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先日、娘が2~3歳向けの通信教育である「こどもチャレンジ ぽけっと」を修了しました。
そこで「ぽけっと」の1年間について親目線の感想を書いてみます。
「ぽけっと」を始めたいと思っている親御さんは、評判・口コミとして参考にしてください。
「こどもチャレンジ ぽけっと」の教材概要
2017年4月~2018年3月までに届いた教材の主な中身を紹介します。
1.メインの教材
サンドイッチ屋さんごっこができるおもちゃで、メニューを見ながら「まる」「さんかく」「しかく」のパンにトマトやチーズ、ジャムなどの具材をはさむことができます。
5月号「おすなば のりものセット」
消防車、ブルトーザー、新幹線の形を模した砂遊び用の型抜きセットです。
6月号「はなちゃんおせわセット」
しまじろうの妹の赤ちゃん「はなちゃん」にミルクを飲ませたり、オムツをはかせるなどのお世話ができるお人形ごっこのおもちゃです
7月号「はたらくのりもの ねじブロック」
ネジを使ってクレーン車やブルトーザー、消防車などを組み立てることができるブロックです。
8月号「はなちゃんねんねセット」
「はなちゃんおせわセット」の拡張パーツです。お布団とパジャマで寝かしつけごっこができます。
9月号「せんたくごっこセット」
お風呂で遊ぶおもちゃです。色や大きさで分類しながら洗濯物を干して、タンスにしまう遊びができます。
10月号「音声スキャナー はてなんだくん」
はてなんだくんはタッチペンです。「ことばあそびえほん」という専用の絵本にタッチすると、はてなんだくんが色んなクイズを出してくれます。
11月号「ことばあそびえほん」
「はてなんだくん」で遊べる絵本です。
12月号「なりきりおみせやさんセット」
「はてなんだくん」の拡張キットであり、レジを使って買い物ができるおもちゃです。スーパーの店員になってお客さんの注文通りに品物を探してお会計をします。
1月号「かぞえて のぼろう!かずのはいたつごっこ」
配達屋さんになって10階建てのマンションに荷物を届けます。1~10までの数を覚えることができます。
2月号「おもてなしレストランセット」
「はてなんだくん」の拡張キットであり、ファミリーレストランの店員になれるおもちゃです。お客様の注文に合わせて注文機でオーダーをとって、オーダー通りのメニューを作ります。
3月号「チャレンジタウンセット」「ひらがな・かず おふろポスター」
「チャレンジタウンセット」は車やバスに乗って幼稚園やお友達に家に行くなどのごっこ遊びができます。「おふろポスター」は、ひらがな50音と1~10までの数字を学習することができます。
2.絵本
絵本は毎月1冊届きます。
主な内容としては、しまじろうの日常生活を題材に、友達との関わり方や交通ルール、マナーなどを学ぶことができます。
また、「3びきのこぶた」や「うさぎとかめ」などの有名なお話も登場します
教育的な内容ですが、「しかけ」満載でボリュームもあるので、飽きずに何度でも読みたくなります。
3.DVD映像教材
毎月の教材に合わせて、遊び方を広げてくれたり、復習したりすることができる内容になっています。
楽しい歌やダンスもあるので、何度も見ているうちにたくさんの歌を覚えます。
4.その他の教材
他にも色々な教材が届きます。
まず、「オムツはずれ応援プログラム」と言うトイレトレーニングの教材(おもちゃ)があります。
スイッチを押すと「しまじろう」と「みみりん」が「いっしょにトイレ!」と言って歌を歌ってくれるので、トイレに行くたびに娘は使っていました。
また、「ちょきぺたブック」というはさみやのりを使って工作を楽しむワークブックなどがあります。
5.保護者向け冊子
教材の解説や2~3歳によくある子育ての悩みに専門家が答えてくれるコーナーなどがあります。
また、こどもチャレンジの「ベビー」や「ぷち」にあった石塚ワカメさんの育児漫画も引き続きありますが、残念ながら4コマ漫画に減少しています。
子供がはまった「こどもチャレンジ ぽけっと」の教材ベスト3
「こどもチャレンジ ぽけっと」で届いたたくさんの教材の中から、娘がはまった上位3つを紹介します。
1.いろかたちサンドイッチやさんセット
