目次
ベビービョルンから発売されている食事用「ベビースタイ(ソフトスタイ)」の実体験レビューを紹介します。
「ベビービョルン ベビースタイ」を使ったらこうなった
このコラムは１歳7ヶ月の子供を持つSalla.Yさんによる商品レビュー記事です。
１．なぜ買ったのか？
購入の検討を始めたのは離乳食を開始する生後5ヶ月ごろ。
そろそろ食事用スタイを購入しようと思い、情報収拾を始めました。
使い捨てのスタイや、ビニール製や布製のスタイなど様々な種類の商品が数多く販売されていますが、私がポイントにしていたのは、「洗えて繰り返し使える」という点と、「丈夫で長く使える」という２点でした。
ベビービョルンの「ベビースタイ」は、プラスチックのような素材で繰り返し何度も使うことができ、また布製のスタイに比べてカビにくいので長く使えるとの評判がインターネットの口コミに多く書かれていたので購入を決めました。
ピンクや水色などカラフルで色を選ぶのは迷いましたが、男女問わず使えそうだったのでこちらのオレンジを購入しました。
２．実際に使ってみたらこうなった
離乳食開始前からベビービョルンの「ベビースタイ」を準備していたので、離乳食初日から使おうと思っていました。
ですが、素材が硬く、まだまだ身につけ慣れないものを身につけるのが苦手だった息子はこのスタイを着けた瞬間、大泣き！
取って！と言葉では言えなくても、全身で表現しており、様子を見ていた夫にも「泣いていると離乳食どころではないね」と言われ、とても残念でしたが初日は使用することを諦めました。
初回の使用で泣かれてしまったので、その後しばらく使用はやめていたのですが、離乳食にも慣れた生後7ヶ月頃に、ふと思い立ってこちらを試してみたら何の抵抗もなく着用することができました。
それまでは嫌がらないように、と首にガーゼを巻いたり、軽い布製の食事スタイを使っていたのですが、その頃には食事自体が楽しくなっていたので、スタイが変わっても問題はなかったようです。
３．その後、どうなったか？
そこから、現在の１歳7ヶ月まで、ほぼ毎日このスタイを使用しています。
今ではこのスタイと「ごはん」がしっかり息子の頭の中で繋がっているようで、ご飯をお終まいにしたくない時は「スタイを取らない！！！」と抵抗しますし、逆にご飯をもういらない、と表現したい時には「取ってー」と訴えてきます。
１年近く毎日使用していますが、留め具が劣化して外れにくくなることもないですし、都度洗ってしっかり乾くので、一度もカビが発生したこともありません。
買い替えを必要だと思ったことは今のところないため、購入時のポイントの１つだった耐久性の面から見てもとても満足です。
「ベビービョルン 食事用スタイ」の評価
１．良かった点
まずは、「洗って繰り返し使える」という点です。
１歳7ヶ月で食事も自分で少しずつ上手にスプーンを使って摂れるようにはなってきましたが、それでも子供なので大量の食べこぼしが出ます。
布製のスタイだと、ご飯粒やその他食材がべっとりとこびりつき、洗濯機で洗おうとしても一度予洗いが必要になります。
一方、この食事用スタイはエストラマーというプラスチックのような素材なので、水道で食べこぼしを洗い流し、そのまま食器用洗剤で洗えるのでとても使い勝手が良いです。
また、布に防水ビニールがついたような食事スタイも保育園に合わせて併用していますが、こちらは一定期間使用すると、どうしてもカビが発生してしまい、買い替えが必要になります。
ですが、このベビービョルンのスタイはカビない素材ですし、すぐに洗って乾かせるので清潔に使うことができています。
また、食物をキャッチする「ポケット」が優秀！だと思いました。
汁物を飲む時も、他のスタイだとなかなかキャッチするポケットに入らず、結局洋服を濡らしてしまうことが多いのですが、こちらの商品はキャッチするためのポケットのマチが広く、汁物が口からこぼれても大丈夫です。
汁物をこぼしても、ご飯をこぼしても、大きなマチのポケットが受け止めてくれるので母親としても安心して本人に食べることを任せられます。
あとは、「付け外しが簡単なのに取れない！」と感じました。
こちらのスタイは布製でよくあるマジックテープの留め具ではなく、丸いパーツを引っ掛けて留める仕組みになっているので、ずれたり落ちてきたりしません。
本人が自分でスタイを取り外す、というのはなかなか難しいですが、親としては勝手に外してスタイを投げたり、食物がポケットにたくさん入ったままスタイを外してしまって食物が散乱することを防げているのでとても助かっています。
２．改善し欲しい点
こちらの商品に対して現在は改善してほしい点は思いつきません。
はじめのうちこそ素材が固くて、息子によっては着用が不快だったようです。
しかし、現在では慣れてしまいましたし、今ではしっかりとした素材だからこそのメリットが大きいです。
また、折りたたみができず、かさばるため外出時に持っていくのには適していないと思いますが、それも汁物をキャッチして落下しない結果につながっているので、私は現在の形状と素材にとても満足しています。