子育て中の忙しいママ・パパのために育児の「時短ワザ」をご紹介します。
今回は、4歳の女の子を育てている「さくら」さんにランチプレートを使った時短ワザについて教えてもらいました。
ワンプレートのお皿に盛りつけて5分の時短
1.どんな方法ですか?
食事の主食(お米)・主菜(肉・魚のおかず)・副菜(サラダ・煮物など野菜のおかず)をそれぞれ別のお皿に盛り付けるのではなく、ワンプレートにまとめて盛り付けをする方法です。
2.どうして始めたのですか?
長女が2歳になった頃から始めました。
それまでは、お米やお肉、お野菜などを子供がきちんと認識できるようにそれぞれ分けていました。
しかし、忙しい朝や疲れている夜に1枚1枚お皿を洗うのが面倒になり悩んでいたところ、たまたま読んでいた育児本にワンプレート推奨の記事をみつけて実践し始めました。
3.どんな効果がありましたか?
まず、洗う時はプレート1枚なので30秒もあれば洗えてしまいます。
朝と夜をワンプレートご飯にしていたばあいは合計で5分以上の時短になっています。
また「この料理をどのお皿に盛り付けようか」と悩むこともなく、作った料理を1枚のお皿にどんどん乗せていくだけなので楽です。
我が家では木製のランチプレートを使用していますが、ワンプレートにすることで、それだけでお洒落なカフェプレートみたいになり、娘も「お店で食べるみたい」と喜んでいます。
ただし、木製のプレートはそれ自体はカフェのようでオシャレですが、茶色おかず(肉や魚のソテー、煮物など)の多いメニューにしてしまうと、色味が少なく見た目がいまいちになるという欠点があります。
編集部MEMO
今回はランチプレートに盛り付けて食後に洗う必要のある食器を少なくするという時短ワザをご紹介しました。
「食器洗い」の時短ワザとして真っ先に思い浮かぶのは自動食洗器を使うという方法です。
しかし、食洗器は初期費用がかかるので、より気軽にできる時短ワザとして、今回の「ワンプレートご飯」を紹介しました。
食洗器のあるないに関わらず、そもそも使った食器の数が少なければそれだけで洗う手間が省けますよね。
朝食をパンにしている家庭であれば、朝はワンプレートにしている家庭も多いと思いますが、和食や夕食でもランチプレートに盛り付ければ、さらに時短に繋がるでしょう。
最近では有機野菜や地産地消の材料を使って自然志向の素朴なメニューを提供するカフェやレストランが増えていますが、セットメニューをランチプレートで盛り付けているお店は本当に多くあります。
古民家をリノベーションして伝統的な農家の食事を提供するようなお店でも、木製や竹製のランチプレートを使って美味しそうに盛り付けていますよね。
毎食、同じランチプレートだと飽きやすいので、素材の違うプレートを用意して、料理に合わせて変化させると見た目にも楽しいです。
また、幼児向けには、できるだけ仕切りのくぼみが深いプレートを選ぶと良いでしょう。
くぼみが浅いプレートだとスプーンですくいにくいため、手を使って食べてしまいがちですし、また、おかずが仕切りを超えてしまい味が混ざってしまうこともあります。
くぼみが深いほうが、最後までキレイに食べてもらいやすいでしょう。