目次
名古屋のレゴランドに隣接する「レゴランド・ジャパン・ホテル」の実体験レポートをご紹介します。
cawaiku編集部のスタッフが子供を連れて実際にレゴランド・ホテルに宿泊しました。
泊りがけでレゴランドに行ったら、やっぱりレゴランド・ホテルに泊まったほうが良いのでしょうか?
レゴランド・ホテルに宿泊したらこうなった【体験記】
ゴールデンウィーク(GW)中に4歳の娘と2歳の息子を連れてレゴランドに行きました。
関東から1泊2日の旅行だったためレゴランドの隣にあるレゴランド・ジャパン・ホテルを利用しました。
その時の様子を体験記としてまとめました。
1.預けた手荷物は客室に届けてくれる
新幹線を使って名古屋に行き、朝の11時前にレゴランドに到着しました。
レゴランドは空いているとも聞いていましたが、さすがにGWだったのでレゴランドの入口前は長蛇の行列ができていていました。
「入場するのに時間がかかるのかな?」と心配しつつも、レゴランドのパスポートが付いた宿泊プランを予約していたので、まずはホテルのフロントに行ってパスポートを受け取ることにしました。
開園は10時だったためか、ホテルのフロントはあまり混雑しておらず、待ち時間なしで仮チェックインを済ますせパスポートを受け取ることができました。
受付の人に行列について聞いてみると、当日券を購入するための列でパスポートがあればすぐに入場できると分かりました。
ひと安心して手荷物を預けようとしたところ、「お荷物は入口を出て左側になります」と外に行くように指示されました。
「なんでフロントで対応してないのか・・・」と思いつつも、ホテルを出て手荷物を預かるところに行って荷物を預けました。
荷物を受け取った女性スタッフが「楽しんできてね!いってらっしゃい」などと子供たちに笑顔で話しかけてくれたので、子供も嬉しそうに「いってきまーす」と手を振って、レゴランドに向うことができました。
そして、レゴランドが閉園する18時まで目一杯遊んだ後、ホテルに戻ってチェックインを済ませました。
荷物はすでに宿泊する部屋に置いてくれていたので、カードキーを受け取るとホテルのディナーバイキングに直行することができました。
2.レストランの隣にプレイエリアが!
レストランはホテルの2階にあるため階段を上って向かいました。
遊び疲れてお腹がぺこぺこだったので、「いっぱい食べよう!」と思いながら2階に到着すると、楽しそうなキッズ・プレイ・エリアが目の前に飛び込んできました。
2歳の息子は興奮して「わっわっ!」と指さしてびっくりし、4歳の娘も「ここで遊びたい!」と目を輝かせていました。
「ご飯食べてからね」と何とか説得してレストランに入りました。
ディナーバイキングの時間は17時開始で私達は18時過ぎに入店しましたが、席はまだ半分ほどあいていました。
できるだけビュッフェコーナーに近い席を確保すると、さっそく料理をとりにいきました。
子供の好きなピザやパスタ、カレー、ケーキ類が並び、名古屋名物の手羽先やきし麺などもあります。
和洋中と品数はかなり多いので、デザートも含めて1人で全種類制覇するのはかなり難しいと感じる程でした。
どれも「すごく美味しい」というほどではありませんが、基本的には「外れなし」の万人受けする味付けになっていて、私たちのような子連れファミリーにとっては満足できる内容になっていました。
早食いのパパはあっという間にお腹一杯になってしまい、子供たちもある程度食べると歩き回ったりして落ち着かない状態になってきました。
ママはまだまだ満腹になるまで時間がかかりそうだったため、パパが子供を連れてレストランの隣にあるプレイエリアに遊びにいきました。
プレイエリアは忍者屋敷や海賊船を探索できるようになっていて、もちろんレゴブロックもたくさん置いてありました。
食べてまたすぐに遊べるとあって子供たちは大喜び。
ママが食べ終わっても「ずっとここで遊ぶ!」と言うくらい夢中になっていました。
「お部屋にもおもちゃがあるみたいだよ」と言って、ようやく部屋に連れて帰りました。
3.お部屋は遊び心がありすぎる!
