目次
年少さんになったら習わせたい幼児向け通信教育を紹介します。
「こどもちゃれんじ」や「ドラゼミ」などの大手通信講座を比較紹介します。
幼児向け通信教育の比較表
講座名 | 年齢 | 月会費 | 添削 | 小学受験対応 |
---|---|---|---|---|
こどもちゃれんじ | 0歳~ | 1697円~ | なし | なし |
ぷちドラゼミ | 3歳(年少)~ | 1674円~ | なし | なし |
Z会 | 3歳(年少)~ | 2385円~ | 年中からあり | なし |
キッズクラス | 3歳(年少)~ | 540円 | なし | なし |
ハローキティゼミ | 3歳(年少)~ | 2138円 | なし | なし |
すてっぷ | 2歳~ | 623円~ | なし | なし |
通信講座アイビー | 4歳(年中)~ | 3888円 入会金1000円 | なし | あり |
※金額はアイビーを除き「年少向けコース」で比較をしています。
各社の通信教育の概要
1.ベネッセ「こどもちゃれんじ」
言わずと知れた日本最大の幼児向け通信教育サービスです。
驚くことに0歳から入会できます。
数字・文字などの「ワーク教材」はもちろん、生活習慣を促す「絵本」、エデュトイと呼ばれる「知育おもちゃ」、子供たちに大人気のしまじろうが登場する「映像DVD」には英語コンテンツも含まれていて、まさに「至れり尽くせり」の講座内容です。
幼児向けの「こどもちゃれんじ」を修了しても、さらに継続すれば小学生向けの「進研ゼミ」に移行します。
2.小学館「ぷちドラゼミ」
両親も慣れ親しんだドラえもんと一緒に楽しく勉強ができる通信講座です。
「ワーク教材」がメインの内容になっており、毎日少しずつ文字と数字が覚えられるようになっています。
さらに年少コースでは工作などに取り組む「たいけん」、年中コースでは観察力や論理的思考を養う「ちえ」と呼ばれる教育内容も含んでいます。
3.増進会出版社「Z会」
中学受験や高校受験向けの通信講座として定評のある「Z会」には、幼児向けコースもあります。
「ワーク教材」と「体験型教材」を使った講座内容です。
「ワーク教材」は文字や数字を学習する内容で、例えば年少コースの場合、毎日1日5~10分で取り組むボリュームとなっています。
親子で毎日の学習習慣を身に着けやすい教材です。
また、「体験型教材」は身近な自然に対する観察を促し理解を深める内容になっています。
Z会らしく年中以降になると「添削指導」を受けることができるようになります。
4.学研「キッズクラス」
パソコンまたはタブレットを使って学習するオンライン講座です。
アプリを使って文字や数字が勉強できます。
問題が解けると、アプリならではアニメーション演出があるためゲーム感覚で楽しむことできます。
月1回ずつ難易度をアップした問題が追加されるので、レベルに合わせて無理なく学習できます。
5.KKC「ハローキティゼミ」
難関中学・高校受験の最大手である「SAPIX」と提携している幼児向け通信講座です。
教材は「こぐま会」という小学校受験で有名な学習塾が作成協力をしています。
将来、難関中学への受験を考えている親子に人気があります。
講座内容は、文字や数字を学習する「ワーク教材」に加えて、遊び感覚で思考力を養う「森のふろく」、そして「ぬり絵・切り絵」が毎月1冊ずつ届きます。
6.がんばる舎「すてっぷ」
毎月1冊の「ワーク教材」が届きます。
内容は「言葉」「数」「図形」「記憶」「知識」「作業」という6つのテーマで構成されていて、基本的に1日1ページのペースで学習をしていきます。
子供の現状にあわせて「すてっぷ1」から「すてっぷ7」までコースが設けられており、どんどん勉強を進めて行けば小学生になる前に小学2年までの学習内容について「先取り」をすることもできます。
イメージとしては「公文式」を通信講座に置き換えたような内容です。
7.アイウィッシュアカデミー「通信講座アイビー」
全国の小学校受験の筆記試験で頻出される問題に基づいて構成された「ワーク教材」を使って学習を進めていきます。
「ワーク教材」は毎月1冊届き、ほぼ毎日学習するボリュームです。
試験対策用の教材であるため、学習した内容を振り返る「テスト」が毎月1回ついてきます。
どの通信講座が最適か?
こちらの図を見てください。
まずは小学校受験を目指すのであれば、受験に特化してる「アイビー」が選択肢に入ります。
次に、将来の中学受験を見越しているのであれば、中学受験に強い「Z会」かSAPIXへの移行がスムーズな「キティゼミ」を選択しましょう。
また、受験は特に意識していないけれど、毎日の学習習慣を身に着けさせたいということであれば、「ドラゼミ」か「すてっぷ」がお勧めです。
「ドラゼミ」と「すてっぷ」では3倍近い値段の差がありますが、教材がカラフルであるなどの質感の差によるものです。
「お勉強」はさておき、子供らしく伸び伸びと遊んで、好奇心をどんどん広げて欲しいとい考えている家庭は「こどもちゃれんじ」で間違いありません。
生活習慣から英語までとにかく範囲が広いので、子供それぞれの「好き」がきっと見つかることでしょう。
最後に「キッズクラス」ですが、「通信教育は続けられるのか不安だけれど、毎日テレビばかり見ているので、勉強にアプリでもやらせたい」というご家庭に向いています。