荒井良二の絵本~読み聞かせにおすすめの5冊~

荒井良二さんが手掛けた絵本の中で、子供に読み聞かせをしたい選りすぐりの作品を紹介します。

荒井良二はどんな人?

【プロフィール】 1956年に山形で生まれる。日本大学芸術学部芸術学科を卒業後、イラストレーターとして絵を描く。1991年、「ユックリとジョジョニ」(ほるぷ出版)で絵本作家デビュー。2005年にスウェーデンで設立された「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を日本人初受賞し、国内外で魅了されています。

もじゃもじゃヘアーに丸い眼鏡が印象的な男性絵本作家さんです。

メッセージやストーリーをはっきりさせない絵本の内容が、子どもにはスッと受け入れられ、大人は考えることでハッとさせられます。

鉛筆やクレヨン、アクリル絵の具など、様々な画材を使用していて、線の書き方や色の重ね方に荒井さんの独創性が感じられます。

絵本の中の温度や美味しい味、楽しい気持ちや風などが感じられ、読んでいるうち絵本の世界に包まれそうです。

荒井良二のおすすめ絵本

1.【偕成社】スースーとネルネル


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【年齢】3歳頃~
【あらすじ】スースーとネルネルは中々寝ない子ども達です。ベッドに入ってからも2人はお話を作って遊び、お話の世界で冒険をします。

男の子の「スースー」と女の子の「ネルネル」が登場し、ベッドに入った2人は目をつぶりながらお話を作っていきます。

時計のようなおばけのような姿の「トケイ」に吸い込まれ、建物やジャングルの中を冒険。

怖がり屋のスースーを「たのしいわよ」と励ましながら進んでいくネルネル。

2人が作ったお話の世界は不思議な物がたくさんあります。例えば、銅像の顔がちょうちょだったり、ものすごく大きいビスケットです。

絵本の最後のページには小さな星が輝き、「おやすみ」の文で物語が終わるので、寝かしつけの際の絵本としてピッタリです。

2.【偕成社】たいようオルガン


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【年齢】3歳頃~
【あらすじ】「たいようオルガン」はオルガンを弾く太陽です。オルガンの音が聞こえる中、ゾウバスは走り続けます。オルガンの音は、曇ると小さくなり、晴れたら大きくなる。ゾウバスの上にはいつもたいようオルガンがあります。

目鼻口とヒゲがある「たいようオルガン」と、象の形をした「ゾウバス」が登場します。

「みち でこぼこ」「かぜ きもちいい」など、助詞が使われていない部分が多く、ゾウバスの疾走感を表現しているそうです。

乗りたい人はどうぞ、降りたい人はどうぞと、ゾウバスに乗るのは自由。行き先も畑がある場所、家の多い所、ビルの多い所、海など自由です。

「のりたいひと てをあげて」の文を読んだら、子どもは手をあげてしまいたくなるでしょう。

たいようオルガンが出てきた朝から物語は始まり、つきオルガンが出てくる夜までゾウバスは走り続けます。

1日の終わりにホッとした気持ちになりたい時におすすめの絵本です。

3.【小学館】ヒメちゃん


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【年齢】4歳頃~
【あらすじ】ヒメちゃんは宝物を探しに一人で旅に出ます。だけど宝物は何だったか思い出せません。オージ君も一緒に宝物探しに協力し、やっと見つけることができました。

女の子の「ヒメちゃん」が主人公の物語です。

文が長いので、物語が聞けるようになった4歳以降の女の子にオススメの絵本です。

5つの物語で構成されていて、それぞれの終わりには、宝探しでその日に起きた出来事をヒメちゃんが振り返って書いた「ヒメちゃんえにっき」という絵日記があります。

楽しそうに描かれた絵日記を見ると、「わたしも絵日記を書きたい!」と思うキッカケになるかもしれません。

宝探しの旅の途中で出会ったおばけは「ケーキ」、かがやくボールたちは「ほうせき」など、様々な宝物をヒメちゃんに提案してくれますが、ヒメちゃんの宝物はどれも違いました。

みんなにはそれぞれ大切にしたい宝物があることが絵本を読んで分かります。

自分探しに一生懸命なヒメちゃんと、オージ君のヒメちゃんへの一途な思いに、心が温まることでしょう。

4.【偕成社】はっぴぃさん


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【年齢】2歳頃~
【あらすじ】困ったことや願いを聞いてくれるという「はっぴぃさん」を探して、山に登った男の子と女の子。だけど、はっぴぃさんは一向に現れません。

いつものろのろしている「ぼく」と、いつも慌てている「わたし」が登場します。

別々の場所から出発した2人が川で出会い、山で追い越し追い越され、はっぴぃさんが現れるという大きな石の上で座ります。

お互い、はっぴぃさんへのお願いを聞きました。すると「のろのろはなんでもていねいだからだとおもうわ」と「わたし」が、「あわてるのはいっしょけんめいだからだとおもうよ」と「ぼく」が答えてくれました。

自分の短所は、見方を変えると長所であることに気付かされる絵本です。

絵本を読み終わった時、心が満たされ、パパやママも「はっぴぃさん」に会えたような気持ちになるでしょう。

5.【偕成社】きょうはそらにまるいつき


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【年齢】0歳~
【あらすじ】赤ちゃんやバレエの練習を終えた女の子、遠い山に住んでいるクマなどが登場します。見上げても見上げなくても…誰の上にも満月が輝いています。

第22回日本絵本大賞を受賞した作品です。

幻想的に輝く満月と人や動物の生活を描いています。

1ページに1~2行の文が少ない絵本で、読んでいるパパやママも絵をゆっくりと見れることでしょう。

静かな夜にそれぞれの生活があり、今この瞬間、私とは別の人は何をしているのだろう?と考えられることもできます。

どんなことがあっても必ず夜は来ます。そして空にはお月様があります。

「ごほうびのような おつきさま」を眺め、今日も幸せだったと思い、明日への元気がもらえる絵本です。

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