リッチェルから発売されている「コップでマグ」の実体験レビューを紹介します。
口コミ情報のひとつとして参考にしてください。
リッチェルの「コップでマグ」を使ったらこうなった
このコラムは1歳の子供を持つyo-koさんによる商品レビュー記事です。
1.なぜ買ったのか?
我が家が「コップでマグ」の利用を始めたのは生後6ヶ月ごろで、離乳食にも少しずつ慣れてきたころでした。
その時はほとんど母乳で水分を補っていて、白湯や麦茶を飲ませなくとも大丈夫でした。
しかし、離乳食が進むにつれて我が子はちょっと便秘気味になってしまったこともあり、しっかり水分が摂取できるようになってほしいと思うようになりました。
最初は、ストローと哺乳瓶の間とされているスパウトを試してみました。
ところが口元に持っていくと、なんとなく咥えてはみるものの、全く吸う気配がありません。
「ちゅーちゅーするんだよー」と声をかけて、私も吸う真似をしてみたりと何度か試しましたが、結局スパウトでは一度も飲むことができませんでした。
その後、最初からストローマグを使うことも考えましたが、そもそもストローで吸うことがわからないのではないかと思っていたところに見つけたのが「コップでマグ」でした。
一番の魅力は、フタ部分を押せば液体が勝手にストローを上がってきてくれることです。
これなら、「ストローは吸うもの」ということがわからない赤ちゃんでも、理解してくれるのでは!?と思い早速購入しました。
2.実際に使ってみたらこうなった
届いて開封すると、パーツはストロー、フタ、取っ手付きのコップでした。
ストローは取り替えが可能になっており、通常のものよりやや太めに見えました。
早速、白湯を入れて赤ちゃんの前に差し出してみました。
スパウトと同じく、とりあえず咥えてみる赤ちゃんでしたが、やはり自分で吸い上げる動作は見せません。
そこで、フタのボタンを軽く押してみると、スッと水が上がってくるのが見えました。
赤ちゃんはストローから水が出たので、ちょっとびっくりして口を離しましたが、口元から水がこぼれることもなく、丁度良い量が飲めたようです。
その後、何度か口に運んではボタンを押して飲ませて、また押して……という動作を繰り返しました。
嫌がって泣くようなそぶりもなく、ちょっとずつ飲んでくれて驚くほどスムーズにストローデビューができました。
3.その後、どうなったか?
その後、「コップでマグ」はご飯のときのお供として食卓に並んでいます。
ボタンを押して飲ませるという動作をしたのは最初の数日だけで、早々にストローの使い方を覚えてくれました。
最初は吸う加減がわからず、口に入れた離乳食がマグの中に逆流することもありましたが、今ではスムーズにゴクゴク飲んでいます。
一時は掴んで振り回したこともありましたが、フタをしっかり締めていれば液体がこぼれることも少なく、とても助かりました。
生後9ヶ月ごろには自分で取っ手を掴んで飲めるようにもなりました。
離乳食完了期に入った最近では、ストロー付きのフタを外して、コップ飲みの練習用として使っています。
まだ自分で飲むことはできませんが、飲み物が入っていると理解しているからか、飲みたいときはマグを指差して教えてくれます。
我が家ではほぼ毎日利用していますが、ストローは別売りの替えを月一度交換する程度です。
本体に傷や劣化はなく、コップ飲みができるようになるまで今後も使っていくことができそうです。
リッチェル「コップでマグ」の評価
1.良かった点
スムーズにストローに移行できたため、使ってよかったと思えるアイテムのひとつです。
さらに子供がストロー飲みからコップ飲みへと成長するのに合わせて使い方を変えることができるので、今後もしっかり活躍してくれそうな点がとても気に入っています。
実際にストローが飲めたら、自分で持つようになり、さらにコップにもチャレンジしているので、このマグで我が子の成長を感じられるのも嬉しいポイントでした。
入る量は少しなので持ち運びには向きませんが、材質は軽量なので、子供がつかんで振り回したとしても、顔や体にぶつけてケガをすることもなさそうです。
普通より太めのストローもくわえやすいように思います。
また、同じリッチェルのお出かけ用ストローマグとストローの形状が統一されているので、後にストローマグを買い足した時にはスムーズに使い始めることができました。
ほかにも、外からみても中身がわかることや、洗うパーツが少なくて済むことなど、シンプルだけど小さな「使いやすい」が積み重なっていて、非常に助かっています。
特に離乳食が3回になって毎食の洗い物の手間が増えたので、パーツの少なさには助かっています。
子供の口に入ることを考えるときっちり洗ってあげたいと思っていたので、簡単に解体できて洗いやすく、汚れがたまりにくいのはとても嬉しいポイントだなと感じています。
2.改善し欲しい点
全体的にシンプルで機能的なアイテムなのですが、私にとって使いづらさを感じるポイントもありました。
それは、吸いやすさを重視しているアイテムのため、ちょっとフタに圧がかかるだけで中身がでてきてしまうことです。
コップを持つ際にフタ部分ではなく、フチを持てばいいのですが、子供はお構いなしにフタに手をのばしてしまうので、無駄にこぼしてしまうことも。
拭く手間はさほど多くありませんし、フタをとってコップ練習用に移行してからはあまり気に留めなくなりましたが、一時はちょっと使いにくさを感じました。
同じサイズで中身が出てこないフタもあればいいのになと思います。