目次
神奈川県にある関東労災病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
夫が付き添いで来てくれたときに、一緒にエコーを見て、しっかりと動いている姿を見せてあげられたことです。
その時は28週くらいでだいぶ大きくなっていたので、手足を動かしている様子が見られ、心臓の元気な音も聞こえました。
いつもエコー写真を見るだけだった夫は興奮気味で画面に釘付けでした。
先生が見やすいように何度も体のパーツを説明しながら丁寧に写してくださりとてもいい思い出になりました。
でも、肝心の赤ちゃんは恥ずかしがってるのか顔を覆うように手をかぶせてしまっていました。
2.お産の体験
出産予定日の2週間前に子宮口が3cm開いていて、いつ生まれてもおかしくないと言われていましたが、結局陣痛が来ずに予定日に計画入院することとなりました。
朝から陣痛促進剤を点滴で打ち、昼過ぎから徐々にお腹が痛くなってきました。
気持ち悪くて何度も嘔吐し、お茶も飲めないほどでした。
しかし、夕方になってもほとんど子宮口が変わっていないということで、その日は一度中止となりました。
やっと痛みが引いて、食事を取ろうとしたらまた徐々にお腹が痛くなり陣痛が始まってしまいました。
そこから夜通し強い痛みに襲われて朝までほぼ眠れずに過ごしました。
その間ずっと夫もほとんど寝ずに背中をさすったり付き添ってくれました。
朝になってもようやく子宮口は7cmほどで、叫ぶほどの激しい痛みに耐えながら、夕方になってようやく全開。
人工破水をしてやっと分娩室へ移動しました。
そこからは驚くスピードで分娩が進み、わずか7分で生まれました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
陣痛が辛くて苦しかったのも、赤ちゃんの顔を見た瞬間に吹っ飛んで、無事に生まれたことの安心感と自分がやりとげた達成感がこみあげました。
それからカンガルーケアで胸に乗せてもらい、小さくても元気に泣いて手をぎゅっと握ってくれた姿を見て感動が押し寄せてきました。
「生まれてきてくれてありがとう」と自然に言葉が溢れました。
4.入院中の体験
張り切りすぎてしまい、出産直後なのに夜通し泣いているのに付き合って、一生懸命搾乳したり、ミルクを飲ませようと必死になってました。
うまく口をあけてくれないのに泣き続ける我が子に途方にくれていたところ、助産師さんが「頑張らなければいけないのはこれからで長いのだから、今は休んで」と声をかけてくれて、新生児室にあずけて安心して眠ることができました。
何もかもわからなくて不安でいっぱいな中で、相談できる人がいるという安心感に救われました。
5.関東労災病院で産んで「よかったな!」と思う体験
大きい病院なので安心感が常にありました。
先生も助産師さんも常に複数人待機しているので、安心できました。
入院中は個室で落ち着いて過ごせましたし、気軽にナースコールで呼んでいいと言ってくれたので、たくさん質問もできて安心して過ごせました。
たくさんの指導や講義があったので、退院してからの生活もなんとか順調に始められました。
この病院にして良かったと思います。
6.通院・入院中の「残念」な体験
主治医の先生がつかないことで、一人の先生に経過を見てもらうことができない不安や、分娩の時にどんな先生になるのだろうと不安に感じました。
待ち時間が長い割にはさらっと検診は終わってしまい、丁寧に話してくれたり何か教えてくれるようなことはなかったので、もっと検診中に話したかったなと思いました。
関東労災病院について
2019年2月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
自宅から歩いて行ける距離であったこと、小児科などの科がある地域の大きな総合病院なので安心感があったこと、個室など入院設備が充実している様子が見れたこと、カンガルーケアがあり母子同室だったことなどが理由です。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
曜日に関わらず非常に混んでいて、予約時間を過ぎても2~3時間ほど待つことが多かったです。
朝一番では空いてることもあり、30分ほどで終わることもありましたが、早い時間ほど予約がすぐにいっぱいになってしまいます。
3.費用はどれくらいだった?
妊婦健診は、ほどんとの場合が受給券でほぼまかなえたので700円程度でした。
検査が多いときは2,000円くらいのときもありました。
入院・分娩は普通分娩でしたが、個室のため高めで25万円ほどかかりました。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
何人かの先生に見てもらいましたが、どの先生も優しくどんな質問にも丁寧に答えてくれました。
こちらから質問しないと、ささっと検査だけで終わってしまい、声掛けや指導などはほとんどありませんでした。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
私が激しく泣いて痛がっているときに、手を握って背中をさすってくれました。
やはりずっと付き添ってくれるわけではないので、不安なときもありましたが、ナースコールをしたらすぐに来てくれて弱音を吐いても励ましの言葉をかけてくれました。
いろいろな助産師さんがいましたが特に年配の方がお母ちゃん!って感じに肝が据わってて気さくに話してくれてなんとなく安心しました。
6.入院中の食事はどうだった?
お肉は少なめなので、ちょっと物足りないときもありましたが、意外とおかずが多くて「こんなに食べていいの?」と思うほど豪華でした。
特に祝い膳は鯛がまるごと1匹と可愛い飾り餅などがあり、華やかでした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(×)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(×)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
授乳の指導は説明はあっさり終わってしまったので、とても不安だったのですが、「いつでも呼んでくれれば手伝います」と言ってくださり、個室からナースコールしたらすぐに来てくれて、乳首のつまみかたや赤ちゃんが口を開けてくれない時の対処方法を丁寧に教えてくれました。
さらに不安がっていると、退院後の母乳外来も進めてくれたので、とても安心して授乳に望めました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
新生児なのによく寝すぎる子で睡眠のことを相談しました。
すると「おっぱいがいっぱい出てて満足している証拠だよ、お母さん自信を持って」と言われ嬉しかったです。
11.新生児健診のタイミング
生後1ヶ月の頃