千葉県にある千葉大学医学部附属病院で出産したママの体験記を紹介します。
2018年7月と10月に出産した2人のママによる体験記をそれぞれ掲載しています。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記(2018年7月に出産)
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠検診で待ち時間が長くなりそうな時は、受付の人がお昼を食べてきても大丈夫ですよと、声がけをしてくださりとても助かりました。
お腹の子に見つかった病気でとてもナイーブになっていた私は、毎回妊娠検診の度に他に異常はないかと先生に質問していました。
ですが毎回優しく返答をいただき、どの先生もエコーを見る目が真剣で今思い出すと感謝しかないです。
また次があるならば、この病院で産みたいという気持ちになりました。
2.お産の体験
妊娠39週の時の出産でした。
私は旦那と上の子と一緒に実家に里帰りしていたのですが、その日の夜なんとなく寝付けずにいると、お腹に違和感を感じで、「あっ、陣痛くるかも」と感じていました。
すると、あれよあれよと痛みが頻繁に起こってきて、陣痛間隔が狭くなってきたので病院に電話をして「病院に来るように」と言われ旦那と車で向かいました。
診察してもらうと陣痛が来てるということだったので、そのまま待つことになりました。
しかし、なかなか陣痛間隔が狭くなりませんでした。
むしろ「ちょっと遠のいてきてるのでは?」という感じになり、先生が「このまま待つことはできるけど、赤ちゃんの病気のこともあるし促進剤を打つのはどうですか?」と言われ、早く産みたい気持ちでいた私は旦那と一緒に承諾することにしました。
促進剤を打ってもらうとあっという間に生まれてきてくれました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
生まれた瞬間もしかしたら苦しくて泣き声をあげれないかもと言われていたので、しっかり泣いてくれて「よかった、本当に良かった」とただそれだけでした。
4.入院中の体験
4人部屋に入院しました。
なので周りの生活音が結構聞こえる状態でしたがそんなに苦ではありませんでした。
入院中は子供の面倒以外はご飯を食べるのが唯一の楽しみでした。
看護師さんも毎回来てくれて、おっぱいの出を見てくれたり、アドバイスをくれたり親身になってくれました。
また、たわいもない話しをしたりして楽しかったです。
ただ隣の人が夜中にスナック菓子を食べている音が丸聞こえでそれが今でも印象に残っています。
きっとお腹が空いていたんだと思います。
5.千葉大学医学部附属病院で産んで「よかったな!」と思う体験
どの先生も助産師さんも本当に優しくて、嫌な気持ちになることがありませんでした。
前の産院では流れ作業的な気がした時もありましたがこちらの病院はそういうことがありませんでした。
6.通院・入院中の「残念」な体験
特にありませんでしたが、やはり大きい病院なこともあり、患者さんも多いからか待ち時間が長かったです。
待ち時間が長いので、上の子を連れて行くことができず、実母に預けて毎回行っていました。
千葉大学医学部附属病院について(その1)
2018年7月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
妊娠中に子供に異常があることがわかり通っていた産院で紹介していただきました。
千葉大と聞くと有名なので安心だと思い選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
早い時間の予約ほど空いていたような気がします。
午前でも昼に近づくにつれて待ち時間が長くなり、1時間半待ちの時もありました。
3.費用はどれくらいだった?
妊娠検診は一回で大体2,000円から3,000円くらいでした。
入院と分娩費用は微弱陣痛になり陣痛促進剤を打ちましたが15万円いかないくらいでした。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
毎回違う先生に診ていただきましたが、ほとんど女性の先生で安心して診ていただくことができました。
どの先生もしっかり診てくれて、診察が終わる時は毎回「何か質問等はありますか」と聞いていただいていたので、こちらも質問がしやすくて助かりました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
結構年配の方で、別室からずっとモニターを見てくださっていたようで「本当は促進剤を打たないで生まれるのがいいんだけどね」と言ってくださり、私のことを考えてくれてるんだなと思って嬉しくなった瞬間でした。
6.入院中の食事はどうだった?
