村山桂子の絵本~読み聞かせにおすすめの5冊~

村山桂子さんが手掛けた絵本の中で、子供に読み聞かせをしたい選りすぐりの作品を紹介します。

村山桂子はどんな人?

【プロフィール】
1930年、静岡県生まれ。文化学院卒業後、お茶の水女子大学幼稚園教員養成課程修了。1965年まで、幼稚園に勤務。1955年、第二回全国児童文化教育委研究大会童話コンクールに入選。「たろうの」シリーズ、「おかえし」、など著書多数。

村山桂子さんは絵本作家です。

幼稚園児が主人公の「たろうの~~」シリーズが人気の作家さんです。

村山さんの作品には、繰り返しなどの規則性があり、単調な中にも、次の展開を予想しながら楽しく、読むことができます。

また、多くの作品が家族やご近所さん、ペットなどとの信頼関係や絆がテーマとなっており、愛情の溢れた物語が展開されています。

村山桂子おすすめ絵本

1.【福音館書店】おかえし


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【絵】織茂恭子
【年齢】3歳頃から
【あらすじ】たぬきの家の隣に越してきたきつねは、苺を手土産にご挨拶に訪れる。
たぬきは、そのお礼に、筍をおかえしに届ける。すると、きつねもまたそのお返しを届けて、お互いのお返しの渡し合いが続き、終いに家は、頂いたものばかりになってしまう。

ご挨拶やお裾分けは、ご近所さんとの気持ちの良いお付き合いには欠かせない習慣です。

しかし、この絵本のきつねとたぬきの奥さんたちは、少しやりすぎなのです。

相手を思うあまりに、おかえしがどんどん続いて、切りがなくなり、家のものを全部あげてしまいます。

子供たちは、奥さんたちが繰り返す「先程はありがとう。これは、おかえしの、おかえしの、おかえしの、おかえしです。」とどんどん増えていく「おかえし」という言葉の連続がとても気に入り、大いに喜びます。

2.【福音館書店】ひつじのむくむく


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【絵】太田大八
【年齢】3歳頃から
【あらすじ】子羊のむくむくは、農場のみんなに遊んで欲しいとせがむが、「忙しい」とあしらわれる。遂にはオオカミにも声を掛け、平気で付いて行ってしまう。それを見ていたあひるの知らせを受け、忙しいと言っていたお百姓さんたちは、仕事を止め、一目散にむくむくを助けに向かう。

子羊のむくむくは、農場にいるみんなの事が大好きです。

遊んで欲しいとせがんで回りますが、ことごとく、自分の仕事で忙しいとあしらわれてしまいます。

ですが、みんなもむくむくを大切に思っています。

その証拠に、むくむくがオオカミに襲われると知ったみんなは、自分の仕事を放り投げ、一目散にむくむくを助けに駆け出し、助けます。

この一件から、みんなの愛情に気づき、心が満たされたむくむくは、遊んで欲しいとせがむ事はありませんでした。

聞いている子ども達は、大事にされているむくむくを自分と重ねて、むくむくと同じように心が愛情に満たされるのでしょう。

我が子に愛情を伝えるのは、時に難しいものですが、この絵本はそんな場面の一助になってくれます。

3.【フレーベル館】はねーるのたんじょうび


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【絵】柿本幸造
【年齢】4歳頃から
【あらすじ】お母さんが誕生日ケーキを買いにでかけ、はねーるが妹と留守番をする間に、おじいちゃんがけがをしてしまう。はねーるはお医者さんを呼びに行き、必死に看病する。頑張るはねーるに、おじいちゃんから、手作りの椅子と机をプレゼントされ大喜びする。

誕生日は特別な日ですが、絵本に登場する、うさぎのはねーるも一緒です。

しかし、誕生日の準備のために、おつかいに出掛けたお母さんを待つ間に、おじいちゃんがけがをしたり、妹が泣いてしまったり。

でも、はねーるはお医者さんと呼びに行ったり、妹を慰めたりと頑張ります。

そしてお母さんが帰ってくると、おじいちゃんからプレゼントをもらい、みんなにお祝いされます。

聞いていている子供達は、大切な誕生日なのにトラブル続きの展開にドキドキするでしょうが、最後はみんなに愛されている幸せそうなはねーるをみて、きっと心が温まるでしょう。

4.【福音館書店】たろうのばけつ


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【絵】堀内誠一
【年齢】3歳頃から
【あらすじ】たろうが幼稚園で作った自慢のバケツ。にわとり、あひる、犬に貸してあげるが、猫に貸したあとには戻って来なかった。みんなで探していると、きれいなお花を生けるために、お母さんが花瓶として借りていた。

たろうは、幼稚園で作ってきたバケツをお母さんに褒められて、猫、犬、あひる、にわとりにと披露しにいきます。

次の日、披露したバケツを貸して欲しいと動物が次々にやってきます。

にわとりはハンドバック代わりに、あひるは行水のためにとバケツが活躍します。

実は、披露した順番と逆の順番で借りにくるのですが、その規則性に気づくことができると、子供達は「次に来るのは犬だよ」と自慢げにお話しすることでしょう。

そうなったら「じゃ、犬はバケツを何に使うかな?」、「次は誰が来るかな?」と、クイズのように楽しく読み進めることができます。

5.【教育画劇】もりのはみがき


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【絵】山口みねやす
【年齢】2歳頃から
【あらすじ】虫歯になってしまったかばくんは、町の歯医者さんで治療をしてもらい、歯ブラシをもらって帰ってくる。朝晩楽しそうに歯を磨くかばくんが羨ましくて、森の仲間たちも歯医者さんに行って、歯ブラシをねだる。あまりに大勢だったので、歯医者さんは一度は断るが、後日、森の動物たちにたくさんの歯ブラシを贈る。

子供たちに嫌われがちな、はみがきのお話です。

いつも元気なかばくんも、虫歯の痛さには、かないません。

大きな声で泣いている姿は、とっても痛々しいです。

虫歯の痛さを知らない子供たちは、どのくらい痛いのだろうと、かばくんを心配し、虫歯の痛みを経験した子供も、その痛さを思い出し、お話に聞き入ります。

歯ブラシを手に入れたかばくんや、森の動物たちは、実に楽しそうに歯を磨いています。

虫歯の怖さと、歯磨きの楽しみが織り交ぜられた、とっても愉快な教育絵本です。

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