目次
千葉県にある順天堂大学医学部附属浦安病院で出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
普段は第一子の長男(3歳)を実家に預けて私一人で妊婦検診に行っていました。
初めが男の子だったので二番目は女の子だったらいいなと毎回エコーでの検診を楽しみにしていたのですが、実際はお腹の中で向いている角度が良くなく、なかなかわかりませんでした。
それがたまたま主人と長男と家族で揃って検診に行った時に性別が判明!
希望通りの女の子だということで皆で喜び合いました。
赤ちゃんも家族が来ているとわかってタイミングを合わせてくれたのかな?と嬉しくなったものです。
2.お産の体験
私は2度の開腹手術をしていたこともあり、38週での予定帝王切開でした。
手術の2日前に荷物をまとめて入院し、まずは看護師さんから病院での過ごし方の説明を受け、採血、検温などの検査をしました。
そして担当医の最終検診、麻酔医の診察を済ませるとあとは割とのんびりと過ごし、手術前日の夜から絶食しました。
当日は午後一番に看護師さんから声がかかると聞いていたのですが、私の前に救急車で運ばれてきた妊婦さんの緊急手術が入ったとのことで待機となり、2時間ほど経った後でようやくストレッチャーで手術室に運ばれました。
麻酔は下半身のみで痛みは全くなし。
意識はクリアで、先生や看護師さん達のやり取りをはっきり覚えているのは不思議な感覚でした。
お腹を切って子供が取り出されるまでの手術自体はスムーズで1時間かからずに終わりました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
担当の先生が子供を取り出して「はい、○時○分誕生」と時刻を淡々と告げたのを初めは冷静に聞きました。
大きな鳴き声で「ああ、無事に元気に生まれてくれた」という安堵と嬉しさが後からじわじわと込み上げ、目から涙がこぼれました。
帝王切開で動けないので看護師さんが優しくガーゼで拭ってくれたのが嬉しかったです。
4.入院中の体験
個室で母子同室だったので他の人に気兼ねすることなく、お見舞いの友人や親族を招くことができました。
東京湾の青い海が目の前に広がる病院の立地は壮観かつ開放的で、義母が「良い病院で産んだわねぇ」と仕切りに言って、周囲にも自慢していたみたいです。
同じフロアで同時期に赤ちゃんを産んだ人とも沐浴指導などで会う機会があって友達になることができ、良い環境で出産できたと思っています。
大学病院なので品揃えが良い売店もあり、入院中に必要な物もすぐに買い足せて便利でした。
5.順天堂大学医学部附属浦安病院で産んで「よかったな!」と思う体験
有名な大学病院である安心感、立派な設備、東京湾が望める開放的な立地、先生や助産師さんの親身なサポート体制は順天堂浦安病院ならではで無事出産できたことは感謝でいっぱいです。
現在子どもたちは別フロアの小児科がかかりつけになっており、長くお世話になることができる良い病院だと思っています。
6.通院・入院中の「残念」な体験
とても良い病院で残念なことはない!と言いたいところですが、検診の際の待ち時間だけはなんとか軽減できないものかと思ってしまいます。
大学病院であるゆえ、他の科もたくさんあって冬にはインフルエンザの患者さんも当然います。
フロアが分かれているといっても、会計は一緒ですから妊婦にとっては移らないかヒヤヒヤ。
警戒してマスクをしていてもやはり心配にはなってしまいます。
順天堂大学医学部附属浦安病院について
2018年4月に第2子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
一番の理由は自宅から近い病院だからです。
そして結婚前の子宮筋腫の開腹手術と第一子の帝王切開もこの病院でお世話になったため病院の体制が信頼でき、もしも出産時に何かトラブルがあった時でも大学病院なので対応力に安心感があることから選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
大学病院なので仕方ない部分もありますが、予約していても毎回1時間くらいは待ちました。
検診以外に会計でも30分ほどは待たされます。
私は主に平日の早い時間で通っていたのですが、週末は更に人が多いです。
一度土曜に行ったら座る席がないくらい混んでいました。
3.費用はどれくらいだった?
妊婦健診は周期によって検査が違いますが、平均すれば1回につき3500円くらいです。
入院・分娩費用は個室、帝王切開でおよそ35万円ほどでした。
※一般的に費用は診療内容などによって一人一人異なります。
4.主治医の先生はどんな人?
私はどうしても女医さんがよかったので最初の予約の前に性別を指定しました。
担当してくださった先生は非常にテキパキしていて、開腹での手術が3回目という不安にも先回りしてどんな風に施術がされるのか教えてくれたり、羊水検査はすべきかなど、質問したことに対しては的確に答えてくれて任せられる安心感がありました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
手術室に向かう際、私が不安な顔をしていたので励ますつもりだったらしいのですが・・・夫が「帝王切開は痛みもないし楽だから。2回目だし大丈夫」というKY発言をした時に、「帝王切開だって立派な出産で、奥様は命がけですよ」とぴしゃりと諭したのがかっこよかったです。
産後のアドバイスも含め、とてもハキハキしていて頼れる方でした。
6.入院中の食事はどうだった?
一般食でも基本的に薄味でしたが、芋や人参などの煮物は出汁の味がきいていて美味しかったです。
個室だったからなのか全て部屋に運んでもらえました。
入院最後の日に出る出産祝いの特別食はエビフライが大きくて豪華でした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(〇)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(〇)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな育児指導された?
帝王切開のせいか母乳が出なくて悩んでいる時にミルクが悪いわけではないということ、完ミで育てても立派に成長できることを聞いて励まされました。
10.新生児健診のタイミング
退院後、約2周間後に行きました。
そして1ヶ月後にもう一度、母子ともに検診してもらいました。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/chiba-6433