七五三の初穂料(祈祷料)についてくわしく紹介します。
有名な神社での祈祷料や参拝する日取りなど七五三の気になる疑問にお答えします。
【七五三】全国有名神社の初穂料一覧
有名な神社について七五三詣の初穂料を表にまとめました。
所在 | 神社(寺)名 | 祈祷料(初穂料・玉串料) |
---|---|---|
北海道 | 北海道神宮 | 5000円~ |
茨城県 | 笠間稲荷神社 | 7000円~ |
千葉県 | 成田山 | 5000円~ |
埼玉県 | 氷川神社 | 5000円~ |
東京都 | 明治神宮 | 5000円~ |
東京都 | 神田明神 | 7000円~ |
東京都 | 日枝神社 | 10000円~ |
神奈川県 | 鶴岡八幡宮 | 5000円~ |
静岡県 | 三島大社 | 5000円~ |
愛知県 | 熱田神宮 | 6000円~ |
三重県 | 伊勢神宮 | 5000円~ |
奈良県 | 春日大社 | 5000円~ |
京都府 | 伏見稲荷大社 | 5000円~ |
京都府 | 八坂神社 | 5000円~ |
大阪府 | 住吉大社 | 10000円~(2人:15000円) |
兵庫県 | 生田神社 | 8000円~(2人:12000円、3人:15000円) |
広島県 | 広島護国神社 | 5000円~ |
島根県 | 出雲大社 | 5000円~ |
福岡県 | 太宰府天満宮 | 5000円~(2人:8000円、3人:10000円) |
※2017年8月時点で確認されたご祈祷料です。変更されている可能性があるため事前に神社に確認しましょう。
七五三詣と神社
1.初穂料の相場
七五三のお祝いで、神社にご祈祷してもらう時に納める初穂料の相場は、全国的に5,000円~10,000円となっています。
中でも、5,000円という神社がほとんどです。
2.神社の七五三詣は参拝だけでもよい?
七五三で神社を参拝する際に「祈祷」は必須ではありません。
気持ちの問題ですので、祈祷してもらうかどうかは家族で話し合って決めましょう。
ただし「初穂料」を支払って祈祷してもらうと、千歳飴やお札などの記念品がもらえます。
神社にとって七五三は参拝者を増やす一大イベントであるため、各神社が競うように様々な記念品を用意しています。
一部の神社では「おもちゃ」が付いてくることもあります。
3.七五三詣は11月15日じゃないとダメ?
七五三は本来11月15日ですが、学校や仕事などの都合などにより15日以外に参拝することが多くなっています。
そのため、ほぼすべての神社が11月15日以外でも七五三の祈祷を受け付けています。
ただし、受け付けている期間は神社によって異なるため事前に問い合わせをしましょう。
基本的に11月中であれば間違いなく七五三の祈祷ができます。
また、神社によっては基本的にいつでも(9月でも2月でも)七五三の祈願を受け付けていて、中でも11月前後の特定の期間に参拝すると、千歳飴などの七五三の記念品が受け取れるところもあります。
いずれにしても、11月15日にこだわらなくても、しっかりご祈祷していただけます。
むしろ11月15日やその前後の土日は非常に混雑しているため、ご祈祷までにかなり待たされることもあります。
小さな子供に慣れない着物を着せて混雑した中を歩くのはなかなか大変ということもあり、最近では前倒しで9月や10月に七五三詣でを済ませるという人もいるくらいです。
4.七五三詣で有名な神社とは?
七五三は、もともと「髪置き」「袴着」「帯解き(紐落し)」とよばれる公家・武家で行われていた子供の通過儀礼が由来となっています。
江戸時代に徳川将軍家が3歳の子供の通過儀礼である「髪置き」を11月15日に行い、その後、江戸の町人の間にも広まったとされています。
そのため東京に七五三とのゆかりが深い神社が多く、中でも神田明神や日枝神社(赤坂山王社)に江戸の町人が参拝するようになったといわれています。
日枝神社は徳川家との結びつきが強く、安産や子育ての神社として古くから知られており、また、神田明神は千歳飴の発祥の地とも言われています。