「妊娠10週」の母親と赤ちゃんの様子

妊娠10週目の「母親の体」と「赤ちゃん」の様子について解説します。

母親の子宮やつわり症状の変化、赤ちゃんの発達状況について紹介するとともに、妊娠時期になるやりやすい便秘の予防について紹介します。
https://cawaiku.com/child/pregnancy/maternity-calendar-2258

妊娠10週とは?

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妊娠10週目とは「妊娠70日から76日」までの期間のことを指します。

月数:3か月目
日数:70~76日
出産までの日数:あと210~204日(※「出産予定日」から起算)

妊娠10週では、手足や胴体が伸びてますます赤ちゃんらしい姿になります。

超音波検査で、その姿を見ることができるため、成長を実感することができ、赤ちゃんを愛おしく感じることができるでしょう。

母親の体の状態

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POINT!
妊娠10週は、つわりのピークが過ぎる時期。

妊娠7~9週でつわりがピークを迎えるため、10週目に入り、つわりが和らいできたという妊婦さんもいるかもしれません。

しかし、つわりはホルモンだけでなく、精神的なストレス等でも症状が強くなるため、引き続き無理のない生活をすることが大切です。

子宮の大きさはテニスボールよりも大きくなり、羊膜内には30mlほどの羊水があります。

赤ちゃんの状態

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POINT!
妊娠10週目は、骨格が大きく発達します。

10週目で胎児の大きさは約5cm程、体重は10g程度の大きさに成長します。

心臓が完成に近い状態になり、両足にも血管が通るようになっています。

心臓や肺などの内臓の発達はもちろん、顔の発達も目覚ましく、目には瞼(まぶた)が形成され目が閉じるようになっています。

爪や皮膚が現れ始め、骨や筋肉といった骨格が急成長します。

ママがやるべきこと

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POINT!
痔を予防するため便秘を解消しよう

腸のが男性よりも長い女性は、普段から「便秘」になりがちです。

さらに妊娠をすると、流産を予防する効果があるとされる黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによって腸の動きが鈍るということが知られています。

その結果、妊娠中は「便秘」になりやすいと考えられています。

また、つわりなどで水分や食物繊維の補給が不足することも一因として考えられます。

便秘を解消する、または予防する方法としては以下のことが挙げられます。

  • 水分を十分に飲む
  • バランスのよい食事を食べる
  • 適度な運動をする
  • 十分に睡眠をとる
  • 発酵食品(ヨーグルト、納豆など)を食べる
  • しかし、気を付けていても便秘になる時があります。

    もし、便が数日でていないことで、お腹が苦しかったり張りを感じる場合や、便が固いために「いきむ」際に肛門に痛みを感じる場合には、一度、医療機関で相談するといいでしょう。

    症状次第では、妊婦でも服用できる便秘の薬を処方してもらえるでしょう。

    便秘は放置していると痔が発症し、さらに便を排泄しづらくなるという悪循環になります。
    https://cawaiku.com/child/pregnancy/pregnancy-11-week-3044


    <参考書籍>
    妊産婦のための食生活指針
    母性看護学概論
    母性看護学各論
    家庭の医学大辞典
    はじめての妊娠・出産百科
    初めての妊娠・出産
    はじめての妊娠・出産 安心マタニティブック
    マイマタニティダイアリー

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