新井洋行の絵本~読み聞かせにおすすめの5冊~

新井洋行さんが手掛けた絵本の中で、子供に読み聞かせをしたい選りすぐりの作品を紹介します。

新井洋行はどんな人?

【プロフィール】
1974年東京生まれ、東京造形大学デザイン科を卒業。ゲーム会社のデザイナーをして就職するが6年後に退社。絵本作家を目指す。2006年、「四文字熟語ワンダーランド」(フレーベル館)でデビューし、子どもが生まれたことがきっかけで赤ちゃん向けの絵本を製作するようになる。2009年に発行された「れいぞうこ」(偕成社)がヒットし、世間に知られるようになる。

もじゃもじゃパーマがトレードマークの絵本作家さんです。

月に10冊以上の新刊が発行され、新しい絵本にどんどん出会うことができます。

身近にあるもの全てが絵本のテーマとなっているようで、私たちの生活の中で見たり触れたりする物ばかりです。とても親しみやすい絵本です。

2人の娘さんのパパであり、保育園の行事や病院の付き添いをするなどのイクメンぶり。

絵本を読むことは自身も好きで、娘さんが小さい時にはよく読んでいたとか。

自分の子どもが喜ぶ絵本が作りたいと思ったのが、今の作風の原点となっているのです。

赤ちゃん向けの番組でキャラクターデザインも担当しているので、赤ちゃんを育てているパパやママなら、絵を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

新井洋行のおすすめ絵本

1.【えほんの杜】いろいろばあ


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【年齢】0歳・1歳・2歳頃
【あらすじ】赤・青・黄色の絵の具が「いろいろ…ばあ」と飛び出してきます。混ざりあって他の色にも変化します。

横ではなく縦に開く絵本で、絵の具が勢いよく飛び出す様子を実感することができる作品です。

色の三原色である赤・青・黄色の絵の具たちが登場して、混ざり合って違う色に変化していきます。

様々な色が飛び出す「いないいないばあ」遊びを楽しむことができます。

「いっくよー!」の掛け声で子どもの注目を引くことができ、「いろいろ…」の後に続く言葉が「ばあ」だけでなくページごとに変わるので、最後まで集中して見てくれるでしょう。

色は混ざることで他の色に変化することを学べ、子どもの色彩感覚を養うのに役立つ絵本です。

2.【瑞雲舎】むすんでひらいて


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【年齢】1歳・2歳・3歳頃
【あらすじ】ねこさんが青いおばけと出会い、青いおばけがピンクのおばけを起こし、3人でお弁当を作りピクニックへ行きます。

童謡「むすんでひらいて」のリズムと音程で読むことができる絵本です。

1回の読み聞かせで、4度も「むすんでひらいて」を唄います。

リボンを結んでいるねこさんと、頭がぎゅっと結ばれているおばけが登場。

「お弁当袋の口を結ぶ」「窓を開く」など、手をグーパーさせるだけではない、「むすんでひらいて」の新たな楽しみ方を発見できます。

唄うと一体感が生まれるので、大勢の子ども達に読み聞かせをする時におすすめの絵本です。

おばけと出会って嬉しそうなねこさんの顔や、おばけ同士がタッチをしている笑顔の絵で、読んでいるみんなもつられて笑顔になれることでしょう。

3.【くもん出版】おばけとかくれんぼ


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【年齢】1歳・2歳・3歳頃
【あらすじ】おばけの家に遊びに行ったら、おばけ達が隠れていた。いすの後ろや宝箱の中をさがしてみよう。

「えほんとあそぼ」シリーズの中の1作品です。

5人のおばけにはそれぞれ名前が付いていて、カラフルで個性的。

おばけが苦手な子どもでも、楽しんで遊ぶおばけ達を見たら、きっと読むことができるでしょう。

「やってみて!」と絵本の文章からうながされ、「赤いところを押す」「数を数える」「犬の鳴きマネ」など、子どもが絵本を触ったり、行動することで、お話が進行する参加型の絵本です。

子どもと一緒に考えながら絵本を読むことで、知育効果も期待できます。

4.【岩崎書店】しろとくろ


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【年齢】0歳・1歳・2歳頃
【あらすじ】しろとくろが「ぐにゃー」と動き出し、様々な形に変化していきます。

白と黒の色だけで描かれた絵本です。

新生児でも認識しやすい色と、興味をひく「顔」が出てくるので、赤ちゃんのファーストブックにおすすめです。

しろとくろが「ぎゅー」と縮まり、次のページで「ぼん」と弾け飛ぶ部分が、「いないいないばあ」の遊びに類似しています。

「ぎゅー」を溜めて読むことで、期待感が生まれ、子どもが笑うこと間違いなし。

オノマトペで表現されているところが多く、リズムも良いので、読んでいるママも楽しくなれるような作品です。

5.【えほんの杜】おつきさまのかぞえうた


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【年齢】1歳・2歳頃
【あらすじ】お月様がお空から見つけたもの「ひとつ、ふたつ、みっつ…」とかぞえ唄にして歌います。

柔らかな黄色のお月さまが子守唄を歌っているようで、寝かしつけの際にぴったりな絵本です。

夜にちなんだ「ねこ」「おばけ」「ひつじ」などが登場し、子ども達の知らない夜の世界を垣間見ることができます。

リズミカルな文章なので、心地よくリズムに乗って読んでみてください。

読んでいる声を徐々に小さくしていくことで、子どもをゆっくりと眠りに誘うことができます。

「おやすみなさい♪」で絵本が終わるので、そのまま絵本を閉じ電気を消すことで、スムーズに入眠できます。

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