【徹底比較】新生児の外出で活躍するのはどれ?(抱っこひも、ベビーカー、チャイルドシート)

退院の時など、初めて赤ちゃんと外出する時に活躍するのが、「抱っこひも」、「ベビーカー」、「チャイルドシート」の3つのアイテムです。

それぞれの利便性や選び方を解説します。

ベビーカーVS抱っこ紐

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1.利便性は「抱っこ紐」に軍配

退院時に電車かバスで移動するために、ベビーカーか抱っこ紐のどちらか一つを買うとすれば、断然、抱っこ紐です。

なぜなら、ベビーカーに乗せて移動していても、途中で赤ちゃんが泣いてしまったら、結局、抱っこする必要があるからです。

もし、抱っこ紐を持っていないとしたら、両手で赤ちゃんを抱っこすることになります。

両手が塞がってしまうため、ベビーカーを押すことはできません。

もし、パパと一緒に移動していたとしても、赤ちゃんを両手で抱っこする必要があります。

万が一、赤ちゃんを抱っこした状態で転倒をしたら危険です。

まして、出産後の退院時であれば、体力も落ちているためさらに危険性が増します。

新生児は体重も3キロ程度で軽いため、1時間程度の抱っこであれば、それほど苦になりません。

仮にベビーカーを購入するにしても、抱っこひもは必要です。

なお、新生児に使える抱っこ紐は、横抱きタイプのものだけです。

縦抱きは、首回りのサポートがあるタイプであっても、新生児(生後1か月未満)に使うための安全基準はクリアしていません。

横抱きは、幅をとるため、移動するときは通行人にぶつからないように注意が必要です。

そもそも、新生児の移動で公共交通機関を利用することは望ましくありません。

その理由についてはこちらの記事をご覧下さい。

2.0か月の赤ちゃんに対応したベビーカーは少ない

実は、ほとんどのベビーカーは生後1か月以上の赤ちゃんが対象になっています。

もし、新生児のためにベビーカーを買うのであれば、少ない選択肢の中から選ぶことになります。

ベビーカーは高価ですし、長く使うものですから、本当に納得した商品を買うべきです。

新生児は基本的に外出しません。

仮にベビーカーを使うことがあったとしても1,2回です。

その1、2回のためだけに選択肢を狭める必要はありません。

気に入った商品が、たまたま0か月児対応であれば使えばいい、くらいに考えましょう。

従って、この点からも、新生児の外出には、抱っこ紐を優先して購入しましょう。

抱っこひもの選び方

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抱っこ紐は、本当にたくさんの種類があります。

何を基準に選んだらいいのでしょうか?

1.新生児は「横抱き」が必須

抱っこ紐は、主に次の4つの姿勢で抱っこすることができます。

・縦抱き(前向き)
・縦抱き(対面)
・おんぶ
・横抱き

新生児を抱っこして移動する場合には、安全上「横抱き」が必須です。

新生児は軽いので、「横抱き」でも苦になりませんが、月齢が3ヶ月になると体重が2倍になります。

4か月前後になって首が座ると「縦抱き」ができるようになります。

その間、重たい赤ちゃんを「横抱き」するのは、本当に大変です。

そのため、1か月を過ぎたら使える、首回りのサポートがついた「縦抱っこ(対面)」の抱っこ紐を用意しましょう。

「横抱き」と、1か月児から使える「縦抱き」の両方の機能が付いた商品もでています。

2.生後1か月過ぎたら「抱っこ」と「おんぶ」があればいい

抱っこする時の4つの姿勢のうち、使用頻度が高いのが「縦抱っこ(対面)」、次いで「おんぶ」です。

「おんぶ」は、泣いた子供を相手しながら家事をするときに使います。

残念ながら「縦抱き(前向き)」は、あまり使いません。

首が座る4か月頃から利用することが可能ですが、前向きで散歩するよりも、ベビーカーで散歩・外出をすることが多くなります。

何故なら、首が座れば、ベビーカーの背もたれシートを起こすことで、周りの景色が見えるようになるからです。

また、荷物もベビーカーに乗せることができて便利なため、ほとんどベビーカーを使います。

もし、ベビーカーで移動している時に、泣き出した場合でも、「縦抱き(対面)」することがほとんどです。

そのため、生後1か月過ぎからは「縦抱っこ(対面)」と「おんぶ」があれば十分です。

チャイルドシートの選び方

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病院からの退院時に車で送迎するのであれば、チャイルドシートは必須です。

2人目が産まれる可能性も考えて、無駄のないように購入計画を立てましょう。

チャイルドシートの年齢対象は主に下記の4つのタイプがあります。

  • 0~4歳
  • 0~7歳
  • 1歳~11歳
  • 3歳~11歳
  • 値段は、上から順番に安くなっていきます。

    それでは、0歳からチャイルドシートを使うという前提で、どのような計画がいいのか説明します。

    1.子供は1人しか考えていない場合

    「0~7歳」タイプのものを購入するのが最も経済的です。

    なぜなら、チャイルドシートは6歳未満までが義務だからです。

    これ1つあれば、7歳をすぎても、追加で購入する必要はありません。

    2.子供は2人を考えている場合

    第1子には「0~4歳」タイプを購入します。

    第2子が産まれたら、第1子のために購入した「0~4歳」タイプをお下がりにします。

    そして第1子には、歳の差が3歳未満の場合、「1歳~11歳」タイプを、3歳以上の場合、「3歳~11歳」タイプを購入します。

    そして、第2子が4歳を過ぎたら、第1子が使っているジュニアシートをお下がりにします。

    第1子はシートベルトを使います。

    3.さらに3人目ができた場合

    3人目が誕生するときに、第1子の年齢が6歳になっているのであれば、新たに購入する必要はありません。

    シートベルトが使えるようになるため、第1子、第2子で購入したシートをそれぞれお下がりにすればいいからです。

    しかし、6歳未満の場合には、「3歳~11歳」タイプをもう一つ購入する必要があります。

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