目次
三重県にある白子ウィメンズホスピタルで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
妊娠中期から胎動が強く、元気いっぱいの赤ちゃんでした。
臨月になれば、子宮が狭くなるから胎動が落ち着く、との話を聞いていたのですが、一向に落ち着く様子はありませんでした。
妊娠後期に、赤ちゃんの心拍を図るために初めてお腹にモニターを付けた時、胎動が激しすぎて何度も機械がお腹から外れ、最終的に看護婦さんが手で押さえながら心拍を図ったことが印象に残っています。
モニターの機械から出てきた用紙には、お腹の張りは見られないのに、胎動の波がくっきり印刷されていました。
2.お産の体験
里帰り出産で、予定日の一カ月前から実家に帰っていました。
予定日を4日過ぎた夜12時近く、体の中で「ポン」と何かがぶつかる感覚があり、破水。
その日の1時過ぎに入院しました。
病院到着後、子宮口はまだ全く開いていないということで、付添いの母親は一度家に帰り、私は一人で陣痛室で待機することになりました。
じわじわ痛みが押し寄せてきたもののまだ耐えられるレベルでした。
部屋で一人なのをいいことに、「痛い、痛い」と大きめの独り言を言って、痛みから気を紛らわせていました。
何時間か経ったころ、もう独り言ではごまかせないくらいの痛みになっていました。
内診してもらうと、子宮口はまさかの7センチ。
こんなに急激に進むと思っておらず、あわてて母を呼びました。
この時点で、看護婦さんから分娩室に移動するように指示があり、痛みの合間に早足で分娩室に移動。朝の6時でした。
ここからは、ひたすら天井を睨むか目をギュッと閉じるかしながら、痛みを逃す呼吸を繰り返していました。
陣痛の合間に水を飲む、鼻から息を吸って口から長く吐く、その繰り返しです。
腰が割れるくらい痛かったのですが、触られるのが不快で、さすってもらうのを拒否しました。
お腹のモニターがずれるたびに、看護婦さんが体制を変えてくれるのですが、横向きから仰向けになることすら苦痛で、とにかく早く時間がすすんで欲しいと思っていました。
ようやく登場した産科の先生が「お産の準備をします」と言ったときは、やっと終わる!という安心感の方が大きかったです。
そこからは、時間があっと言う間でした。
いきみ方なんてわからない、と思っていたのが、本能なのか「いきんで下さい」の指示が出た途端、自然と出来ていたことに自分で驚きました。
5,6回いきんで、ふっと気持ちが楽になった瞬間、元気な産声が聞こえました。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
赤ちゃんの声を聞いて、「無事に生まれてきてくれた!」とものすごくホッとしました。
4.入院中の体験
夜中に赤ちゃんがシーツを汚してしまい、ナースコールをして、替えのシーツを貰おうとしました。
コール先の看護婦さんからは「用意しておくので取りに来て下さい」との返答でした。
産後すぐでまだ体の自由が効かないうえに、夜中に赤ちゃんを部屋に一人残すことになってしまうので、「持ってきてくれてもいいのに…」と対応に不満を抱きながら、ナースステーションに向かいました。
到着すると、看護婦さんはひとりもおらず、しばらく待たされる羽目に。
不満が更につのってきたところに、奥の病室から「せーのっ!!」という複数の掛け声が聞こえてきました。
前日に自身が経験しているのでわかりました。お産のクライマックスだったのです。
しばらく待つと、看護婦さんが「待たせてごめんなさい、お産の真っ最中で!」とあわただしくシーツを持って出てきました。
替えのシーツなんていくらでも後で構いません、赤ちゃんの誕生を優先してください、不満に思ってすみません…という気持ちでいっぱいになりました。
5.白子ウィメンズホスピタルで産んで「よかったな!」と思う体験
里帰り出産だったので、母親世代から先に出産した友人までその病院にお世話になっており、それだけで安心感が格段に大きかったです。
看護師さんは親戚のように気さくに接してくれる人が多く、こちらも気になったことをすぐに聞ける雰囲気だったので、気持ちの面で支えて貰うことが多かったです。
6.通院・入院中の「残念」な体験
予約が当日の朝にしか受け付けてくれないところです。
インターネット予約だったのですが、受け付け開始時間にアクセスしても、すでに50人以上予約が入っている状態でした。
人数の減り方を一日中気にしていなければならないし、検診の日は他の予定が立てられないため、予約システムだけどうにかならないものかと残念に思います
白子ウィメンズホスピタルについて
2018年1月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
自宅から近く、以前に婦人科で通院したことがあり安心感があったからです。
友人がその病院で出産しており、評判がよかったため選びました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
予約受付が当日しかできず、いつも予約が殺到して混んでいました。
朝8時に予約をしても、50人以上がすでに予約済の状態です。
待合室で1時間以上、中待合室に移動してからも1時間以上待つような状況でした。
3.費用はどれくらい?
里帰り出産で後期に入ってからの妊婦検診でしたが、1回5,500円、NSTがあると7,000円以上かかりました。
入院・分娩費用はトータルで40万円ほどでした。
4.主治医の先生はどんな人?
対応が明るく、話し方が穏やかで、初めての検診の時から安心して受診出来ました。
検診の最後には「何か気になることはありますか」と必ずきいてくれて、こちらが質問しやすい雰囲気を作ってくれました。
質問したことに対してはとても丁寧に答えてくれて、受診するたびに不安が取り除かれ、出産に対して気持ちの準備が出来ていきました。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
私より若く、まだ学生のように見えるくらいの女性の方でした。
赤ちゃんの心拍を図るために付けていたモニターが何度もずれて、その度にこまめに体の向きを変えてくれたことが印象に残っています。
ずっと付き添ってくれていただけで、心強かったです。
6.入院中の食事はどうだった?
病院の食事とは思えないくらい豪華でボリュームもあり、食べきれない程でした。
毎日3時に出てくる手作りのおやつが楽しみでした。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(×)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(〇)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(×)大部屋あり
(〇)個室シャワーあり
(〇)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(×)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(〇)小児科併設あり
(〇)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(×)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(×)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
おっぱいのマッサージ方法や搾乳の方法などを教わりました。
私は授乳後にげっぷをさせるのがうまくいかなかったので、何度もげっぷのコツを質問しては、助けられていました。
10.退院後に助産師さんに相談したこと
病院では母乳とミルクの混合で指導を受けていたので、その後、完全母乳に切り替えて行く手順やタイミングについて相談しました。
産科の先生、小児科の先生、助産師さんの3人からアドバイスをもらえて、心強かったです。
11.新生児健診のタイミング
退院後二週間で母乳外来、生後一ヶ月で一ヶ月検診がありました。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/mie-10090