目次
埼玉県にある蕨市立病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
ハイリスク妊婦だったので、体重管理に関しては健診のたびに警告されていました。
クリスマス前の健診のときに、先生が「今年のクリスマスはケーキ我慢だな。俺もビール我慢するから、一緒にがんばろう」と言ってくれて、とても心強かったです。
そのときに「出産して終わりじゃないからね。この子のためにも、健康で長生きしないといけないんだから、そのためにも自己管理のクセをつけちゃおう」とも言われ、本当に自分や赤ちゃんのことを考えてくれているんだなと感じました。
2.お産の体験
予定日を1週間過ぎても産まれず、41週目までに出産しようという方針で40週と4日目に入院しました。
入院しても陣痛がくる様子はなく、朝になったら促進剤を使うことになりました。
早朝5時半頃に目が覚めると、下腹部に鈍い痛みを感じました。
寝ている間に陣痛が始まっていたようで、目覚めたときにはもう痛みが6分間隔でした。
ナースコールをして、助産師さんが内診すると破水していてすぐに産まれそうとのこと。
急いで分娩室に行きました。
分娩台に乗ったときにはもう痛みはMAXで、力を抜こうとしてもいきみそうになっていました。
「まだ準備ができてないから、ちょっと待って」と言われ、横向きに寝かされると助産師さんがお腹をグッと押して赤ちゃんが出てくるのを止めようとしていました。
痛すぎて、このあたりからずっと「もういきんでいいですか?」「もう産んでいいですか?」と繰り返し聞いていました。
GOサインが出てからはあっという間で、3回ほどいきんだら産まれました。
目が覚めて陣痛を感じてから出産まで2時間足らずでした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
産声が大きくて力強くて「元気だなあ。良かった」と思いました。
4.入院中の体験
同時期に出産した人たちは、私も含めて上に子供がいるという人ばかりでした。
上に3人子供がいる人や、4人子供がいるという人もいました。
中学生以下の子供は病室には入れないのでデイルームでの面会でした。
夫と上の子供が面会にきたときにデイルームで話していると、同じように子供連れの他の家族もやってきました。
上の子供は2歳なのですが、同じくらいの年頃の子から小学生くらいの子まで、デイルームが子供でいっぱいになりました。
気がつくと、子供同士で遊んでいて、その光景になごみました。
5.蕨市立病院院で産んで「よかったな!」と思う体験
とにかく医師、助産師やスタッフがみんな「あたたかい」人達でした。
妊婦健診でお世話になった先生や、分娩のときに立ち会った助産師さんをはじめ、どの方もいつでも優しく声をかけてくれましたし、どんな小さいことでも不安があればしっかり話を聞いてくれました。
6.通院・入院中の「残念」な体験
妊婦健診の担当をしてくれた先生は非常勤で外来のみ、週1日の勤務だったので入院・出産のときにタイミングが合わず、挨拶できないまま退院することになったのが残念です。
妊娠7週目から40週まで、ずっと見ていてくれた先生だったので。
蕨市立病院について
2018年5月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
自宅から近く、徒歩でも行ける距離で、小児科もある総合病院だったからです。
ママ友や保育士さんなど近所の人からの評判も良かったため選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
午前中は混雑しており、30分~1時間ほど待つことが多かったです。
午後は空いていて、予約通りの時間に受診できました。
3.費用はどれくらい?
妊婦健診は検診のみの場合は500円でした。
血液検査や感染症の検査などがあると、5000円~1万円ほどかかりました。
入院・分娩費用は通常分娩、大部屋利用の5日間入院で3万円ほどでした。
4.主治医の先生はどんな人?
産婦人科は常勤の医師が5人で、誰でも対応できるようになっています。
ほかに、非常勤の先生が数名います。
外来(妊婦健診)は非常勤の先生が担当でした。
60代後半、キャリア35年以上のベテランの男性医師で、フランクで親しみやすい人柄だったので何でも相談できました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
関西出身のベテラン助産師さんでした。
ノリがよくたくさん喋る「関西のオバチャン」といった感じの人でした。
陣痛後の内診で「これはすぐに分娩室へ行こう。もう産まれるわ。入院して良かったね。家にいたら、分娩室に着く前に産まれるところだったよ」と言い、すぐに分娩室へ連れて行ってくれました。
内診のときは、まだそれほど痛みは強くなかったのですが、分娩室に入るまでの短い時間で一気にお産が進みましたので、さすがベテランの判断だったと思います。
6.入院中の食事はどうだった?
野菜中心におかずが3~4品あり、豪華ではないですがホッとする味付けの食事でした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
赤ちゃんが深くおっぱいをくわえられるように、乳房は付け根のあたりを支えるだけで良いと言われました。
そうすると、赤ちゃんの鼻と顎が乳房に埋もれるので呼吸ができるか心配でしたが、それでもちゃんと息はできてると言われ、その通りでした。
11.新生児健診のタイミング
生後1ヶ月