0歳と2歳を連れてマザー牧場にいったら、こうなった。

2歳の女の子と0歳(生後4か月)の赤ちゃんを連れてかわイク編集部員がマザー牧場に行ってきました。

これからマザー牧場に行く予定のあるご家庭は、120%満喫するためにも、ぜひ参考にしてください。

雨の中でもマザー牧場は楽しめるか?

今回、マザー牧場へは「小雨」が降る中、訪れました。

天気予報では曇りだったにも関わらず、終始、小雨混じりでした。

ただ、イベントは全て晴天時と同じ状況で見ることができました。

もし、雨だった場合、7つの動物ふれあいイベントのうち「ひつじの大行進」「こぶたのレース」「あひるの大行進」の3つはお休みになります。

一方で、屋内施設で行われる「シープショー」「牧羊犬とまきばの仲間たち」「うさモルタッチ」「乳牛の手しぼり体験」の4つは開演されます。

さらに、人気のオプショナルツアー「マザーファームツアー」も雨が降っていたとしても決行されるため、天候に関わらず楽しむことができます。

また、イベントがない代わりに、「フレッシュチーズ&バター作り」や「ジャム作り」などの手作り体験に参加すれば1日中楽しむことができそうです。

イベントやアトラクションに関する詳細はこちらの記事も参考にしてください。
https://cawaiku.com/child/3-old/mother-farm-4051

0歳と2歳を連れてマザー牧場に行ってみた!【体験記】

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1.開園時間9時を目指して!

5月の週末は午前9時から開園です!

自宅からマザー牧場までの所要時間は車で約60分。

子連れの旅行は、ハプニング満載で予定通りにはいかないため、朝一で入園するのが鉄則です。

いつもより30分ほど早く起きたのですが、「レジャーシート忘れた!」「おもったより寒そうだから上着も!」と、準備に時間がかかり、出発が8時10分になってしまいました。

高速道路に乗って君津PAのスマートICを出て約10分でマザー牧場に到着しました。

なぜか、あと5分で着くという時に2歳の娘が突然泣き出しママに抱っこを求めるという波乱の幕開けです。

少し早く起きたので、眠くなって泣いてしまったようです・・・。

駐車場でおむつ交換などをして9:30分に入園することができました。

なお、車の駐車は入園料と別に900円かかります。

2.小雨の中、いざアヒルの大行進へ!

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大雨の日の翌日であったため、朝はまだ小雨が降っていました。

しかも、寒い!

千葉は平地しかないと思っていたのですが、マザー牧場は、東京湾を見下ろす山の上にあり意外と空気が冷たく、さらに強い風が吹く場所もあるため体感温度は平地よりも低くなるようです。

「少し肌寒い」という日であれば、マザー牧場はそれ以上に寒くなるため、防寒対策が必須です!

では「さっそくアヒルの大行進へ!」と思ったのですが、「まきばエリア」の駐車場で降りたため、「アヒルの大行進」がある「みどりのひろば」までは徒歩で15分以上かかります。

車の中でぐずって不機嫌な2歳児を連れて、急な斜面を徒歩で登るのはなかなかたいへんそうです。

ちょうど入り口近くの案内所で「ベビーカー」の貸し出しがあったため300円でレンタルすることにしました。

ついでに「マザーファームツアー」という大人1200円の人気ツアーに参加するためのチケットも購入しました。

0歳と2歳をそれぞれベビーカーに乗せて、いざ出発です!

チケットを買っていたりしたら、「アヒルの大行進」まで15分を切っていました。

道中には動物とのふれあいコーナーがあって、ついつい立ち寄ってしまうのですが、幸いにも(?)2歳の娘が動物を怖がったため、時間のロスなく無事に「アヒルの大行進」に間に合いました。

アヒルたちが暮らすゲートの中に入って、アヒルの大行進を見学です!

しかし、びびりの2歳の娘は、「こわい!いきたくない!」を連呼。

同年齢の子供が楽しそうに待っているのに、なぜ娘はこんなに怖がるのか本当に不思議です。

しかし、娘の意見は無視して、ゲートの中に無理やり連れて行きました。

アヒルたちが一斉に登場し、飼育員のお姉さんたちが餌をまくと、右へ左へアヒルが猛ダッシュです。

おしりをフリフリさせて「ぐわっぐわっ」と愛嬌たっぷりに歩いていました。

某有名テーマパークのアヒルよりも、本物の方が数倍かわいいですね・・・。

怖がっていた娘もすぐに慣れて「さわりたい!」と興味津々です。

やっぱり子供は動物が大好きですね。

3.シープショーの後は世界の羊とふれあえる!

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「アヒルの大行進」が終ると、すぐ隣のアグロドームで「牧羊犬とまきばの仲間たち」と「シープショー」を続けて見学しました。

5月の日曜でしたが、天候が小雨交じりの曇りであったためか、比較的、席に余裕がありました。

開演10分前でしたがステージ前から3列目に席を確保。

10分間の時間があったため、パパが2歳の娘を連れて、ドームの外の広い芝生で追いかけっこをして遊ぶことができました。

ショーの詳細はネタバレになってしまうため差し控えますが、両方ともとても面白かったです。

落ち着きのない2歳児でも、最初から最後までじーっとショーを見ていました。

色んな牧場の動物が出てくるので、大人も飽きることなく楽しめます!

