レゴランドは2歳児にとって天国だった!

名古屋市にある「レゴランド・ジャパン・リゾート」の実体験レポートをご紹介します。

2歳と4歳の子供を持つcawaiku編集部のスタッフがゴールデンウィークを利用して「レゴランド」に行ってきました。

レゴランドは「2歳から12歳の体験型テーマパーク」を標榜していますが、果たして2歳児は本当に楽しむことができたのでしょうか?

2歳とレゴランドにいったらこうなった【体験記】

千葉県から在来線と新幹線を乗り継いで3時間かけてレゴランドに行ってきました。

レゴランドで2日間遊んだ実体験レポートです。

1.やっぱりゴールデンウィークは混雑していた


2017年に開業した名古屋の「レゴランド・ジャパン・リゾート」ですが、オープンして1年もすると「ガラガラ」「空いている」「リピートはしない」という口コミがネット上などで聞かれるようになっていました。

名古屋に住む友人からも「空いている」と聞いていましたし、実際に入場者を増やすためか割引チケットが販売されるようになり、特に平日はかなり割安に入場できるようになりました。

私たち家族もできれば平日に行きたかったのですが、どうせゴールデンウィーク(GW)はどこに出かけても混雑しているので、設備が整っていて2歳の息子と4歳の娘が楽しめそうなレゴランドに思い切っていくことにしました。

レゴランドの最寄り駅である「金城ふ頭駅」に到着したのは10:30です。

駅からたくさんの家族連れが列をなしてレゴランドに向っていきました。

途中、大型駐車場から出てくる人の流れと合流すると、一気にGWらしい混雑具合になっていました。

そして、レゴランドの入場ゲートに到着すると、チケットを買い求める人で長蛇の列ができていました。

おそらく入場チケットを購入するだけでも30分はかかりそうな行列でした。

その日の天候は「曇り時々雨」と決して行楽日和ではなかったのですが、もしチケットを事前購入しておかなかったらかなり無駄な時間を費やすことになっていました。

2.レストランはテーマパークらしい値段


チケットはネットで事前購入していたので列に並ぶこともなくスムーズにレゴランド内に入場できました。

すでに11時近くになっていたため、まずは昼食を食べることにしました。

新幹線の中で4歳の娘と相談して「レゴ・シティ」エリアの「ブリック・ハウス・バーガー」に行くことになっていました。

「レゴ・シティ」エリアは、入場ゲートから一番奥にあるため、来場客で混雑する中、2歳と4歳の手を引っ張って、急いで向かいました。

しかし、レゴブロックで作られた東京駅やスカイツリーなどのミニチュア、楽しそうなアトラクションに目を奪われて、なかなか歩みが進みません。

仕方なくパパが一人で走って、「ブリック・ハウス・バーガー」に向い、席を確保することにしました。

休日のテーマパークはどこも11時を過ぎるとレストランは長蛇の列になるからです。

なんとか11時ちょっと過ぎに着くことができて、たくさんの空席のなかから便利そうなテーブルを確保することができました。

その後すぐにママと子供たちも到着して、大人用のハンバーガーセット(約1500円)、子供用のハンバーガーセット(約800円)を注文して食べました。

味は最も有名なチェーン店のハンバーガーと比べてやや上回る程度のものでしたが、ハンバーガーもポテトもボリューム満点で、ポテトは全部食べ切れませんでした。

3歳前後であれば600円の「ミニバーガーセット」でも十分だったかもしれません。

12時少し前にお店から出たのですが、その時間のお店のレジは長蛇の列になっていました。

やっぱり11時頃にお昼にしておいて正解でした。

3.幼児にとっては大型遊具が一番のアトラクション!


お昼を食べて「あそぶぞー!」と意気込んでみたものの、どのアトラクションも1時間近い待ち時間になっていました。

しかし、これは想定通りです。

電車と新幹線で3時間も移動してきたばかりですので、アトラクションの行列に並ぶのではなく、待つ必要のない園内の大型遊具で遊ぶつもりでした。

レゴランドは7つあるエリアのうち半分以上に大型遊具があります。

お昼を食べていた「レゴ・シティ」エリアにも「ザ・ワーフ」と言うお船をモチーフにした大型遊具コーナーがありました。

「ザ・ワーフ」(レゴランド・ジャパン公式HP)

2隻の船を登ったり降りたり、行ったり来たりしながら、大きな滑り台を何度も滑って子供たちは大はしゃぎでした。

その間、パパは「ザ・ワーフ」の目の前にあった「コースト・ガード・HQ」というアトラクションに並ぶことにしました。

ママは1人で子供を見守ることになったのですが、「ザ・ワーフ」は2歳児でも楽しめる低年齢コーナーと、もう少し大きな子供向けのコーナーに分かれていたため、2人の子供はそれぞれお気に入りのエリアが違ってしまい、大忙しで見守るはめになってしまいました。

