目次
連休を前にして使っていた「コンパクトデジカメ」が壊れたため、新たに「ミラーレス一眼レフカメラ」を買いました。
実際に使った印象をもとに、子供がいるママ・パパが「ミラーレス一眼レフカメラ」を使うメリットについてまとめてみました。
そもそもミラーレス一眼レフとは何?
カメラなどの機会は苦手なのでパパ任せというママも多いかもしれません。
でも、子供と一緒にいる時間はママのほうが長いため、実際にはママばかり撮影しているという家庭も多いのではないでしょうか?
なので、ママもカメラに関する基本的な知識があると、もっと楽しく子供の写真を撮ることができるようになります。
1.スマホの普及でデジカメの人気は下火に
最近は「ミラーレス一眼レフ」を買う家庭が増えています。
なぜなら、スマホのカメラではなく、優れたカメラで子供の成長を鮮明に残したいというニーズがあるからです。
カメラの種類には、デジタルカメラ、ミラーレス一眼レフカメラ、一眼レフカメラの3種類があります。
かつてはコンパクトで軽いデジタルカメラが人気だったのですが、スマホのカメラの性能が向上してきたことでデジタルカメラを購入する人が減ってきました。
スマホのカメラでは撮影できないような、「遠い」被写体や「動く」被写体を、背景だけ「ぼかして」、より鮮明で印象に残る写真を撮りたいというニーズが高まっているのです。
2.デジカメと一眼レフの間にミラーレス
このような本格的な写真を撮る場合、これまで一眼レフカメラを使うことが一般的でした。
しかし、子供連れで荷物の多いママ・パパにとって、一眼レフカメラは大きくて重いので持ち運びに不便なカメラです。
さらに、機械が苦手なママにとっては、いかにも難しそうな一眼レフカメラに抵抗を感じる人も多いのです。
そこで、デジカメの延長で気軽に本格的な写真が撮れて、しかも一眼レフよりコンパクトなミラーレス一眼レフカメラが人気になっているのです。
「宮崎あおい(オリンパス)」や「綾瀬はるか(パナソニック)」などの女性に人気の女優をCMキャラクターに起用したことで、一気にミラーレス一眼レフカメラを購入する女性が増えたのです。
3.ミラーレス一眼レフとはレンズ交換ができるデジカメ
「ミラーレス一眼レフ」といってもメーカーによってメカニズムが異なるため、一言で定義することは難しいのですが、一般的には「レンズ交換ができるデジカメ」と考えてほぼ間違いありません。
通常、ミラーレス一眼レフカメラは2つのレンズがセットになってる「ダブルレンズキット」で販売されています。
ズームをする場合、デジカメではボタンを押して距離を調整しますが、ミラーレス一眼レフでは、被写体との距離にあわせてレンズを交換し、またレンズそのものを手で回すことで距離を調整します。
例えば、子供が公園で遊んでいるような日常的なスナップショットでは、標準的なレンズを使い、運動会などで走っている遠くの子供を撮る場合には、望遠レンズに交換して撮影することができます。
レンズ交換ができることで、デジカメでは撮りにくい被写体を撮影できるようになるのです。
それでいて、被写体が「人」なのか「花」なのか、場所が「明るい」のか「暗い」のかなどを検知し、「自動」で状況にあった設定に切り替わるため、レンズ操作以外はデジカメと同じ簡単さで撮影することができるのです。
子供ができたらミラーレス一眼レフカメラにすべき3つの理由
1.子供だけを引き立たせることができる
人間の目は、見たいものに焦点が合い、それ以外の背景はボケるため、見たいものだけが浮き上がるように見えます。
同じようにミラーレス一眼レフを使えば、被写体だけを鮮明にして周りをぼかした写真を容易に撮ることができます。
つまり「実際に見た感覚」に近いため、より印象的な写真を撮ることができるのです。
デジカメでは、特別な設定をしない限り、被写体にも背景にも同時にピントが合うような設定になっています。
誰が使っても何を撮影してもピンボケしない写真が撮れるのでとても便利なのですが、印象的な写真はとれません。
2.子供の一瞬の表情も逃さない
また、デジカメはシャッタースピードが遅いために、子供のように動きまわる被写体をピンボケせずに撮ることがとても難しいです。
もし、デジカメを使っていて、「なかなかいい写真が撮れない」と感じるのであれば、ミラーレス一眼レフにかえるだけで、納得のいく写真が撮りやすくなります。
ころころと変化する子供の表情も、連射して撮ることで、今まで撮れなかった表情を写真に残すことができるのです。
このように動き回っている子供でもピントがブレていません。
3.子供を追いかけながら撮影しやすい
実際にミラーレス一眼レフを使った印象としては、屋外で動き回って遊ぶ子供を追いかけて撮影するという点では、ビデオカメラよりも気楽だということです。
まず、ビデオカメラの場合、常に子供が映っているように液晶画面を見ながら撮影する必要があります。
そのため撮影しているママ・パパは自分の足元にも気を付ける必要があります。
そして、高い場所に上るなど危なっかしい場面になったら、撮影を停めてビデオカメラをしまい、子供の近くに駆け寄る必要があります。
それに対して、ミラーレス一眼レフの場合は、首にカメラをぶら下げておいて、基本的に肉眼で子供を観察します。
そして、映したい場面になった時に、さっとレンズカバーを外して5,6枚パパッと写真を撮るだけです。
ビデオカメラに比べて撮影までの「起動時間」が短いため、撮りたい場面ですばやく撮影することも可能です。
さらに、焦点距離の近いレンズを使っていれば、ビデオカメラよりも撮影する時の距離が近くなるため、危ない場面でもさっと手を出して助けることもしやすいのです。
ビデオを持ち出すほどでもない日常のシーンにおいて、ミラーレス一眼レフはとても気軽に使え、しかもビデオやスマホとは違う印象的な写真を残すことができるのです。