【七五三】熨斗袋の書き方―「お祝い」も「ご祈祷」も画像で解説―

七五三のお祝いでご祝儀をあげる時と、神社で祈祷をしてもらう際に初穂料(玉串料)を収めるときの「のし袋」の書き方を紹介します。

熨斗の書き方―お祝い(ご祝儀)用―

孫や親せきの子供に七五三のお祝いを場合の熨斗袋の書き方を解説します。

1.外袋

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水引き : 蝶結び
表書き : 上段「七五三御祝」、下段「自分の名前」

以上のように蝶結びの熨斗袋を用意して、表書きに自分の名前と「七五三御祝」と書くのが一般的です。

「七五三御祝」以外の書き方としては、3歳の七五三は「賀御髪置」、5歳の七五三は「賀御袴着」、7歳の七五三は「賀御帯解」とすることができます。

実は「七五三」と呼ばれるようになったのは大正時代以降とされており、それまでは3歳の儀式を「髪置き」、5歳の儀式を「袴着」、7歳の儀式を「帯解き」と呼ぶのが一般的でした。

そのため本来はこれらの呼称で表書きを書くべきですが、「七五三」という呼び方が広まった今では「七五三御祝」とするのが一般化しています。

2.中袋

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表 : 金〇〇円
裏 : 住所、自分の名前

金額の書き方は、以下のようにします。

3,000円 : 参千円または三千円
5,000円 : 伍千円または五千円
7,000円 : 七千円
10,000円 : 壱萬円または一万円
20,000円 : 弐萬円または二万円
30,000円 : 参萬円または三万円
50,000円 : 伍萬円または五万円
100,000円 : 壱拾萬円または十万円
200,000円 : 弐拾萬円または二十万円

熨斗の書き方―祈祷料(初穂料)用―

七五三を迎える子供を連れて、神社でお祓いをしてもらう時に納める祈祷料の書き方を紹介します。

1.外袋

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水引き : 蝶結び
表書き : 上段「(御)初穂料」「(御)玉串料」「(御)祈祷料」、下段「子供の名前」

蝶結びの熨斗袋を用意して、「初穂料」などと書きます。

「御」は有り無しどちらでも構いません。

下段には祈祷をしてもらう子供の名前を書きます。

2.内袋

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表 : 金〇〇円
裏 : 住所、子供の名前

金額の書き方は、以下のようにします。

3,000円 : 参千円または三千円
5,000円 : 伍千円または五千円
7,000円 : 七千円
10,000円 : 壱萬円または一万円

3.白封筒の場合

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表書き : 上段「(御)初穂料」「(御)玉串料」「(御)祈祷料」、下段「子供の名前」
裏書き : 金〇〇円、住所

熨斗袋ではなく白封筒で納めてもマナー違反にはなりません。

熨斗袋と同じく上段に「初穂料」などと書き、下段に子供の名前を書きます。

「御」は有り無しどちらでも構いません。

そして裏書には、金額と住所を書きます。

なお、裏書は金額のみとし、住所は書かなくても構いません。

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