産後すぐにご飯を出していただきました。
白飯の量が少なくて全体的に少なくて足りなかったのを覚えています。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(×)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
寝がちな赤ちゃんでなかなか飲んでくれず困っていましたが、それを察知して助産師さんが近寄ってきてくれて授乳の仕方を見て赤ちゃんの咥えさせ方など教えてくださりました。
また、足りない分はミルクということでしたが、母乳希望かどうかも聞いてくれて、完母でいきたいならミルク少なめでというアドバイスもいただきました。
10.新生児健診のタイミング
出産後1ヶ月検診
出産体験記(2018年10月に出産)
1.妊婦健診中の印象に残った体験
待ち時間が長引いたり、お昼にかかりそうになると助産師やクラークの方が声をかけにきてくれるのには感動しました。
多くの受診者がいるのに、配慮が行き届いているなと感じました。
また、大学病院という施設柄、研修医の先生や毎回違う先生の診察だったりということもありますが、きちんと情報共有がされていましたし、丁寧な対応だったので安心してお任せすることができました。
診察自体も急かされることなく、納得がいくまでしっかりとみ診てくれました。
2.お産の体験
予定帝王切開でした。
手術日の前日に入院。その日はオリエンテーションや診察などであっという間に過ぎました。
夜になってから急にお腹が張り始め、張り止めの点滴が開始されました。
明日まで無事にお腹の中にいてくれるだろうかと不安になりましたが、徐々に張りの間隔も落ち着き、いつの間にか朝を迎えました。
手術当日は朝1番目の手術だったので、9時前には手術室へ歩いて移動しました。
手術室ではこんなにいっぱいいるのかと思うくらいたくさんのスタッフの方が元気に迎えてくれました。
腰椎麻酔を行い、あっという間に手術が始まりました。
お腹のあたりで何かされているなという感覚はあったものの痛みはまったくありませんでした。
その都度主治医の先生や麻酔科の先生、看護師さんたちが声をかけてくれたので心強かったです。
開始から30分もしないうちに、我が子は産まれました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
産まれてすぐには泣き声が聞こえず、とても心配になりました。
小児科の先生たちが処置をしている途中でやっと泣き声が聞こえた時は「生きていてくれた。」と自然に涙があふれました。
手術台の横に連れてきてくれて、顔を見れた時は「頑張ってくれてありがとう」と心の底から思いました。
4.入院中の体験
帝王切開後の痛みと後陣痛が、自分の想像していたよりも痛かったです。
特に後陣痛は、先生や助産師さんたちが子宮の戻りを確認するために触るたびに思わず息を止めたくなるほどでした。
どちらの痛みも2~3日がピークでしたが、その間は処方された痛み止めを飲んでなんとか頑張って動くように努力しました。
5日目を過ぎた頃には痛み止めを飲まなくてもそれほど苦痛なく動けるようになりましたが、できるならもう経験したくない痛みでした。
5.千葉大学医学部附属病院で産んで「よかったな!」と思う体験
大学病院なので、それぞれ専門の先生たちがいることで安心してお任せすることができました。
また、「無事に産まれてきてくれるだろうか」という不安があった私にとって、不安や疑問に対して真摯に答えてくれるということは何より心強いことでした。
無事に出産でき、子供にもすぐに治療を受けてもらうことができて今元気でいてくれるので、こちらの病院を選んで本当に良かったと思っています。
6.通院・入院中の「残念」な体験
支払いの計算から会計までがとても時間がかかることです。
特に週始めやお昼頃になると会計は長蛇の列で、妊娠後期の頃は並ぶのも一苦労でした。
2~3回きつい思いをしてからは、長蛇の列がある時はご飯を食べたりお茶を飲んで時間を潰すようにしていました。
千葉大学医学部附属病院について(その2)
2018年10月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
1番の理由は妊娠中から子供に病気があることが分かり、NICUがある病院での出産を勧められたからです。
また、自宅から通院可能な場所にあったことと、大学病院であるため妊娠中から出産後まで安心してお任せできると思い選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
常に混んでおり予約をしていても1時間以上は待つことが普通でした。
3.費用はどれくらいだった?
妊婦健診は1回につき2,000円位でした。入院・分娩費用は帝王切開だったので8万円くらいでした。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
女医の先生が主治医でした。
よく話を聞いてくれ、こちらの不安や心配にも真摯に答えてくれました。
説明時には画像を見せてくれたり、紙に書いてくれたりしたのでとても分かりやすかったです。
内診も全然痛くありませんでした。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
手術後も私の状態を見に来てくれるたびに「大丈夫ですよ」などと声をかけてくれたので安心しました。
また、特にお願いはしませんでしたが、可能な範囲で子供の様子を知らせてくれたことがとてもありがたかったです。
こちらの不安を理解してくれているのだなと感じました。
6.入院中の食事はどうだった?
病院食なので特別豪華ということはありません。選択メニューで選べる日もあります。
味は普通だと思います。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(×)おむつ替え指導
(×)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
子供が入院中のため、授乳はできませんが搾乳をしなければなりませんでした。
初めての出産でなかなか母乳も出ず、搾乳もうまくできずにちょっと落ち込んでいた時に「赤ちゃんのこと思い出しながらすると母乳が出やすいですよ」と声をかけていただいたことです。
搾乳がうまくできないという目の前のことだけに精一杯だった自分には目からウロコでしたし、「子供のことを思う」という大事なことに気づかせてくれてとても感謝しています。
10.新生児健診のタイミング
子供は入院していたので生後1ヶ月の健診は入院のまま受けました。
退院後は1週間後にまた受診しました。