目次
千葉県にある松戸市立総合医療センターで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
松戸市立総合医療センターでの出産体験記
2019年2月に第2子を出産した当時の体験談です。
1.妊婦健診中の印象に残った体験
性別を知っておきたかったので、判断できるころを楽しみにしていました。
しかし、横を向いていたり足で隠れていたりしてなかなかはっきりと見ることができませんでした。
先生は粘ってくださり、「もうちょっとこの角度になってくれれば見えるんだけどな~」と何度もチャレンジしていました。
毎回うまくいかず、いつも骨格で判断していました。
ハイリスク出産や外国人の方も多くいました。
待合室ではいろいろな国の言葉が飛び交っていました。
2.お産の体験
切迫早産で34週で入院し、1か月近くたって、いよいよ翌日に帝王切開となりました。
しかし、昼間のノンストレステストで赤ちゃんの調子が悪かったようで、急遽1日前倒しになりました。
明日だからもう少し待ってほしいと思ったのですが、正産期だしこのまま夜になって急に産気づいたら母子ともに危険、それなら少しでも元気なうちに出産したいとの先生の話でした。
手術決定から1時間もない中で様々な準備をバタバタとしました。
具合が悪いわけではなかったのですが、緊急帝王切開の時はベッドごと搬送(予定帝王切開は歩いて手術室に行く)ということだったので、横になったまま手術室に向かいました。
夫に連絡したところ、すぐ仕事を切り上げて駆けつけてくれることになりましたが、さすがに手術室に行くまでには間に合わず、手術後の対面になりました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
事前のノンストレステストで元気がない様子だったのですが、誕生するとすぐに元気な産声が聞こえてきました。
体をきれいにしてもらった後横に連れてきてもらい、少しの間なでることができました。
助産師さんが「赤ちゃんかわいいね」と何度も私の頬に寄せてくれました。
4.入院中の体験
病室と授乳室・新生児室が少し離れているので、授乳の時には1日何往復もしていました。
みんな産後すぐは手すりをつかんでそろりそろりと歩いていたのが、日がたつにつれ普通に歩けるようになっていくのが面白かったです。
長い時間授乳室にいたり授乳サイクルが近かったりすると、病室が違うお母さんともよく顔を合わせ、子どものことや家に帰ってからどうするかなど話す機会がありました。
その一方で、産後も体調がなかなか回復しなかったり、赤ちゃんがNICUに入院していたりという人もいて、出産しておめでとうだけではないんだと感じました。
5.印象に残った育児指導
なかなか母乳が出ず、授乳室でひたすら乳頭マッサージや搾乳をしていると、「そんなんじゃダメ!」とものすごい勢いで乳を搾られました。
自分だとやりやすい向きがあったり手加減したりでうまく出てこないのに、助産師さんがやるとよく出てきました。
自分だけではなかなか出ず、へこんでいたのですが、「ここにいる間はいくらでもやってあげるから」と言われ、ほっとしたのを覚えています。
6.退院後の体験
退院1週間後に母乳外来があり、助産師さんに母乳の出と体重の増え具合を見てもらいました。
おっぱいが上手に飲めなかったので、抱き方の指導を受けました。
まだ授乳には不安があったので、さらに2週間後見てもらいました。
松戸市立総合医療センターの印象について
1.選んだ理由は?
第1子は、こちらの病院にお世話になって、ハイリスク出産、帝王切開で、子どももNICUに入院しました。
今回も高齢なのと帝王切開が必要なため、総合病院がよいとの判断でした。
また、2017年に移転して新しい建物になったのもポイントでした。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
基本予約制だったのですが、予定時刻に診てもらうことはほとんどありませんでした。
急なお産や患者さんがいるときにはさらに待ち、2時間くらい遅れることもありました。
3.費用はどれくらいだった?
健診の受診券が使えたので、無料の時もありました。
初めは検査等で1万円以上かかった時もありました。
また、私の場合は後期に妊娠糖尿病と妊娠高血圧症候群もあったため、治療や内科受診、血糖値測定器等の費用もかかりました。
入院と分娩の費用は、34週で切迫早産のため入院して、38週で帝王切開で出産しましたが、産科医療制度などを使って、16万円ほど払っています。
市外からの入院なので、ベッド代は市内の人より高くなっていました。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
丁寧に見てくれると評判の先生でした。エコーでも「元気がいいね~」などととても感心したように話してくれるので、安心することができました。
入院中もちょくちょく様子を見に来てくださいました。時には世間話をして、場を和ませてくれました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
急な出産だったので、分娩は担当の助産師さんではありませんでしたが、いつもフランクに話をしてくれる方で、手術前には他愛もない雑談で緊張を解いてくれました。
翌日、低血糖になってしまったとき、「これ食べて!」とチョコレートをいただきました。
6.入院中の食事はどうだった?
私の場合は高血圧だったため、減塩メニューでした。
また、血糖コントロールのため、1食を少なくし、補食を出してもらうようにしていました。
普通食の人は節分に恵方巻が出ていました。
さすがにそれくらいは…と思ったのに、減塩食は普通のご飯だったので、隣の人に一口もらいました。
7.入院中に助産師さんから教わったこと
×・・・なかった
(〇)授乳指導(母乳のあげ方)
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(×)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
8.松戸市立総合医療センターで産んで「よかった!」こと
総合病院なので、何かあっても他の科の先生に診てもらえる安心感がありました。
電子カルテで受診履歴なども共有されるので、こちらが改めて説明することもなくてよかったです。
また、赤ちゃんに異常があった場合NICUもあるので安心でした。(ただし、ハイリスク出産の方が次々と来るので、満床の時は他の病院のNICUに転院になるそうです)
9.通院・入院中の「残念」だったこと
個人病院のような豪華なお祝い膳がなかったことです。第1子も同じ病院だったので、お祝い膳というものを経験してみたかったです。
感染症予防の観点から、未就学児はお見舞いすることができず、長女とは1か月以上会えませんでした。
仕方ないとはいえ、毎日さみしい思いをしていました。
松戸市立総合医療センターの基本情報
同病院で出産した方からの口コミ情報です。(※正確ではないことがあります)
×・・・なかった
(〇)2Dエコーあり
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
所在地 | 千葉県松戸市千駄堀993番地の1 |
電話 | 047-712-2511 |
最寄駅 | 新八柱駅(JR武蔵野線) |
診療科 | 産婦人科(地域周産期母子医療センター)、小児科、内科、外科など |
HP | https://www.city.matsudo.chiba.jp/hospital/ |