大人の都合はさておき、子供たちは「いくらでも遊び続けられる!」という様子でした。

この後も「パイレーツ・ショア」エリアにある「キャスタウェイ・キャンプ」と、「ブリックトピア」エリアにある「デュプロ・プレイ」という大型遊具のコーナーでも遊びました。

「キャスタウェイ・キャンプ」は海賊船をモチーフにしたコーナーで、船の探索遊びができます。

「キャスタウェイ・キャンプ」(レゴランド・ジャパン公式HP)

遊びの目玉は備え付けの水鉄砲です。

水鉄砲は「パイレーツ・ショア」エリアの各所にあり、「スプラッシュ・バトル」という船に乗って水鉄砲を撃ちまくるアトラクションに搭乗している人を狙い撃つことができるようになっています。

4歳の娘が気に入って、水鉄砲をかけたり、かけられたりして大騒ぎして遊んでいました。

また「デュプロ・プレイ」は、すべり台をはじめとして、2歳頃の子供が楽しめるような遊具が満載でした。

「デュプロ・プレイ」(レゴランド・ジャパン公式HP)

通常のレゴブロックよりも大きい、レゴデュプロもたくさん置いてあったため、2歳の息子でもブロックで遊ぶことができたので、夢中になって何かを作っていました。

「デュプロ・プレイ」には1日目も2日目も行きましたが、息子は本当に楽しかったようで、このコーナーだけで1日過ごすことができると思います。

小学校入学前の幼児なら、アトラクションに乗らなくても、各エリアの大型遊具コーナーを巡るだけでも大満足してくれるでしょう。

4.アトラクションは小粒な印象


GWで非常に混雑していましたが、1日目の午後と2日目の午前で、12個のアトラクションに乗ることができました。

1日目
アトラクション身長概要
カーゴ・エース90cm以上少しスリルのある飛行機のメリーゴーランド
コースト・ガード・HQなし実際に操縦できる小型ボート
スプラッシュ・バトルなし海賊船に乗って水鉄砲を打ち合う
マーリン・チャレンジ105cm以上スピード回転する汽車
オブザベーション・タワーなし座席が360度回転する展望タワー
アンカー・アウェイ90cm以上回転する小さなバイキング
キャット・クラウド・バスターズ105cmロープを引っ張って高く昇る
スクイッド・サーファー105cm以上スピード回転するボート
サブマリン・アドベンチャーなし潜水艦に乗って本物の魚を見る
2日目
アトラクション身長概要
ロスト・キングダム・アドベンチャーなし車にのってレーザー中で的当てする
レゴ・ファクトリー・ツアーなしレゴブロックの製造工場の見学
デュプロ・エキスプレスなしゆっくり走る汽車

2日目は雨の予報だったため、1日目にかなり詰め込みました。

日中の待ち時間は長かったのですが、大型遊具のコーナーで子供たちを遊ばせて、ママとパパが交替で列に並ぶという方式で、子供たちはぐずることもなく楽しんでくれました。

また、長い行列のできる大型アトラクションには、必ず自由に遊べるレゴブロックのプレイコーナーが途中にあったので、たくさんの子供たちがブロックで遊んでいました。

この心遣いは本当に助かります。

そして、閉園は18時だったため、17時になるとかなり空き始めて待ち時間がほとんどなくなり、一気にアトラクションを回ることができました。

色々と乗りましたが、レゴブロックをモチーフにした見た目はとても可愛くて楽しいものの、アトラクションとしては率直に言って小学生の高学年になったら物足りなくなると思います。

どのアトラクションも非常に小さくて迫力に欠けますし、すぐに終わってしまったという印象です。

唯一、「サブマリン・アドベンチャー」だけは、本物の魚が泳いでいるので、初めてなら大人でも感動できると思います。

ディズニーランドやUSJは子供が成長しても行きたくなるアトラクションが多いですが、レゴランドのアトラクションは子供が成長したら行かなくなるでしょう。

逆に言えば小学生未満の子供にはちょうど良く、むしろレゴランドのほうが楽しめると思います。

レゴランドの世界観はカラフルで可愛らしく、細部にまで非日常感が行き届いていて、幼児にとっては夢の世界そのものだと感じました。

特に大型遊具が豊富な点はよちよち歩きの子供のいる家庭には嬉しく、年間パスポートが大人16400円、子供10700円と割安感があるので、近所に住んでいたら絶対に購入して公園替わり利用していたと思います。

実際、4歳の娘に感想を聞いてみると「楽しかった!あと何回ねんねしたらレゴランドに行けるの?あした?」とリピートを切望していました。

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