【私の出産体験記】京都府立医科大学付属北部医療センターで産みました。

京都県にある京都府立医科大学付属北部医療センターで出産したママの体験記を紹介します。


※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。

出産体験記

1.妊婦健診中の印象に残った体験

既に9ヶ月に入っておりお腹も大きかったので、胎動もしっかり感じていたのですが、いつもお腹の中央辺りにボッコリとした膨らみがありました。

私は、赤ちゃんの肘だと思い、毎日お腹の上から撫でながら『可愛い肘だね~』と声かけをしていましたが、ある日の健診でエコーをする先生に『これ、赤ちゃんの肘ではなく、筋腫ですね』と言われ、先生と一緒に大笑い。

赤ちゃんは、毎日声をかける私をどの様に思っていたのでしょうか。

恥ずかしいお話でした。

2.お産の体験

予定日を10日過ぎても本陣痛が来なかったので、陣痛促進剤を使用するための入院となりました。

お昼前から服薬が始まり、14時頃から陣痛が始まりました。

初めてなので、これが陣痛の痛みなのかよく分からないうちにドンドン間隔が短くなり、17時頃トイレで多めの出血がありました。

内診後、分娩室へ移動し、ソファに座りながら痛みに耐えていました。

この痛みで夕食なんて食べられないと思っていましたが、食事が運ばれてくると、陣痛の合間にペロリと完食。我ながらアッパレです。

間隔が3分を切る頃にベッドに横になるよう勧められ、モニターを装着。

身の置き所がなく、私的には座っている方が痛みを逃すのに楽でした。

陣痛は進むのに、赤ちゃんが降りて来ない状態が続き、助産師さんが慌て始めました。

破水してもその状態は変わらず、医師が何度も顔を出し、こちらも徐々に不安になりました。

赤ちゃんの心音は下がらないのに、陣痛の間隔が伸び始めたため、点滴で促進剤を使われました。

会陰切開や吸引しても、なかなか出てきてくれなくて、破水から2時間経つ頃、ダメなら帝王切開にしましょうと言われました。

正直、私の体力も限界で、心の中では『この状態が続くなら帝王切開してー』と思いました。

なぜか勧められる水分を飲みたくない気持ちでした。今となれば、お産には体力を使うので、水分は取るべきだったと思います。

そして、助産師さんの勤務交代の時間となり、他の助産師さんが来られました。

来るなり『さあ、頑張るよ!』と、私のお腹の上からギューとお腹を押してくれました。

凄い強い力で、赤ちゃんが潰れないか心配になるくらい。

でも、そのおかげで間も無く無事に出産することができました。

3.赤ちゃんが生まれた瞬間!

ホッとするのと同時に、正直「やっと終わった」という達成感の方が強かったと思います。

4.入院中の体験

母子同室でしたので、出産翌日から赤ちゃんも一緒の24時間がはじまりました。

辛くなったり、休みたい時は助産師さんが預かってくれます。

出産後はハイの状態でしたし、赤ちゃんの顔を見ていたかったので、頑張ってそばに置いていました。

しかしそこは大部屋。出産後ならお互い様ですが、出産前の妊婦さんが同室だと気を遣いました。

同室はその妊婦さんだけで、しかも、なかなか陣痛が来ない妊婦さんで、私と同じく促進剤目的で入院されていました。

初産とのことで、不安も大きかったと思います。

そこに、赤ちゃんの泣き声が昼夜問わず鳴り響くとなると、申し訳ない気持ちになりました。

次回は個室にしようと思いました。

5.京都府立医科大学付属北部医療センターで産んで「よかったな!」と思う体験

助産師さんは、どの方が担当になっても優しく、夜中のナースコールなども嫌な顔をせずに対応してくれました。

ベッタリとお世話されないのも、その距離感が私には快適でした。

また、実家から一番近い病院というのも安心感がありました。

6.通院・入院中の「残念」な体験

妊婦健診の待ち時間は、もう少し短いと嬉しいです。

病棟スタッフは皆さん優しいのですが、助産師さんも含め、忙しそうなので、ゆっくりお話しできる雰囲気ではなかったことは残念でした。

お産が重なるとバタバタと走る音が聞こえるほどでしたので、仕方がないのでしょう。

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京都府立医科大学付属北部医療センターについて

2017年1月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。

1.選んだ理由は?

1人目であり、高齢出産だったので、里帰りをして医療がある程度整っている病院を希望しました。

2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?

予約制なのですが、それでも毎回妊婦健診は1時間以上待つことが多かったです。

3.費用はどれくらい?

妊婦健診は一回につき約3000円でした。

入院、分娩費用は6万円程度でした。

入院、分娩費用は、分娩する曜日や時間によって異なり、日勤時間外や休日だとプラスされます。

分娩は自然の仕組みなので、このプラスする制度はいずれは廃止したいとおっしゃっていました。

4.主治医の先生はどんな人?

私よりも若い男性医師でしたが、丁寧で、健診でも気軽に質問できる雰囲気でした。

分娩当日は深夜の分娩でしたが、たまたま担当医が当直でしたので取り上げてもらいました。

赤ちゃんがなかなか降りてこず出産まで時間が掛かりましたが、会陰切開や吸引などの対応も慌てることなく冷静な様子だったので、こちらも安心してお任せ出来ました。

5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?

分娩時に担当してくれた助産師さんは優しい方でしたが、オロオロした面もあり、お産が進まない時は少し不安でした。

その後のお腹を押してくれた助産師さんは、見るからにベテランのおばちゃん助産師さんで、この人なら何とかしてくれるんじゃないかと初めて会うのに、なぜか安心感がありました。

6.入院中の食事はどうだった?

私立ではなく公立の病院でしたので、豪華でもなく普通の食事でした。

それでも、量はたっぷりあり満足でした。

7.設備やサービス

〇・・・あった
×・・・なかった

(〇)2Dエコーあり
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり

8.入院中に助産師さんから教わったこと

〇・・・あった
×・・・なかった

(〇)授乳指導(母乳のあげ方)
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)

※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。

9.どんな母乳指導された?

赤ちゃんが口を大きくあげた時に、おっぱいの下からカポッと乳首をくわえさせること。

くわえ方が浅いとうまく飲めないこと。

時間を図り、左右交互に飲ませること。

などを指導されました。

10.新生児健診のタイミング

生後1ヶ月

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