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七五三の記念として欠かせないのが「写真」です。
華やかな着物を着てお祝いするのですから、親としては最高の写真を残したいものです。
そこで七五三の記念撮影をするベストタイミングについて紹介します。
七五三の前撮り写真はいつから撮れるか?
まずは、七五三詣に先んじて写真スタジオで撮影する「前撮り写真」はいつ撮るべきか解説します。
1.キャンペーン期間は6~10月
七五三の写真をフォトスタジオで取る場合、11月はたいへん混雑するうえに値段も正規料金になります。
しかし、スタジオアリスやスタジオマリオ、たまひよ写真館などの全国チェーンの写真館であれば、初節句の時期が終了した6月から七五三の前撮り(早撮り)キャンペーンを行っています。
キャンペーン期間中は、写真スタジオの閑散期にあたるため静かな雰囲気で、しかもキャンペーン価格で撮ってもらえます。
さらにキャンペーン期間の中でも、休日よりも平日の方が空いています。
そこで幼稚園生や小学生であればパパ・ママは有給休暇を取得して夏休みの平日に七五三の記念写真を撮るのがおすすめです。
2.実はいつでも撮影できる?
様々な特典がつくキャンペーン期間にこだわらなければ、実はいつでも七五三の前撮り写真が撮れます。
極端な話、2月に前撮りすることだって可能です。
ただし、成人式や初節句などの繁忙期は断られることもあるので、事前に確認してから行くようにしましょう。
神社での記念写真はいつ撮るか?
めったに着ることがない晴れ着を着ているのですから、写真スタジオだけでなく、参拝する神社の中でも思い出に残る写真を撮りたいものです。
良い環境で写真を撮るための時期や方法を紹介します。
11月15日前後は混雑する
11月15日が七五三祝いの当日となります。
そのため神社の境内は多くの参拝客でにぎわい、神社の静かな雰囲気でベストショットを撮ることが難しくなります。
さらに11月15日の前後の土日も同じように混雑します。
大きな神社であれば、撮影スポットを設けられ、プロのカメラマンが有料で撮影してれるというサービスがあります。
しかし、こうしたサービスも長時間の待つことは必至です。
疲れ切って笑顔の写真が撮れないかもしれません。
お祝い事なので本来は11月15日にこだわって参拝するべきなのでしょうが、神社でも満足する写真を撮りたいのであれば、少し時期をずらすと良いでしょう。
11月以外も七五三詣ができる!?
一般的な神社では七五三の参拝者むけのご祈祷は11月中に行っています。
七五三専用の窓口が設けられて、初穂料を支払い、祈祷の順番が来るのを待ちます。
しかし、大きな神社では参拝客を分散させるためなのか、11月よりも前に七五三詣ができます。
例えば、七五三詣で有名な赤坂の日枝神社では「七五三(なごみ)プラン」とよばれる、記念撮影と祈祷、食事がセットになった企画があり、なんと9月から利用できるのです。
また、神社ではありませんが成田山の七五三詣も10月から御護摩祈祷が行われています。
これらの神社に限らず、実はどこの神社でも祈願したいというものを拒むことは基本的にありません。
事前に神社の社務所に電話で問い合わせて「七五三の祈願がしたい」と相談すれば対応してくれます。
もちろん祭りなどの行事があるときは希望の日程で祈祷ができない可能性があります。
おすすめは10月
伝統行事ですので、しきたりを尊重したいということであれば11月15日に参拝すべきです。
しかし特にこだわりがなく、境内でゆっくりと素敵な写真が撮りたいということであれば、10月に参拝するのがお勧めです。
9月だと残暑厳しい中で着物を着ることになりますし、11月を過ぎると混雑するからです。
特に10月から七五三詣の祈願を行っている神社であれば、七五三姿でもそれほど違和感はありません。