんど増やさないようにします

量は「小さじ１杯＝５ｇ」です

穀類（炭水化物）

野菜・果物（ビタミン・ミネラル）

肉類・魚介類・豆類（タンパク質）

１カ月間献立表（月齢７ヶ月目）

この献立表はあくまで参考です。

卵・小麦・大豆などアレルギーを発症する恐れのある食材も使っていますので、子供の体質に合ったオリジナルの献立をそれぞれで考えましょう。

モグモグ期になり使える食材が増えてきたため、1～2種の食材をポタージュ上にした離乳食ではなく、3種類以上の食材を使った料理も提供しやすくなります。

そこで「主菜＋副菜」という２皿で準備すると比較的に楽をして作ることができます。