子供部屋はいつから必要?―必要になる4つのケース―

子供部屋が必要になるのはいったい何歳からでしょうか?

子供の成長や発達状況を考慮して、子供部屋が必要になる状況を紹介します。

新築・引っ越し・リフォームなどを検討しているご家庭は参考にしてみてください。

子供部屋が必要になる年齢

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子供部屋が必要になる時期は家庭によって異なります。

そこで、一般的な4つのケースをいくつか紹介します。

1.幼稚園に入学後(年少)

子供部屋が必要になる主な理由
・おもちゃを始めとした物が多くなるから

幼稚園で子供部屋というのは、早すぎると感じるかもしれません。

確かに日本では小学校入学前までは親と一緒に寝るケースがほとんどであるため、子供部屋の必要性はあまりありません。

しかし、幼稚園に入園する頃には、おもちゃや本の量が増えて、リビングを占拠するようになります。

さらに、弟や妹がいるとおもちゃが倍増してリビングだけでは収拾がつかなくなってきます。

そこで、やむをえず寝室以外の部屋を子供部屋として提供する必要がでてきます。

とりわけ年少のころになると、おもちゃのお片づけも一人でできるようになるため、子供部屋におもちゃを置いて、リビングに持ってきて遊び、遊び終ったら子供部屋に片づけるということもできるようになってくるため、提供するタイミングのひとつになります。

2.小学校に入学後(1年生)

子供部屋が必要になる主な理由
・学校や習い事の教材・道具が多くなるから
・子供が自分のモノを管理できるようになるから
・ひとりで寝ることができるようになるから

小学生になるとランドセルや教材などの持ち物が増え、さらに習い事の道具やおもちゃなども増えて親が管理しきれなくなるため、身の回り物は子供自身で管理してもらう必要が出てきます。

親も子供に自分のものを整理整頓する習慣を身に着けさせるため「子供部屋」と「収納家具」を用意しようと考えるようになります。

また、子供の性格によっては親と離れて子供部屋で寝ることもできるようになってきます。

ただし、この時期はまだ、個室として子供部屋を使うのではなく、年の近い兄弟姉妹との相部屋にすることも一般的です。

3.小学校高学年(4~5年生)

子供部屋が必要になる主な理由
・1人部屋を持つ友達が増えるから
・女の子は第2次性徴が始まる時期だから
・衣服の管理ができるようになるから
・中学受験の勉強をするから

小学校高学年になると個室を持つ友達が急激に増えるため、自分も欲しいと親に懇願するようになります。

それに加えて、特に女の子の場合は、第2次性徴が始まることで、男兄弟との相部屋を嫌がるようになります。

また、学校の教材やおもちゃだけでなく、衣服についても自分で選んで着るようになるため、自分の「好きな物」に囲まれて生活することができる個室に憧れるようになります。

近年では、勉強をリビングやダイニングでやらせる親が増えていますが、年下の兄弟がいる場合には、兄弟が遊んでいるために集中できないことがあるため、中学受験などの本格的な勉強をするために個室を与えるというケースも多々あります。

4.中学校入学後

子供部屋が必要になる主な理由
・思春期に入りプライバシーの意識が強くなるから
・精神的な親からの自立を求めるようになるから
・自分自身で勉強をすることができるから

中学生になり反抗期を迎えると、親と一緒にいてあれこれと干渉されることが煩わしくなり、部屋で一人になりたいと思うようになります。

特に男の子は第2次性徴の始まりによって性的な好奇心も強くなることから、親の目がないプライベートな空間は成長の一過程として重要な役割を果たすことになります。

また、勉強についても親の意見ではなく、自分自身で必要性を感じて取り組むことができるようになるため、リビングのような親の目がない所でも勉強ができるようになります。

こうした事情から、自宅スペースに不都合がない限り、遅くとも中学生になるまでには個室を与えるのが一般的です。

結局、いつ子供部屋を与えるべきか?

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結論から言えば、正解はありません。

子供の性格や家庭の事情もあることから一概に言うことは出来ません。

1つ言えるとすれば、まずは子供の意見を聞くことが重要です。

親としては「そろそろ個室でも用意しようか」と思っていたとしても、子供は兄弟と同じ部屋の方が、一緒に楽しく過ごせるために気に入っているかもしれません。

また、親が勝手に決めてしまうのではなく、子供自身に子供部屋が欲しいのかどうか、欲しいとしたらどのような部屋が必要かなどを何度か聞いてみると良いでしょう。

子供がその場の思い付きではなく真剣に考えた上で子供部屋を必要と考えているのであれば、希望に沿って用意することを検討しましょう。

もし、用意できないとすれば子供に納得のいく理由を伝える必要があります。

また、子供部屋を用意する場合には、同時に使う時のルールも親子で一緒に考える必要があります。

そして決めたルールを守れる年齢であるかどうかも子供部屋を与えるタイミングを決定するための判断材料になります。