2歳の子供たちが本当に喜ぶクリスマスプレゼントを紹介します。
「もうすぐクリスマス!」と理解して、その日を楽しみに待つようになるのは3歳以降ですが、2歳児も絵本やテレビなどでサンタさんのことを知っている子供は多くいます。
クリスマスのことがよくわからなくても、プレゼントをそっと枕元に置けば、目覚めた時に大喜びしてくれることでしょう。
2歳のクリスマスプレゼントは何がいい?
クリスマスプレゼントに限ったことではありませんが、大切な子供への贈り物は、その子の性格や発達状況にあったものをプレゼントしましょう。
特に2歳になると「好き」「嫌い」が出てきます。
「嫌い」なものを克服するためにプレゼントを買うのではなく、「好き」なもので思う存分楽しんでもらうことが一番です。
キャラクター、動物、乗り物などで大好きなものがあれば、それらをモチーフにしたおもちゃを買うのが間違いありません。
また、背伸びしすぎて、発達状況に合わない複雑なおもちゃを渡しても、すぐに飽きて狙い通りに遊んでくれません。
今の段階ですぐに遊べて、さらに成長した後も少し方法を変えて長く楽しめるものがよいでしょう。
1.外で遊ぶおもちゃ
2歳になると駆けっこも上手になって、公園でも様々な遊具に挑戦していることでしょう。
冬でも元気いっぱいにお外で遊んで風邪に負けない強い子になってほしいものです。
そこで、まずは外に遊びに行きたくなるようなおすすめクリスマスプレゼントを紹介します。
公園に行くときやお散歩で活躍するのが「乗用玩具」です。
2歳から乗れる「乗用玩具」としては、四輪車、三輪車、キックスクーター、ランニングバイクなどがあります。
中でも一番のおすすめは、2WAY、3WAYと呼ばれる、複数の乗り方ができる乗用玩具です。
例えば、こちらは2~3歳の子が夢中になるアンパンマンの乗用玩具ですが、スクーターとキック式の3輪車の2WAYタイプです。
キックスクーターにすればスピード感のある移動が楽しめますが、2歳児はすぐ親に手伝ってもらいたがるので、そんなときは3輪車にすると便利です。
もう一つおすすめしたいのが、「ストライダー」に代表されるランニングバイクです。
実は足で漕ぐタイプの一般的な三輪車は、2歳児だとまだ自分で漕げないことが多いので、3歳の誕生日にプレゼントをしても遅くはありません。
むしろ、バランスをとりながら足で蹴って進む2輪車(ランニングバイク)のほうが、移動がしやすく、スピードも出るため、2歳児に向いた乗用玩具と言えます。
ランニングバイクを乗りこなせるようになれば、自転車への移行もスムーズなのもメリットです。
2.ごっこ遊びのおもちゃ
1歳後半からママがしている家事・育児に興味を持ち始めて、2歳になると元気よく「おままごと」をしている姿が見られるようになります。
2歳のごっこ遊びがさらに豊かで楽しくなるようなクリスマスプレゼントをしてみてはいかがでしょうか?
定番のプレゼントは「クッキングトイ」ですが、子供が好きなごっこ遊びに併せて選んであげましょう。
たとえば、お世話遊びが大好きな子であれば「お世話人形」、掃除が好きな子であれば「掃除機のおもちゃ」などです。
とは言え、男女の性別なく2歳児が大好きな遊びと言えば、やっぱり「お料理」。
子供は「おもちゃ」よりもママが使っている「本物」のほうが好きなので、クリスマスプレゼントにはできるだけ本格的なクッキングトイの方が喜ばれます。
また、男の子の場合は「おままごと」よりも車や電車の運転ごっこの方が好きと言う子も多いでしょう。
「車」や「電車」のおもちゃといえば「トミカ」と「プラレール」が一番人気ですが、3歳からが対象となるため、2歳児はまだ「手転がし」のおもちゃが最適です。
おすすめは木製の電車キットである「ブリオ」です。
2歳児でもレールのはめ込みや車両の連結ができ、豊富な追加レールを購入すれば拡張して長く遊べるからです。
3.言葉を育むおもちゃ
2歳児の言葉の発達は、本当に著しいものです。
二語文が使えるようになり、自分の意思を言葉で伝えられるようになってきます。
日常にある様々なものを指でさして「これ、なに?」と聞きたがるのも2歳からです。
ものの名前をたくさん知りたい2歳の希望に応えてくれる「言葉」のおもちゃがたくさんあるので、クリスマスプレゼントとしておすすめです。
言葉のおもちゃの大ベストセラー商品と言えば、この図鑑です。
800語以上の言葉が内臓されていて、子供が大好きな動物や乗り物だけでなく、あいさつなど日常的に使うことばも豊富です。
3歳までに1000語近くの言葉を覚えると言われているので、これ一つで8割もカバーできてしまうのです。
4.知育玩具
2歳になって言葉を覚えるようになると子供の「英才教育」にも関心が出てくるママ・パパも多いことでしょう。
2歳では机に向かっての「お勉強」はまだできませんから、おもちゃを通して考える力や集中力を少しずつ身に着けさせたいものです。
この時期に特におすすめの知育玩具は「ブロック」です。
「ブロック」を組み立てることで指先から脳を刺激し、想像力や集中力を育みます。
一方で、プレゼントとして失敗しやすいのも、また「ブロック」なのです。
買ってはみたものの自分で考えて作ることはせず、「付ける・外す」を繰り返すばかりで、やがて飽きて触らなくなるというパターンです。
一番大切なのは、「こんなの作ってみたい!」と子供に思ってもらうことです。
見本にあわせて一通り作れるようになると、子供は作りたいものを自ら考えて次々に作り出すようになります。
勉強も同じですが「インプット(知識)」なくして「アウトプット(表現)」は生まれません。
ブロックにもいろいろな商品がありますが、おすすめは定番の「レゴ」です。
「レゴデュプロ」シリーズは2歳でも簡単にハメられるようにサイズが通常の2倍になっています。
こちらのように子供が大好きなすべり台などの単純でわかりやすい見本があると、「作って、おすべりさせたい!」ときっと思ってくれるでしょう。