子育て中の忙しいママ・パパのために育児の「時短ワザ」をご紹介します。
今回は、生後10か月の男の子を育てている「ゆうまママ」さんから、野菜フレークを使った離乳食づくりの時短ワザについて教えてもらいました。
炊飯器で離乳食用の蒸し野菜を作って30分の時短
1.野菜フレークでリゾットやおやき!
―どんな時短ワザか教えてください。
離乳食を作る際に「野菜フレーク(※)」をよく利用しています。
「野菜フレーク」の使い方はとても簡単で、単にお湯を入れてスプーン混ぜるだけです。
私はお湯で溶いたフレークをお粥に入れてリゾットにしたり、おやきの中に混ぜ込んで使っています。
難点としては「野菜フレーク」の商品は、普通の野菜よりも割高であるということです。
※「野菜フレーク」とは、フリーズドライした粉末状のインスタント食品です。赤ちゃん専門店の離乳食コーナーに置かれています。
2.離乳食づくりは手間がかかり過ぎる
―何がきっかけで始めたのですか?
息子が生後5ヶ月になって、離乳食が始まってからというもの、野菜などの食材を毎回すり鉢ですりおろして裏ごししてという工程がとても大変だったため、どうにかならないものかと思っていました。
たまたま赤ちゃんグッズ販売店で野菜フレークの存在を知り、これなら子どもがお腹を空かせてぐずっても、お湯に溶かすだけなのですぐに食べさせてあげることができるのではないかと思いはじめました。
3.子供も食べやすい
―どんな効果がありましたか?
野菜を「茹でる」「すりおろす」「裏ごしする」という3つの工程を省くことができて手間が減りました。
その結果、1日30分ほど時短できるようになりました。栄養もあるので重宝しています。
お湯に溶かすタイプの野菜フレークは舌触りも滑らかなので、子どもも食べやすいようでパクパク食べてくれます。
リゾットやおやき、ポタージュなどにアレンジもできるので助かります。
編集部MEMO
今回はお湯を入れるだけで離乳食になるインスタント食品の「野菜フレーク」を使った時短ワザを紹介しました。
子育て中のママ・パパにとっては離乳食に本当に悩みの種ですよね。
特に離乳食の初期は固形物が食べられないため、しっかりと茹でて、滑らかにすりつぶす必要があるのですが、本当に手間と時間がかかります。
王道の時短ワザとしては、ホウレンソウやニンジン、カボチャなどを1~2週間分の量で離乳食を作って、製氷皿で1日分ずつ冷凍していくという方法です。
多くの家庭ではこのやり方を採用しているのではないでしょうか?
「ゆうまママ」の野菜フレークを使う方法はさらに大幅な時短になります。
cawaiku編集部にも旅行先に野菜フレークや粉末のお粥を持って行って、簡易な離乳食を作っていたというスタッフがいますが、日常的に利用するという考えには至りませんでした。
確かに野菜フレークはちょっと高価ですが本当に便利な商品なので、日常的にも助かりますし、特に体調が良くないときなどには頼ってしまってもいいのではないでしょうか。
離乳食で全面的にフレークだけを使うのは少し気がひけるかもしれませんが、そうであれば「野菜フレーク」になっているにんじんやかぼちゃなどは、野菜フレークで代用して、だいこんやレンコンなど野菜フレークにはない食材を手作りすると言うようにすれば、離乳食の幅も広がりますよね。