目次
京都府にある足立病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
1番最後の検診が、とても印象的でした。
いつも楽しく大笑いさせてもらっていたのですが、最後の検診は笑顔なしでした。
というのも、妊娠40週を越えても出産の兆候がなく、過期産になる疑いあり!との診立てだったからです。
呑気な私は「自然に任せてギリギリまで待とうかなぁ」と思い、促進剤を使用しての出産を一度はお断りしました。
その後、院長先生が心配して、再度ご説明の場を設けてくださいました。
①過期産にならずとも、40週越えると徐々に胎盤の機能が落ちてくること
②そうなったら、赤ちゃんが痩せてきてしまったりして苦しくなること
をご説明頂き、ようやく事の大きさに気付けました。
「赤ちゃんしんどくなったら可哀想やもんなぁ。今1番元気な時に出ておいでって言うたげへんか?」と暖かい言葉で真剣に説得してくださいました。
その時の院長先生のお顔をいまだによく覚えています。
2.お産の体験
上記のようなお話を頂き、納得したところで、その日の夜から即入院となりました。
入院後は、まず大まかな流れを説得して頂いた後で、バルーンを挿入。
上の娘と実母連れでの入院だったため、娘を寝かしつけていた時に、就寝前の体調チェックで処置室に向かいました。
すると、そこで急にバルーンが抜けて胎児心拍が低下し、酸素マスクをつけたり助産師さんや先生大集合で大わらわになりました。
しかし、そのまま進むかと思われたお産は結局進まず、翌日までNSTをつけたまま、うつらうつらして待機。
朝から予定通り促進剤を入れました。
しかし、まったく進まず。みんな、今日は産まれへんかなぁと諦めムードになりかかった午後15時過ぎ。
限界いっぱいまで入れた促進剤で急に産気づき、あれよあれよと言う間に陣痛がきました。
それから2時間後には息子を腕に抱いていました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
疲れて、痛かった!に尽きます。
急激に産気づいたことと、最後の最後でへその緒が絡んで難産になりかかったことから、非常に疲れていました。
「もー!ちょっとあんた、いたいやないの~(涙)」と、開口一番泣き言を言ったため、立ち会った方々に笑われました。
4.入院中の体験
とにかく、いろんな方が声をかけてくださったことが印象に残っています。
院長先生や担当してくださった助産師さんは、毎日診察以外にも気さくに息子を抱っこしに部屋まで来てくださって嬉しくなりました。
そして、看護士さん、お部屋のお掃除の方、ごはんを運んでくださる方まで、みなさん明るくて何か暖かな一言を添えてくださって、とても気持ちが明るくなりました。
どのスタッフも、出産の無事を喜んでくださって支えてくれている!というのが、よく伝わってくる対応でした。
5.足立病院で産んで「よかったな!」と思う体験
スタッフの方々が、本当に素晴らしかった!
きっと、あの明るく楽しい院長先生の雰囲気が伝播しているのではないでしょうか。
どの方も笑顔が素敵で、どんな小さな不安でも瞬時に組み上げてサッと取り去って下さるような、思いやりに溢れた対応でした。
心配性の私も、安心してお任せできました。
6.通院・入院中の「残念」な体験
やはり、通院時の待ち時間の部分です。
豊富な雑誌やキッズスペースなど、大人も子どもも飽きさせない工夫は随所に感じるのですが…。
長い時だと2時間ほど重たいお腹を抱えて座って待つのは大変だなぁと感じる時も少なからずありました。
足立病院について
2017年3月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
まずは、知人が働いたからです。
そして、母からの勧めもありました。
里帰り先の実家から近かったことも、大きな理由です。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
どの時間帯も比較的賑わっており、毎回1時間前後は待っていました。
3.費用はどれくらい?
里帰り出産だったため、住まいの自治体で配られた検診チケットが使用・払い戻しできず、毎回自費での支払いとなりました。1回4000円前後だったと思います。
入院・分娩費は、個室のタイプによって異なりますが、私は家族も宿泊できるようトイレとお風呂つきの部屋にしたため13万円ちょっとでした。
4.主治医の先生はどんな人?
院長先生にメインで診ていただきましたが、素晴らしかったです。
とても的確でわかりやすい説明でした。
どんなに忙しくても笑顔で安心できる言葉を選んで配慮してくれました。
そして、上の子にもいつも退屈しないよう様々な診察のお手伝いをさせてくださったり…。
出産もすっ飛んできてついてくださり、入院中にも、お産時に出血が多かったため、何度も気にかけて診てくださいました。
本当に暖かい対応をして頂きました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
たくさんの方々が関わってくださいましたが、中でもずっと担当してくださったのが、同年代の美人助産師さんでした。
本当に親身になってくれる方で、促進剤投薬中は気の紛れるように上の娘の話を聞いてくださったり、陣痛中は力強くさすってくれながら、つまらない泣き言にも優しく付き合ってくださったり…。
おまけに、産んだ直後に母子手帳に状況を記録した際に、なんと今まで書いていた母子手帳の雑記欄に全部目を通してくださったようなのです!
9時から17時までのお産に立ち会った後で、びっしりつけていた日記を、全て。
「2人目さんやのに、あんなにお母さんの愛情溢れた母子手帳は初めて見ましたよう」と目を潤ませながら言ってくださったのを見て、「あぁこんな方に取り上げてもらえてよかった」と心から嬉しく思いました。
6.入院中の食事はどうだった?
おひな祭りのちらし寿司が出たり、季節感もあるうえ、味もボリュームもばっちり。
栄養も満点な内容でした。
味の濃さがメニューによって多少ばらつきがありましたが…
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(×)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
次のようなことを指導してくださいました。
・乳輪まで見えないくらい深く咥えさせること。
・授乳姿勢は、クッションなど使って、いつも赤ちゃんの身体と両乳首が水平くらいすること。
・完母にしようと頑張りすぎて、自分を追い込みすぎないこと。
・(2人目だし、1人目完母で育てているのを知ってくださった上で)抵抗がなければ、母乳の出が軌道に乗るまでは、ミルクを併用するのはダメじゃないこと。
・赤ちゃんの健やかな成長が第1だから、体重の伸びがよくなければ、ミルクを足してもよいこと。
10.新生児健診のタイミング
退院後2週間と生後1ヶ月