ベビーベットはいつまで使う?―使用ができなくなる4つのケース―

ベビーベッドはいつまで使えるかご存知ですか?

ベッド派のママ・パパにとってベビーベッドは必須の子育てアイテムですが、長くても1年くらいという家庭がほとんどだと思います。

しかし、ベッドのタイプ次第では、子供が成長してサイズアウトするまで長期間使用することも可能です。

一般的なベビーベッドの使用可能期間と、ベビーベッドを続けて3年以上使用している「かわイク」編集スタッフの実体験レポートを紹介します。

ベビーベッドが使えなくなるタイミング

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ベビーベッドが使える期間は各商品の「対象年齢」に記載があります。

しかし、多くの場合は、対象年齢よりも前にベビーベッドを卒業するタイミングがやってきます。

1.抱っこするのが辛くなったとき

ベビーベッドを体重制限いっぱいまで使うケースはあまりないと思いますが、そもそもベビーベッドの柵があまり下がらないタイプのものだと、赤ちゃんの体重が増えてきた時に抱き上げること自体が辛くなってきます。

体重7kgを超える生後4か月あたりから「重たい」と感じるようになり、非力なママの場合は、授乳のために1日に何度もベッドから抱き上げることで手首が痛くなることもあります。

こうなると、ベビーベッドを卒業するタイミングになります。

2.添い寝じゃないと寝れなくなったとき

生後7~8か月からは「後追い」が始まるようになります。

母親を特別な存在であると意識できるようになり、ママの姿が見えないと泣いてしまうのです。

同時に、母親に添い寝をしてもらわないと眠れなくなる赤ちゃんもいます。

添い寝ができないタイプのベッドであれば、この時点で卒業となります。

3.身長が高くなったとき

ベビーベッドの大きさは様々ですが、100cm以下のコンパクトサイズだと場所をとらず、狭小な日本の住宅事情に適しています。

身長100cmというと4歳頃の身長ですが、実際に寝るためにはある程度の余裕が必要です。
子供は1歳を過ぎると驚くほど寝相が悪くなります。

そのためベッドの柵に頭をぶつけることも良くあります。

それを考えると少なくとも20~30cmくらいの余裕が必要ですので、身長が80cmを超える1歳後半にはコンパクトタイプのベビーベッドが卒業となります。

4.推奨年齢を超えた時

「幅70x奥行120cm」という標準サイズのベビーベッドであれば、一般的に使用可能な推奨年齢は2歳までです。

対象年齢を過ぎたら、さすがにベビーベッドを使うことはお勧めできません。

長期間使えるベビーベッドの特徴

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これらベビーベッドが使えなくなるタイミングを考慮すると、長く使い続られるベッドとは、次のような条件のあるベッドです。

1.サイズが、幅70x奥行120cmの標準サイズであること

2.添い寝ができるように、柵を外して、高さの調整が細かくできること

3.推奨年齢が2歳以上であること

ベッド派の家庭でベビーベッドでもなるべく長く使いたい場合には、上記の3点に留意してベビーベッドを選ぶとよいでしょう。

妊娠中に準備しておきたい「ベビーベッド」のおすすめ商品をご紹介します。 出産準備にはやはりベビーベッドが欠かせませ...

最長でベビーベットはいつまで使えるか?【実践レポート】

1つのベビーベッドを使い続けて3年が過ぎました。

通算で4~5年間使用できる見込みです。

なぜ、そんなに長く使うことができているのかレポートで紹介します。

1.第1子誕生の直前にベビーベッドを購入

こちらのベビーベッドは、第1子である長女が誕生する時に購入したものです。
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そもそも我が家には和室もあるため、家族で布団を並べて雑魚寝をするという選択肢もありました。

しかし、長女の妊娠が判明する前に、ポケットコイルで有名なシモンズのベッドマットを夫婦で購入したため、わざわざ敷布団を買い直して和室で赤ちゃんと寝るという選択肢はとれなかったのです。

ベビーベッドを購入するにあたっては、家具店やネット通販ショップを見て回り、レンタルも含めて検討しました。

その当時の結論としては、

1.親のベッドと同じ高さで添い寝ができるタイプにする
2.レンタルは意外と高いため選択肢から外す
3.一時的な使用になるのでとにかく安いものを買う

というものでした。

この希望にかなったベビーベッドを12,800円という激安価格で購入することができました。

当時、楽天で購入したのですが、残念ながら現在は製造されていないようです。

2.1歳を過ぎて幼児になっても使い続ける

購入したベビーベッドは、内寸が120cm×70cmで、体重制限が10kg(2歳まで)という仕様です。

柵を片面だけ取り外すことができ、大人用のベッドに隙間なく横づけができます。

そのため母親のベッドの横にベビーベッドを置いて、泣いたら引き寄せて授乳(添い乳)をするという使い方をしています。

使うのは基本的に夜間だけで、日中はリビングのフローリングにベッドパッドを折りたたんで敷布団代わりにして寝かせています。

一般的なベビーベッドでは、泣いたら柵を降ろして、赤ちゃんを抱き上げるという手間があり、さらに布団のように赤ちゃんと母親が寝息や温もりをお互いに感じられるような添い寝ができないという欠点があります。

後追いが始まる8か月前後になると添い寝で眠るという習慣が始まることが多いため、ベビーベッドを卒業することになるのです。

しかし、添い寝ができれば、卒乳後も使い続けることができます。

実際に長女は生後10カ月で卒乳しました、1歳を過ぎた後も普通のベッドとして使い続けました。

3.長女は2歳半までベビーベッドだった。

一般的なベビーベッドの体重制限は20kg程度が普通なのですが、我が家のベビーベッドはなぜか10kgまでしか使えません。

そのため男の子だと1歳6か月頃、女の子だと1歳10か月頃にサイズアウトしてしまいます。

しかし長女は、身長は標準であるものの体重は成長曲線の下限近かったために2歳を過ぎても使用することができました。

2歳3か月でようやく体重が10kgを超えましたが、ベッドに異常が見られなかっため第2子が誕生した2歳6か月まで使い続けていました。

4.二人目も継続して使用中。

第2子である長男が生まれると、ベビーベッドも長男へと引き継ぎました。

娘は、パパとママが寝ているシングルをつなげたツインベッドの真ん中で寝ています。

ベビーベッドをつなげればベッドでも家族4人で仲良く寝ることができます。

長男の体重は標準的に推移しているため、現在の予測では少なくとも1歳半まで使うことができ、1つのベッドを確実に4年以上使うことになりそうです。

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