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千葉県にある『成田ゆめ牧場』に1歳と3歳の子供を連れて遊びに行ってきました。その実体験レポートを紹介します。
また、千葉県の牧場と言えば「マザー牧場」が有名ですが、子供連れで楽しむならどちらがおすすめなのか、実体験に基づいて解説します。
赤ちゃん・子供連れで成田ゆめ牧場に行ってみた。
cawaiku編集スタッフが、動物が大好きな3歳児と歩くことができない1歳児を連れて成田ゆめ牧場に行ってきました。
子供達はマザー牧場には2回行ったことはありますが、成田ゆめ牧場は今回がはじめてです。
はたして、楽しむことができたのでしょうか?
1.ファームカフェのハンバーガーが美味しすぎて完食!
成田ゆめ牧場に行く前に、午前中は千葉県富里市の「スイカ祭り」に行きました。
長蛇の列に30分ほど並んでみずみずしい新鮮なスイカを試食しました。
その後、車で20分ほど移動して、12時前に成田ゆめ牧場につきました。
3歳の娘が「おなかすいたー」と車の中で叫んでいたので、早速、お昼ご飯に。
成田ゆめ牧場は、マザー牧場と比べるとそれほど大きくありませんが6か所ほどもレストランがあり、食べ物がとても充実している印象でした。
また、マザー牧場は「山の上(高原)」をイメージさせる景観ですが、成田ゆめ牧場は「森の中」をイメージさせます。
森の中にいくつものショップが軒を連ねていて、何となく軽井沢のような雰囲気です。
森の中をお散歩しながら、一番奥にある「ファームカフェ」で自家製ハンバーガーを食べることにしました。
ピザやパスタなどを出すレストランが多い中、「ファームカフェ」はボリュームのあるお肉(ハンバーグ)が食べられれます。
とにかくお腹が減っていたので「肉」の誘惑に負けて、みんなでチーズバーガーを食べることにしました。
分厚くて、やわらかくて、ジューシーなハンバーグが本当に美味しかったです。
子供用のひとまわり小さいハンバーガーも十分な大きさでした。
1歳の息子はまだ歯が上下4本ずつしか生えていませんが、勢いよくパクパク食べていました。
やわらかいパテなので食べやすかったようです。
肉の旨味を感じさせるシンプルな味付けも絶妙でした。
子供の世話に夢中でハンバーガーの写真を取り忘れたので、「成田ゆめ牧場」の公式サイトで確認してください!
公式サイトの写真は決して誇大広告ではなく、本当にこんなに厚みのあるお肉が挟まっているので、お腹も一杯になります。
2.初心者向けのアスレチックで大はしゃぎ
ファームカフェの前には、3歳から小学校低学年向けのミニアスレチックがありました。
切り株やタイヤの上をぴょんぴょん飛んで移動したり、タイヤのブランコに乗ったりと、いたって簡単なアスレチックなので小さい子供でも無理なく楽しめます。
3歳の娘は、ハンバーガーを食べ終わると「こうえんであそぶー!」と言って、1人で勝手にお店を出て遊び始めてしまいました。
パパが慌てて追いかけて、手を貸してあげながら一通りの遊具を遊びました。
牧場なので動物との触れ合いが一番の目玉だと思うのですが、アスレチックが気に入りすぎて、かなりの時間遊んでしまいました。
特に巨大なタイヤのブランコが気に入ったようで、何度も並んで乗っていました。
一方、歩くことができない1歳の息子は、ハイハイで駆け回り、ジャングルジムやタイヤに登ろうとして、一生懸命に遊んでいました。
3.動物がかわいすぎる
成田ゆめ牧場には、いわゆる「家畜」の動物がたくさんいます。
「ふれんZOO広場」には本当にかわいらしい子ヤギや子羊がたくさんいて、エサ(100円)をあげたり、触ったりすることができます。
1歳の息子は動物を怖がらない性格なので、子ヤギや子羊の柔らかい毛並みを触って「あはははは」と大笑い。
続いて、モルモットやウサギなどの小動物もたくさん触って大喜びでした。
日曜日でしたが、それほど混雑しているわけではないので、思う存分ふれあうことができました。
4.ジェラートが最高にうまい!
いっぱい遊んだので、おやつタイムです。
牧場といえばやっぱりソフトクリームです。
「ミルキーハウス」に行くとソフトクリームはもちろん、色んなフレーバーが楽しめるジェラートも注文できます。
子供達はソフトクリーム、パパとママはイチゴのジェラートと季節限定ブルーベリーチーズを注文しました。
どちらも380円ですが量はたっぷりで良心的な値段です。
当然ソフトクリームはおいしい牛乳の味がしますが、ジェラートもミルクの風味を活かしたものになっていて美味しかったです。
特にブルーベリーチーズは、こってり濃厚な味わいでクセになる感じでした。
デザートを食べたら、無料で滑れる芝滑りを何十回も楽しみ、最後に本格的なトロッコ列車に乗って帰りました。
遊びつくして、食べつくした大満足の1日でした!
