幼児の水泳いつから習える?どんな効果が期待できる?

子供の習い事として一番人気の水泳。

子供に習わせたいと考えているパパ・ママにスイミングスクールの概要や様々なメリットを紹介します。

スイミングスクールはいつがはじめ時?

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1.ベビースイミングなら生後6カ月から

子供向けのスイミングスクールはなんと0歳から始めることができます。

多くのスイミングクラブでは生後6カ月の赤ちゃんを対象にしたベビースイミングを開講しています。

ベビースイミングは、親子でプールに入り、赤ちゃんが水に浮かびながら様々な遊びをするのを親がサポートします。

赤ちゃんなので「泳ぐ」というよりは「遊ぶ」ことで水に親しむことが目的となります。

1歳を過ぎると、水に顔をつけて、浮具をつけて泳ぐ練習を始めます。

2.本格的な水泳は3歳から

クロールや背泳ぎなどいわゆる「競泳」の種目を習うことができるとうになるのは通常3歳からです。

少し心細いかもしれませんが、同じ年齢の子供たちと一緒に一人でスクールに参加します。

レベルに合わせてクラスが分かれているので、例えば、顔に水を付けることを怖がるような子供でも参加することができます。

むしろ、自宅のお風呂では甘えて顔を水に付けることを嫌がっても、集団の中でお友達がやっているのも見て、「自分も!」といったように勇気が出ることもあります。

一方、最近では小学校就学前まで親と一緒に参加できる「親子スイミングスクール」を開講しているクラブも多くあります。

子供は安心してプールを楽しむことができ、親も健康維持につながることから人気があります。

はじめてのスイミングスクールではどんな練習をするの?

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1.まずは水に慣れる

当たり前ですが、誰でも最初から泳げるわけではありません。

3歳だと水そのものを怖がる子がたくさんいます。

まずは、「プールは楽しい!」ということを実感するために、プールサイドで水をキックするなどして水に慣れていきます。

その後、入水して水に顔を付けて、水の中で息を吐く練習をします。

3歳以上のスクールでは、初日から水に顔を付けるので、上手くできずに鼻に水が入り、びっくりして泣き出す子もいます。

ガラス越しに泣いている我が子を見てハラハラするかもしれませんが、何度か繰り返せばすぐにできるようになるため、じっと見守りましょう。

水に顔がつけられるようになった後は、「サーキット」といって、プールの中で歩く、ジャンプする、潜る、すべり台を滑るなどの動作を連続して繰り返します。

子供の進歩はとても速いので、潜れなかった子供でも、初日のスクールが終わる頃にはすっかり水に慣れてしまいます。

2.「けのび」をする

水に慣れたら「泳ぐ」練習が始まります。

最初は、泳ぐときの基本姿勢である「けのび」を習います。

ビート版を使いコーチに体を支えてもらって、水の中をスーッと移動します。

子供にとっては味わったことのない感覚なので、どきどきと面白さが混ざったような気持ちになるようです。

「けのび」ができるようになったら、キックをして自力で水の中を泳ぐ練習をします。

3.「クロール」をする

「けのび」と「キック」ができるようになったらいよいよ「クロール」を習いはじめます。

クロールと背泳ぎは同じキックをしながら手を動かすだけなので、すぐにできるようになります。

クロールと背泳ぎをある程度まで習熟したら平泳ぎ、バタフライの練習となります。

バタフライを習い始めるころには、同じプールにいるお兄さん・お姉さんが泳ぎを見よう見まねで真似っ子しているので、既に独力でバタフライができるようになっていることも多いです。

幼児が水泳をするメリット

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1.体力の増進

まずは何といっても基礎体力の増進です。

手足と全身を使いながら、水の中で1時間近く移動して泳ぎ回るのですから、通常の遊びと比べても遥かに多くのカロリーが消費されます。

全身の筋力と心肺機能を鍛錬することができます。

2.泳げるようになる

水泳を習っているので泳げるようになるのは当たり前なのですが、幼児のうちから水泳を始めておけば、小学校入学後の水泳の授業でも気後れすることなく高い成績を収めることができます。

また、夏の時期は海や川で遊ぶ事も多くなりますが、泳げることによって水に怖がらることなく思いっきり楽しむことができます。

とはいえ海や川はプールと違って自然ならではの危険が潜んでいるため、自信が油断にならないように注意して見守る必要があります。

3.集団行動ができるようになる

スイミングスクールでは泳ぐだけでなく、泳ぐ順番を待ったり、挨拶をしたりと集団生活で最低限必要なマナーも学びます。

幼稚園・保育園に加えて課外活動でもマナーを学ぶことで、大人や友達との接し方が身につくようになります。

4.生活習慣が身につく

プールで体力を消耗して帰ってくると、ご飯をしっかり食べ、夜更かしせずに寝る効果も期待できます。

幼児期にとても重要な食べる・寝る・遊ぶという基本的な生活リズムを身に着けることに役立ちます。

5.達成感を味わうことができる

スイミングスクールは、新しいことができるたびに「級」が上がる仕組みを取り入れています。

頑張った結果「級」があがり、親に褒められるという体験を通して、たくさんの達成感を味わうことができます。

その結果、目標にむかって努力するという忍耐力や向上心が自然に育まれます。

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