はじめての人でもお子さんと一緒に楽しめる雛飾りの作り方を紹介します。
「桃の花」と「吊るし雛」の作り方を写真付きでわかりやすく解説。
手作りの飾り付けでひな祭りをもっと華やかにしましょう!
折り紙で作る「桃の花」
このような壁にはる「桃の花」飾りを作りましょう。
使うもの
まず、折り紙を用意します。
ピンクと茶色と黄色が必須です。
ピンクも淡いものと濃いものを用意すると出来上がりが華やかになります。
まず、花を作りますので、ピンクの紙から工作します。
まず2つ折りにしましょう。
さらに4つ折りにします。
定規を使って、下辺に、左から1.4cm、2.34cm、2.34cm、1.4cmのところで、点をうちます。
2.34は定規では正確に測れないので、だいたい3と4の間で構いません。
同じく定規を使って、下辺の左端、中央、右端から上に、4.5cm、7.3cm、4.5cmの部分に点をうちます。
打った点を結ぶと正五角形になります。
下辺の中央から上に3.3cmところに点を打ちます。
ここは、五角形の真ん中になります。
各辺の真ん中(約2.4cm)から中央の点に線を引きます。
引いた線に、各辺から0.7cmのところに点をうちます。
鉛筆を使って、うった点と各辺を曲線でつないで、花びらを描きます。
曲線をひと筆で描くのは難しいです。薄い線を何度もひいて、桃の花らしい輪郭にしましょう。
描いた線に沿って、ハサミで切ります。
4枚の桃の花ができました!
次に黄色の折り紙を使います。
4つ折りにします。
小さめの丸を6個以上かきます。
切り抜くと、小さな黄色の丸ができます。
先ほど作ったお花に、のりを使って、黄色の丸を貼ります。
次に茶色の折り紙を使います。
裏に、木の枝を下書きします。
ハサミで切りぬいて表にすると、桃の木の枝っぽくなっています。
花を枝に沿って散りばめます。
枝の前と後ろに散りばめると、立体感がでて綺麗に見えます。





折り紙と牛乳パックで作る「つるし雛」
こんな吊るし飾りを作ってみましょう。
使うもの
まずは牛乳パックを解体します。
1辺4cm程度の四角形を切り抜いて、「桃の花」で作った花飾りの裏にのりで貼り付けます。
薄い折り紙だと、牛乳パックの文字が透けてしまうので、文字のある面には白い紙を貼りましょう。
牛乳パックの底を使って、このような形に切り抜きます。
好きな色の折り紙を、片方の底にはります。
このような紐を用意します。
パックの折り目に沿ってロープをはわせて、牛乳パックでサンドします。
花弁はセロテープで紐に固定すると・・・
この通り、つるし飾りができました。
写真のように、こちらの親王雛のイラストを印刷して、切り抜いて、貼りつけると、よりお雛様っぽくなります。

フリー素材サイト「illustAC」(イラストレーター:Oyuさん)




「手作り感」がでる飾り付けグッズ
ちょっと手抜きで、手作り感が出るグッズを紹介します。
「手作りしたいけど、時間がない!」
「もっと簡単に、ひな祭りらしくお部屋をコーデしたい!」
という方におすすめです。
1.ウォールステッカー




シールになっているので、はがして壁に貼るだけで、簡単にひな祭り気分を盛り上げてくれます!
しかも、ややリアルな桃の花のデザインなので、友達を招いての大人の女子会にも使えそうです。
LOVEおひな様




こちらは小さな子供がいる家庭向けです。
子供らしいかわいさのあるウォールステッカーです。
2.造花
桃の花




桃の造花を花瓶に挿してテーブルや棚に置くだけで、空間が華やになりますね。
3.つるし飾りキット
福傘つるしびな(赤)




いちから手作りするのは、ちょっとハードルが高い。
だからと言って、職人さんがつくった本物の「吊るし雛」は高くて手が出ない!
そんな方は、自分でも作れる「つるし飾りキット」がおすすめです。
こちらの商品は約3時間くらいでかわいい吊るし雛が完成します。
4.コサージュ
姫花コサージュ(桃)




主役の愛娘も、ママ手作りの桃の髪飾りで、もっとかわいく着飾らせてあげましょう!