2歳児はこんな会話をしている(実例集)

2歳6か月から2歳11か月頃の子供がどのような会話をしているのか実例をご紹介します。

事例として紹介している会話は主にcawaiku編集スタッフの子供である2歳8ケ月の女の子の会話に基づいています。

なお、2歳半から3歳までの子供は2語文が話せて、語彙の数は900語にもなると言われていますが、言葉の発達には個人差があり、参考にしている女の子はそれよりも早く言葉が発達しています。

反対に2歳半頃でも2語文を話せない言葉の遅い子も多くいます。

2歳~2歳半未満の子供の会話については、こちらの記事を参考にしてください。

2歳~2歳6か月の子供がしゃべる言葉(実例)
2歳を過ぎると話せる言葉が一気に増え、簡単な2語文を話すようになります。 2歳(2か月)の子供がどのような言葉を使...

現在・過去・未来についての会話

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2歳~2歳半頃になると「〇〇した!」という過去形を使えるようになります。

2歳半を過ぎると、さらに「昨日」「明日」といった言葉を使って会話が成立するようになってきました。

1.現在についての会話

親「おもちゃは、ご飯食べてからやろうね」

「いやだ!今、パズルするの!」

2歳半児は、基本的に本人の「欲望」が話す内容の中心になります。

「〇〇したい!」ということを強調するために、「今」という言葉を使うのです。

2.過去についての会話

「昨日、ライオンさんみたの!」

親「へーすごいね。怖くなかった?」

「こわくない!ガオー、ガオー!」

実際に昨日見たわけではなく、過去のことは、全て「昨日」と表現しています。

単に動詞を過去形にするだけでなく、「昨日」という時系列を示す言葉も使えるようになっています。

ちなみに、2歳前後だと、「怖くなかった?」と聞くと「こわくなかった」とオウム返し(言葉を真似ているだけ)をしまていましたが、2歳半になると、知っている言葉も増えて、オウム返しではなく、会話として成立するようになってきました。

3.未来についての会話

「あした、ほいくえん?」

親「あしたは、保育園じゃないよ」

「お父さん?お母さん?」

親「明日は、お父さんと、お母さんと一緒だよ。どう?嬉しい?」

娘「(ニコニコしながら)嬉しい!」

2歳半を過ぎるようになると、未来について想像して話すことができるようになってきました。

これまで、今と過去しか存在しなかったのに、未来も考えられるようになっています。

言葉遊びを楽しむ会話

1.反対言葉を使う

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親「今日は、カレーだよ!たべよー」

「やったー、トコちゃん、カレー大好きなの!」

親「そうか、よかったねー!どう、おいしい?」

「(パクパクとかきこみながら)おいしくない!」

本当は「おいしい」のに「おいしくない」と言うことがあります。

これは、「〇〇したい」「○○したくない」といった意思表示をする言葉を上手に使えるようになったので、言葉遊びをしているようです。

また、わざと反対の言葉を言って、大人の反応を見たり、気を引こうとしているようです。

2歳くらいだと、「○○したくない」ではなく、単に「いやいや」と言うだけですから、実は言葉として大きく進歩しています。

親からすると「本当はどう思っているのか」がよくわからないため、若干「イラっ」としますね。

2.「大好き」を連発する

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「トコちゃん、おかーさん、だーいすきなの!」

親「わー嬉しい!お母さんも、トコちゃんのこと大好き!おとーさんのことは?」

「すきじゃない!」

心から大好きと言うこともありますが、基本的に「大好きと言うと大人が喜ぶ」ということを理解して連発してきます。

例えば、イチゴを食べている時に「おとーさん、大好き」と言って、もらおうとしたりします。

3.「これなに?」を連発する

「これなに?」

親「大根だよ。煮物にするの。」

「これなに?」

親「レタス。サラダに入れようね」

「これなに?」

親「・・・。これは、何ですか?」

「ニンジン!」

2歳半を過ぎてから、知らないモノに対しても、知っているモノに対しても、「これなに?」といって質問をするようになりました。

ちなみに理由を聞く「なんで?」という言葉はまだ使っていません。

「イヤだ」が流行語になる

親「公園着いたよ!じゃあ、ブランコしようか?」

「いやだ」

親「じゃあ、すべり台は?」

「いやだ」

親「シーソーは?」

「いやよー。お砂でカレー作るの!」

イヤイヤ期は1歳半ころから始まります。

そして、2歳半を過ぎるとイヤイヤ期も極限に達します。

とにかく、自分が「やりたいこと」以外の提案を大人がすると、全部「いやだ」と言い返します。

首を振りながら「いやん、いやん」なんてかわいい言い方ではありません!

「やだよ、ばーか!」みたいな雰囲気で「いやだ」と言うのです。

事例の女の子が通う保育園でも「いやだ」が流行っているようで、みんな「いやだ」「いやだ」と言っています。

数を数えることができる

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親「(絵本をみながら)じゃあ、ライオンさんは何匹いるかな?」

「いち、にー、さーん、しー、ごー、5匹!」

親「正解!すごいねー!」

1歳後半から2歳くらいでも、数を数える「数唱」はできますが、2歳半を過ぎると、さらに数の「集合」の概念を理解しはじめるようになり、その場にいくつあるか分かるようになってきます。

事例の女の子は年齢と同じ「2つ」までであれば確実に数えることができます。

しかし、4個以上はあやふやなことも多く、4個しかないのに「6」まで数えたりします。

色を覚える

親「赤いクレヨンかしてくれる?」

「いやだ!トコちゃんが使うの!」

親「じゃあ、青いクレヨンは?」

「いいよ!はい、どうぞ!」

モノに「色」という概念があり、名前があることは、2歳半前後でも理解しているようです。

しかし、実際に「正しい色」を理解するまでに、さらに3ヵ月くらい要しました。

「これは何色?」と聞いて理解できている色は、「赤、青、黄、緑、白、黒、ピンク」といった原色だけです。

「紫」「オレンジ」「茶色」といった中間色はまだ理解できず、上記の色のどれかと混同します。

不思議な言葉で絵本を読む

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「とこちゃん、絵本読んであげるね!」

赤ちゃん「・・・」

「しっぽのあるバスていに」

赤ちゃん「・・・」

「ちゅーちゅー、バスが来ました!」

赤ちゃんなどに、簡単な絵本をページをめくりながら読んであげることができます。

しかし、まだ文字が読めないため、記憶を頼りに読むだけです。

その結果、「印象に残っているフレーズ」だけで構成された、意味不明な文章で読み聞かせをしてあげています。

多語文を使って会話ができる

「とこちゃん、昨日、1人で新幹線のったの!」

親「えー1人で乗ったの?はやかった?」

「はやかった!びゅーんていったの!」

2語文、3語文を過ぎて4語、5語と多語文で話せるようになります。

でも、助詞はまだ上手に使えません。

ちなみに「1人で〇〇した!」というフレーズも良く使います。

大人に「えらいね!」「すごいね!」と褒められるとわかっているからです。

従属文を使える

親「あした、天気悪そうだな・・・」

「あした、雨降るの?」

親「そうみたい。」

「やったー!トコちゃん、長靴はいていい?」

2歳半を過ぎると、「〇〇という状況になったら、○○できる。」という因果関係を理解できるようになってきます。

同じように、「○○したら、怒られる」「○○したら、ほめられる」などの善悪も理解しています。

理解はしていますが、2歳児はまだまだ今したいことを優先するため、先を見越しての行動につなげることはできません。

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