成田ゆめ牧場とマザー牧場どっちがファミリーにおすすめ?
千葉県を代表する2つのファミリー牧場ですが、マザー牧場に比べると成田ゆめ牧場はややマイナーというイメージです。
実際に両方行ってみた結果、どっちがファミリー向きか検証したいと思います。
1.料金、アクセスの比較
まずは2つの牧場の基本部分を比較してみましょう。
入場料の比較
成田ゆめ牧場 | マザー牧場 | |
---|---|---|
大人料金 | 1400円 | 1500円 |
子供料金 | 700円 | 800円 |
無料の年齢 | 3歳未満 | 4歳未満 |
駐車場 | 600円 | 900円 |
どちらの牧場も車でのアクセスが必須なので、駐車場代も含めて比較すると成田ゆめ牧場のほうが安いです。
しかし、敷地はマザー牧場の方が広大ですし、大型のイベント・アトラクションもマザー牧場は多いので、感覚的には成田ゆめ牧場の料金設定は少し高いかなという印象です。
アクセス時間と料金の比較
首都高の「永福」から高速道路で移動した場合の時間と料金を比較してみましょう。
6月の日曜日に朝9時に出発する想定で片道を比較しました。
成田ゆめ牧場 | マザー牧場 | |
---|---|---|
所要時間 | 75分 | 70分 |
高速代(ETC料金) | 3070円 | 2450円 |
時間はほとんど変わりありませんが、料金は圏央道を使う分成田ゆめ牧場が高くなりました。
ただし、マザー牧場の場合、シーズンによってはアクアラインの渋滞にはまる恐れがあるので、成田ゆめ牧場に行くよりも大幅に遅くなる可能性はあります。
2.成田ゆめ牧場は無料の遊具が充実
マザー牧場はとても広くて、遊園地もあります。
人気のある観覧車やファミリーコースターはそれぞれ1人300円で、その他のアトラクションも200円~500円です。
成田ゆめ牧場には遊園地がなく、ファンシーサイクルやトロッコ列車などの乗り物があるだけです。
子供が乗れる乗り物の料金はどれも500円です。
ただし、成田ゆめ牧場には、無料で遊べるアスレチック遊具や芝すべりもあります。
3.マザー牧場はイベントが盛りだくさん
イベントが充実しているのは間違いなくマザー牧場です。
成田ゆめ牧場は、牛の乳搾りやアヒルのレースくらいしか目立ったイベントはありません。
一方のマザー牧場は、「ひつじの大行進」「シープショー」「こぶたのレース」「牧羊犬とまきばの仲間たち」「アヒルの大行進」など派手なイベントが盛りだくさんです。
また、有料(大人1200円)ですが、マザーファームツアーと言うトラクターに乗って広大な牧場を見て回るアトラクションも面白いです。
これらのイベントを追いかけるだけで1日が過ぎてしまうのがマザー牧場です。
その分、子供を連れてあっちこっちに移動する必要があるのでちょっと忙しいです。
4.大人はマザー牧場、幼児は成田ゆめ牧場
筆者は3歳以下の子供を連れてマザー牧場に2回、成田ゆめ牧場に1回行っていますが、どちらがおすすめかといえば、小さな子供がいるファミリーなら「成田ゆめ牧場」だと思います。
その理由は、主に3つです。
2.小さな子も遊べる無料の遊具がある
3.森の中の牧場なので木陰が多い
マザー牧場は山の上にあるので、激しい上下の移動があります。
例えば、「こぶたのレース」は山の下、「シープショー」は山の上にあるので、歩くのが遅い子供の手を引っ張り、ベビーカーを押して移動するのがなかなか大変です。
また、大きな立木が少ない見通しの良い牧場なので、景色は素晴らしいのですが木陰が少ないので、炎天下の日は暑くてたいへんです。
一方、成田ゆめ牧場は、森をそのまま生かして牧場にしているので、木陰の中で移動して遊ぶ事ができます。
また、無料の遊具があるので、木陰にレジャーシートを敷いて、子供たちが遊んでいるのをのんびり見るだけという過ごし方も可能です。
幼児期の子供がいると家族だと、子供の世話だけで大忙しなので、イベントの時間を気にせず、リラックスして楽しめる成田ゆめ牧場がおすすめです。
高学年の小学生や大人のデートには、スリリングなアトラクションンもあって、派手なイベントも楽しめるマザー牧場が楽しいでしょう。