娘は「こどもチャレンジぷち」での予告を見て、「サンドイッチいつくるの?」と何度も何度も聞いてきました。
念願のサンドイッチやさんセットが届くと、「なーに、はさむ?なに、はさむ?」と歌いながら、毎日何回もサンドイッチを作っていました。
ママやパパが見本と違う作り方でサンドイッチを作ろうとすると「ちがうの!」と言って、「こうやるの!」と指図していました。
サンドイッチへの愛というかこだわりがハンパなかったです・・・。
そのうちに赤ちゃんだった弟が成長してサンドイッチに興味を持つようになると、弟に触らせないように高い場所に隠すようになりました。
そんな娘のサンドイッチ愛が弟にも移ったのか、弟も朝起きると必ずサンドイッチセットをひっぱりだして、一通り観察するのが日課になっています。
「まる」「さんかく」「しかく」のサンドイッチは2~3歳だけでなく、赤ちゃんにも魅力的に見えるようです。
2.はたらくのりもの ねじブロック
女の子でありながら、バスや電車など乗り物が大好きな娘。
様々な働く乗り物を作ることができる「ねじブロック」にも、どはまりました。
「ねじブロック」だけでも楽しいのですが、「ぷち」でもらった、「いろっち」や「バスのぷっぷ」「いろかたちブロック」とも組み合わせ使うことができるので、想像できるものなら何でも作ることができます。
子供だけでなく大人も十分に楽しめます。
3歳だと親が作ったものをある程度は再現できるようになるので、例えば「キャリアカー」など複雑なものを作ってあげると、似たようなものを作って「できたよー」と自慢げに見せてくれます。
子供の成長がよくわかるので、親目線では最も良かった教材です。
3.はなちゃんのおせわセット
「はなちゃん」という、赤ちゃんのぬいぐるみを使って、着替えや寝かしつけ、ミルク、看病などのお世話ができるセットです。
最初は、「おなかすいたよー」などの親の声かけに合わせてお世話遊びを楽しんでいましたが、そのうちに一人で「そろそろおふろはいろっか。かおをあらうよ」などブツブツ言いながら一人で遊べるようになりました。
この教材のねらいは、赤ちゃんのお世話を通じて「思いやり」の心を育むというものです。
しかし、「はなちゃん」には優しくトントンしてあげるのに、現実の赤ちゃんである弟には、いつも「バシバシ」とひっぱたいていますし、弟が遊んでいるおもちゃを見ると「これはわたしの」と奪い取っています(笑)
思いやりが育つのは、まだまだ先のようです。
しれでも、はなちゃんをおんぶしたり、一緒に家の中でピクニックをして楽しんでいる姿は本当に微笑ましいです。
親としての「こどもちゃれんじ ぽけっと」の評価
1.評価できるところ
筆者の記憶する限りこの一年間で、娘がこどもチャレンジで遊ばなかった日は1日もありませんでした。
月額2000円未満で、毎日楽しめているので、間違いなく元はとれていると思います。
特に「ブロック」や「はてなんだくん」の教材は、他の教材と互換性があるので、1年間続けると遊び方が広がり本当に飽きることがありません。
色や大きさ、数字など年齢に合った知恵や知識はしっかり網羅されているので、教え忘れることがないので安心できます。
次年度は年少向け教材の「ほっぷ」になりますが、「ひらがな」や「かず」のワークも豊富になるので、このまま続けて行こうと思います。
2.いまいちなところ
こどもチャレンジの教材は、いい意味でも悪い意味でも「広く浅く」という印象です。
ブロックやごっこ遊びなど様々なタイプのおもちゃが来るので、どのような遊びに子供が興味を持つのか分かる点はよいのですが、玩具店などで売られている類似品と比べると少し物足りなさを感じます。
たとえば「はなちゃんのおせわセット」は、メルちゃんシリーズと似ていますが、質感もバリエーションもメルちゃんには敵いません。
また、市販のドリルで工作に挑戦している工作大好きの娘にとって、ぽけっとの「ちょきぺたぶっく」は簡単すぎる内容でした。
つまり、おもちゃやドリルを通じて先行して体験していたテーマについては、こどもチャレンジだけでは物足りなさを感じます。
それでも子供は十分楽しんでいますが。
あくまでこどもチャレンジは、基礎の基礎という内容なので、特定の分野でレベルアップした学習をしたいのであれば、他のおもちゃや教材を用意してあげる必要があります。