2階のレストランから5階の部屋へとエレベーターで向かいました。
エレベーターの扉が閉まるとまるでクラブのように音楽が鳴り響き、照明がピカピカ光ります。
3階、4階と人が降りるために止まる度、その演出が繰り返されるので、エレベーターに乗っている子供たちはみんな大笑い。
ついに予約していた「アドベンチャー」ルームにつきました。
レゴランドホテルには他に4つのテーマがありますが、基本的な間取りはどれも一緒でテーマによって内装が異なります。
「アドベンチャー」は一番落ち着いた雰囲気の内装です。
入ってすぐに2段ベッドがある子供部屋があり、その奥に洗面シャワー室、そして一番奥にクイーンベッドが1つあるベッドルームになっていました。
子供部屋にはレゴブロックと絵本が用意され、洗面室にあるシャンプーなどのアメニティはすべて可愛いレゴのパッケージになっていました。
また、部屋のあちこちにレゴブロックで作られたクモやサソリのオブジェが飾られていました。
4歳の娘は初めての2段ベッドやユニークな内装に興奮して、「私は上に寝る!ずっとここに住みたい!」とおおはしゃぎでした。
しかし、1日中遊んで疲れていたのか、子供たちはシャワーから出ると、ベッドの上でブロックで遊びながら自然と寝てしまいました。
実はレゴホテルの部屋には宝探しのできる仕掛けがあって、謎を解くと金庫から新しいおもちゃを取り出すことができます。
今回は残念ながら体力が尽きて宝探しはできませんでした。
4.朝食は1時間以内
レゴランド・ホテルの朝食ビュッフェは3つの時間帯から選ぶことになります。
今回、宿泊した時期は、7:00~8:00、8:30~9:30、10:00~11:00の3つでした。
レゴランドが10時開園なので、10:00~の回が一番空いているようですが、私たちは新幹線に乗るために14:00頃にはレゴランドを出る必要があったため、一番混雑しているという8:30の回を選びました。
慣れない寝具で前日の疲れが抜けきれない状態で、なんとか8時半前にレストランに行くことができました。
しかし、レストランに入るお客で長い列が!
とは言え1回ごとの人数は決まっているため、どんなに列が長くても席は必ず確保できます。
昨晩とほぼ同じ席を確保して、料理をとりに行きますが、大勢のひとでごった返して、スムーズに欲しいものが手に入りません。
大人が食べる以外にも、子供2人の料理をとって食べさせないといけないですから、混雑した中での1時間はあまりに短すぎました。
朝食ビュッフェも和洋中と豊富な品数で、どれも外れなしの味付けでした。
大好きなパンの種類も多いので料理そのものについては満足できる内容でした。
しかし、あっという間に1時間が過ぎてしまい、食べたかったものが食べられないままチェックアウトとなりました。
レゴランド・ホテルの宿泊プランはお得?
今回「コンボ2DAYパスポート」と「夕食」「朝食」がセットになったプランを利用しました。
料金は3歳未満の子供は無料なので、大人2人、子供1人で68950円でした。
しかし、2019年5月~9月頃までの料金表を見ると値上がりしたのか休日は同じプランで8万円程度もします。
宿泊代(朝食込) 5万円前後
コンボ2DAYパスポート 14650円
夕食 9250円
まず、宿泊代については1部屋単位の金額となるため3人でも4人でも金額は同じです。
4人だと朝食付きで1人平均12500円なので、レゴランドの隣と言う立地を考えれば高いとは感じません。
3人だと1人平均16000円なので割高感があります。
しかし、ホテル内には子供が遊べるプレイエリアやプールも備わっているので、ビジネスホテルに泊まるよりも喜ばれることは間違いありません。
次にチケット代はどうでしょうか?
コンボパスポートはネットで7日前に予約購入すると割引が適用されるので、休日は子供3900円、大人5700円となります。
これが2日分となるためホテルに宿泊せずに購入した場合は子供1名大人2名で合計30600円となります。
つまりコンボ2DAYパスポートは3人家族で15950円分もお得になります。
ちなみにレゴランドホテル内にある水族館「シーライフ」への入場ができない通常のパスポートで考えても12950円お得です。
最後に夕食ですが、大人3人であれば9250円は決して高くありませんが、大人2人、子供1人の料金としてはホテル価格だとしても少し割高でしょうか?
ディナーは朝食と違って時間制限がないので、いくらでも食べられると思えば許容範囲内にも思えますが、結局、食べられる量には限界があるので、できればローストビーフ以外にも目玉となるような高級感のある料理がもう2つ、3つあれば得した気分になれると思います。
ちなみに夕食はレゴランドやメイカーズピアで食べるという選択肢もあります。
まずレゴランドは18:00に終了してしまうため遊びを優先するとパーク内で食べるのは意外と難しいかもしれません。
メイカーズピアはレゴランド内よりも飲食店の数が多く、ラーメン、イタリアン、カレーなど子供が好きなお店もあり、価格も1人1000円前後で食べられます。
ホテル内で完結すれば行ったり来たりする必要がなくて楽ではありますが、安くて美味しいものが食べたいということであればメイカーズピアでの食事がおすすめです。