目次
大阪府にある矢吹産婦人科少路クリニックで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
32週目で子宮頸管が短く、切迫早産と診断された時のことです。
エコー台に乗り検査を受けていると「(赤ちゃんが)だいぶ下がってきてるわ。だめだ、自宅安静にしないと。仕事してるの?休みましょう」とカーテン越しに先生の声がしました。
私は予想外の言葉ですぐに理解できないものの、赤ちゃんが危険なのではないかと漠然と不安になりました。
検査を終える時に先生にヒザをぽんぽんと優しく叩かれて、不安で泣きそうだけれどしっかりしなければと思いました。
診察に呼ばれるまで待合のイスに座って心を落ち着けてから、診察室で説明を受けたのですが、やはりドキドキして説明を理解するのが大変でした。
診察室を出てから、助産師さんが声をかけてくれて、補足をしたり励ましてくれたのがありがたかったです。
2.お産の体験
予定日を5日過ぎた日の夜中、弱いけれど規則的な腹痛が始まりました。
初産婦は5~7分間隔になったら産院に電話するようにとの指示だったので、間隔を計り、朝6~7時頃に電話を入れました。
痛みが弱かったので入院にはならないかもしれないと電話口で言われましたが、夜中にトイレで水っぽいものが出たと伝えると、破水しているか検査するため診察に来るように言われました。
診察を受けたところ、破水が確認されたのでそのまま入院となりましたが、朝のうちに陣痛はほぼ収まってしまいました。子宮口は3cmでした。
破水も、高位破水という種類でそれ以上羊水が出てくることもありませんでした。
翌日までに本格的に陣痛が来なければ、陣痛促進剤を使う予定でしたが、夜22時頃から陣痛が強くなり始めました。
全室個室なので、薄暗い部屋の中で、一人陣痛に耐えました。
助産師さんは優しく説明もわかりやすく頼もしかったですが、分娩が重なっていたためか忙しそうでした。
子宮口が6~7cmまで開いて陣痛が辛くなり、立ち会う夫を呼んだのが夜中の2時頃でした。
夫におしりを押してもらいながら陣痛に苦しみ、4時前頃にもう耐えられないと思いナースコールで助産師さんを呼ぶと、子宮口がほぼ全開になっていました。
急いで下の階にある分娩室に移動しましたが、歩いて移動している間も陣痛が来て、辛かったです。
分娩台に乗り、助産師さんの手で完全に破水させてもらって、何度かいきんだところで医師が入ってきました。
会陰切開を受け、吸引分娩の機械が準備されましたが、ほとんど吸引されないうちに娘が無事生まれました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
切迫早産でしたが、予定日を6日過ぎて生まれてきたので、「やっと会えたね」と思いました。
すぐに元気に泣きだしたことに安心しました、。
き声がかわいいと思ったこと、髪の毛がフサフサでびっくりしたことを覚えています。
4.入院中の体験
助産師さんが回診に来た時、なかなか母乳が出ず、うまく吸わせられないことを相談したことがありました。
わりと年配の助産師さんで、話を聞いてくれて笑顔で「がんばってるよ」と認めてもらえて、涙が出ました。
ナースステーションの横にある授乳室に、次の授乳のタイミングで来るように勧めてもらい、実際に授乳の様子を見てアドバイスをくれました。
ママなのに授乳もうまくできないと落ち込んでいましたが、がんばろうと思い直すことができました。
5.矢吹産婦人科少路クリニックで産んで「よかったな!」と思う体験
産院を選ぶ時重要視していませんでしたが、入院中のおいしい食事とエステのサービスがとてもよかったです。
出産は思った以上に体力を使いますし、退院してからの赤ちゃんとの生活でもなかなか休めないので、少し贅沢な思いをしてもいいと思います。
6.通院・入院中の「残念」な体験
分娩室に移るまでの間、助産師さんがなかなか来てくれず心細かったです。
また、入院中に一度個室の中にゴキブリが出ました。
レストランと同階に病室があるためだと思いますが、その日はなんとなくゆっくり休めませんでした。
矢吹産婦人科少路クリニックについて
2017年6月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
平日の夜診があるため仕事帰りに健診に通いやすかったこと、きれいで無料の個室があること、入院中に面会時間が21時までと長いことが選んだ決め手でした。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
平日の夜診は、長くても30分ほどの待ち時間でした。
土曜日はかなり混んでおり、毎回1~2時間待ちました。
3.費用はどれくらい?
普段の健診では自己負担は0円でした。
エコー以外の特別な検査や処方薬がある時は1500円や5000円程度の支払いがありました。
入院・分娩費用は、夜間の吸引分娩で14万円でした(前金5万円を含みます)。
4.主治医の先生はどんな人?
院長先生は、体重管理に厳しく一見怖そうな見た目です。
体重が増えていると厳しい顔つきになり「難産になるから」と叱られますが、体重管理をがんばっていると「いいですね」と笑顔で認めてくれます。
端的な説明で、話すのが速めなので聞き取りにくい時はありますが、診察の最後に必ず「他に何か聞きたいことはありますか」と尋ねてくださるので質問はしやすいです。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
落ち着きがあり、話し方は優しく安心感がある方でした。
お産の準備はてきぱきとしてくれて、頼もしく感じました。
お産の間、「もう子宮口が〇〇cm開いてるからいい調子ですよ」「いきむの上手ですよ」と常に励ますような言葉をかけてくれました。
入院中に会うと、会陰の傷の具合などを気にかけて話しかけてくれて、ちゃんと覚えてもらっているんだなと嬉しく思いました。
6.入院中の食事はどうだった?
院内のレストランで作られており、和洋中どの料理も大変おいしかったです。
量も食べきるのが大変なほど多いです。
入院中に一度フレンチのペアディナーが食べられます。
3時のおやつと紅茶も毎日の楽しみで、退院するのがいやでした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(〇)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(〇)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(×)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(〇)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
赤ちゃんに深く乳首を吸わせる、最初は母乳が出なくても何度も吸わせることが大切なので泣く度に吸わせるなどの指導がありました。
初めから長く吸わせると乳首が傷つきやすいので、片方5分で2往復するよう言われました。
ナースステーション横の授乳室に行くと、実際に母乳をあげる時の姿勢を見たり、どれくらい飲めているか体重を測ってチェックしてくれたりしました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
退院してから約1週間後、希望者は体重チェックをしてもらえたので行った際に、顔や首に湿疹があることを相談しました。
小児科に行くことを勧められ、解決したので行って良かったです。
11.新生児健診のタイミング
生後約1か月