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リッチェルから発売されている「離乳食スタートセット」の実体験レビューを紹介します。
「離乳食スタートセット」を使ったらこうなった
このコラムは１歳の子供を持つakichanさんによる商品レビュー記事です。
１．なぜ買ったのか？
娘の初めての離乳食用の食器として購入しました。
５カ月を過ぎたころ、ベビー用品売り場に離乳食用の食器を買い物に行きました。
初めはとにかく少量なので、食器の容量は小さい方が作業がしやすいと思い、一番小さいカップはどれか、ということを考えながら商品を選びました。
私が行った売り場では、この離乳食スタートセットに付属しているカップが一番小さいように見えました。
また、カップにとりつける保冷剤が付属されていて、熱いお粥などを冷ますのに便利そうだと思いました。
あとは、他の商品がナチュラルな色合いが多いように思いましたが、「離乳食スタートセット」はカラフルな色合いが可愛くて自分好みだったので、そちらも購入の決め手のひとつでした。
２．実際に使ってみたらこうなった
初めて離乳食では、「離乳食スタートセット」のカップとスプーンで１０倍粥をあげました。
娘は不思議そうな顔をしましたが、一応食べてくれました。
スプーンは、柔らかすぎず硬すぎずの少しだけしなるような感触で、口当たりが良くなるように作られていると思いました。
１０倍粥は多めに作って冷凍している方が多いと思いますが、この商品はカップだけでなく蓋も電子レンジに対応しており、電子レンジで解凍する際にサランラップを使う必要がないため便利だと思いました。
解凍した直後はもちろんアツアツで、適温に冷やすためにカップに保冷剤をセットしてスプーンで混ぜると割と早く適温になります。
しかし、一度使うとすぐに保冷剤が熱くなってしまい、１回の離乳食で１つの食べ物にしか使えないかなという印象でした。
３個ずつあるカップとスプーンは、それぞれ色分けされてセットになっているため、お粥から、徐々に野菜やたんぱく質が増えたときに、誤って味が混ざってしまうようなことがなかったことも良い点だと思いました。
また、この頃に一度だけ離乳食を外出先に持ち歩く必要があったため、このカップに入れて持ち歩きをしましたが、特に漏れてしまったりするはありませんでした。
３．その後、どうなったか？
２回食になった頃から、カップと併せてプレートも使うようになりました。
カップ二つは上のへこみに置いて、野菜やたんぱく質のおかず、下のへこみの部分には主食、というような形で使うことが多かったです。
プレートも電子レンジに対応しており、冷凍食材を電子レンジで解凍後、そのままテーブルに運んで行けるので、作業はラクでした。
また、お湯で溶く粉末状のベビーフードを使用するときには、付属の計量カップが役立ちました。
娘は食べる量が増えいかず、離乳食を食べさせることに苦労しましたが、今思うと、その苦労の日々を離乳食スタートセットが支えてくれたような気がします。
離乳食作りは面倒なことも多いですが、離乳食スタートセットを使えば簡単に作業が出来ますし、料理下手な私でも色合い良く、キレイに見えるように盛り付けをすることが自然とできました。
その後、成長と共に食べられる量が徐々に増えたため、娘が１歳を過ぎたころから、プレートに収まる程度の量では物足りなさそうに見えたので、使用率は減っていきました。
プレートを使用しなくなってからも、カップについては冷凍したおかずなどを少量だけ解凍するときに使っていました。
しかし、それも徐々にカップに入らない量になってきたため、カップの方も使わなくなりました。
スプーンも1歳を過ぎた娘には少し柔らかすぎるのかな？と思い、もう少し大きくて硬い素材のものを買い換えました。
現在では、この離乳食スタートセットは、ままごと遊びの道具として使用しています。
リッチェル「離乳食スタートセット」の評価
１．良かった点
離乳食の初期に使う食器は、私は小さめなものが使いやすいと考えています。
「離乳食スタートセット」は、初期はカップだけで使うこともできるし、種類が増えたらプレートと併せてお子様ランチ風に使うことができます。
使用期間としては、離乳食開始から最大でも離乳食完了期くらいまでなので、長く使えるわけではないと思いますが、値段はお手頃なので買って損は無いと思います。
お手入れも食器選びの重要なポイントとなりますが、スポンジでの食器洗いでは洗いにくいと感じたことはなく、また、食洗器で洗うこともできます。
消毒方法も電子レンジ、薬液消毒、煮沸と全てに対応しているので助かります。
そして、食器は使いやすいだけでなく、見た目も大事だと思いますが、私はカラフルでかわいいと思います。
２．改善して欲しい点
離乳食を作って食べさせるという基本的な機能については特に不満はありません。
強いて言うなら、付属の保冷剤は使うとすぐ熱くなってしまい１種類しか冷やすことができなかったので、もう少し冷えた状態が長持ちするような素材になって複数の食べ物を連続して冷やせるようになると、さらに良いと思いました。