2つのショーが終わると、なんと牧羊犬と世界の珍しい羊たちを好き放題さわることができる時間がありました。

びびりの娘も「さわりたい!」と言ったため、じっくり触れ合うことができました。

羊もたくさんの種類がいるため、それぞれ毛の性質が異なります。

ふわふわ柔らかい羊もいれば、硬い毛の羊もいます。

中でも「赤ちゃん羊」はとても毛が柔らかくて、ずっと触っていたい気持ちになります。

牧羊犬も何十人と言う子供たちが触っていてもとても大人しくしていました。

とても賢い犬ですね。

4.わくわくランドで2歳児に振り回される

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シープショーのあとはマザーファクトリーでランチタイムです。

マザー牧場グルメの一番のおすすめは、ここのリブステーキです。

150gのステーキと野菜の付け合せ、ライスとスープがついて1600円です。

以前に食べた時と変わらないおいしさ!

とにかくジューシーで驚くほど柔らかい肉質です。

全国展開しているステーキチェーン店で同じ値段を出しても、この肉質は絶対に食べられません。

小さな子供でも食べられるほど柔らかいのですが、2歳の娘はお子様カレーランチを選択。

大のカレー好きなので、あっという間に「カレーだけ」食べてしまいました。

食べた後はマザーファームツアーに参加する予定だったのですが、まだ時間に余裕があったため、「わくわくランド」という遊園地コーナーで時間をつぶしました。

まずは家族で観覧車にのって、房総の自然と東京湾の風景を堪能しました。

その後も、「あれ乗りたい、これ乗りたい」と娘が猛アピール。

しぶしぶ「じゃあ、あれとこれね」と娘の要望に応え300円のチケットを2枚購入。

が、ここで事件が!

乗りたいと言っていた乗り物ではなく、スーパーのゲームコーナーにあるような、コインを入れて動かす乗り物(パトカーや消防車など)を見つけて、「しょーぼーしゃのりたい!」と言い始めたのです。

「えー、300円のチケット買ったのにー。あれとこれをのりなよー」

「いやなの、しょーぼーしゃのるの!」

・・・さらに200円のコインを投入して念願の消防車に乗せてしまいました。

結局、わくわくランドだけで1500円近くも消費してしましました!

5.マザーファームツアーで羊に追いかけられる

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さて、ついに本日のメインイベント「マザーファームツアー」です。

前回来た時は、気になりながらも別料金であったため参加しなかったのですが、今回は子供たちを連れて参加。

牛柄の貨車にのって、ツアーでしか見られない牧場を見学です。

ツアーの中身をひと言で表わすと、「サファリパークの牧場版」です。

ガイドによる牧場に関する楽しい生解説を聴きながら、珍しい家畜を見ることができます。

ツアーのハイライトは、放牧されている羊・アルパカ・やぎへの餌やり体験です。

体験できる場所に到着すると一旦、貨車から降り、ガイドのお兄さんから餌を受け取って動物たちに餌をあげます。

動物たちもツアー客が来るとエサがもらえるとわかっているようで、貨車から降りた途端に猛ダッシュで羊が近づいてきてくれます。

エサをてのひらに乗せてあげると、ペロンと食べてくれます。

羊たちのベロの感触は、気持ち悪いようなかわいいような何とも言えない感じです。

2歳の娘は、「エサやり」よりも「エサそのもの」に興味をもったようで、自分の手に持ったエサをじーっと見ています。

すると、羊が近づいてきて手の中のエサを食べようとしました。

しかし、びびりの娘は驚いてエサを持ったまま猛ダッシュで逃げる!

そのエサを追いかけて羊も猛ダッシュ!

エサをあげてしまえば追いかけられないのですが、娘はエサを手に持って離さないものだから、余計に追い回されるというコントのような展開に!

他の子供たちは上手にエサをあげているのに、なんでうちの娘はひとり羊に追い回されているのだろうか・・・。

周りの大人たちも逃げ回る娘をみて大笑いでした。

6.こぶたレースを見て終了!

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娘にとっては悪夢のようなツアーが終わり、ここでカフェタイムです。

本当は、牧場のソフトクリームが食べたかったのですが、肌寒い気候だったため、温かい「マザーどーなっつ」と飲むヨーグルトを買って、おやつにしました。

ヨーグルトはとても濃厚で美味しかったです。

さらに、ドーナッツも甘さ控えめで大人向けの味になっていてとても美味しかったです。

でも、子供にはちょっと甘さが足りなかったみたいで、半分残してしまいました。

その後、こぶたのレースを見るために、まきばエリアに戻りました。

こぶたレースは、豚のお尻を叩いて、決められたゴールに誘導する速さを競います。

豚を追い回せる小学生までの子供なら誰でも参加可能です。

でも、大人気のレースであるため、参加するためには抽選会で当たる必要があります。

レースに参加したいがために、1日に何度も抽選券をとる家族もいるようです。

参加する家族はもちろん楽しいのですが、見ている観客も楽しめるように500円で「馬券」ならぬ「豚の投票ますこっと」を購入することができます。

「豚の投票ますこっと」に書かれた番号と同じ番号の豚がレースで1位になると「豚のクッション」がもらえます。

投票マスコット自体もぬいぐるみストラップになっているので、外れても記念品になります。

「豚の投票ますこっと」は意外と人気なようで、次々に購入されていました!

さて、羊から逃げるための脚力には自信のある我が娘ですが、さすがに2歳のため、今回の参加はパスしました。

豚に「追いかけられる」レースなら絶対に1位になれると思うのですが、残念です。

子豚のレースを見学して娘も興味をもったようで、「さわりたい!」と言ってくれました。

次回、来た時は絶対に参加したいですね。

子豚のレースが終わった後は、隣のふれあい牧場で動物をさわり、その後、お土産を買って帰りました。

朝9時過ぎに到着しましたが、本当にあっという間に16時を過ぎていました。

マザー牧場は本当に楽しいです。家族連れには間違いない場所です!

さて、日曜日の16時頃、アクアラインはすでに大渋滞でした。

渋滞に巻き込まれたくないのであれば、もっと早い時間にマザー牧場を出たほうがよさそうです。

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