赤ちゃんのお昼寝や移動に便利なクーハン。
新生児用の子育てグッズというイメージがありますが、実際にはいつまで使うことができるのでしょうか?
クーハンのタイプ別に使用できなくなる時期を解説します。
クーハンは新生児の1か月しか使わない?
クーハンに憧れて購入を考えているママはとても多いのではないでしょうか?
小さなかわいい赤ちゃんが、カゴの中でスヤスヤと眠る姿を想像するだけでも幸せな気持ちになります。
その一方で、クーハンに否定的なママ・パパもたくさんいます。
その主な理由は2つ。
「あっても、なくても良いものだから。」
そして「体重の軽い新生児の時にしか使用できないから。」
確かにクーハンは絶対に必要なアイテムではありません。
しかし、クーハンのタイプによっては、様々な用途で長期間使えるものもあるので、しっかり考えて購入すれば無駄になるとういことはありません。
タイプ別の使用可能期間
1.バスケットタイプ
コーンなどの植物を編んで作った昔ながらのバスケットです。
クーハンと言えば、まずはこのタイプをイメージしますよね。
大きめの持ち手が2つ付いていて、トートバックのように肩にかけて赤ちゃんを持ち運ぶことができます。
買ったばかりの頃は、植物の自然な香りが部屋に満ちて「赤ちゃんがきた!」という実感がわきます。
外出のために赤ちゃんを持ち運ぶ用途として使えるのは、体重が5kg前後になる2~3か月くらいまでです。
クーハンは、カゴと寝具を合わせる2kg以上もあり、さらに幅があるため肩にかけて歩くのは決して楽ではありません。
徒歩10分以内の近距離移動であればもう少し長く使えますが、それでも4か月未満が使用期限です。
一方で、お昼寝をさせる用途であれば、縦の長さが80cm前後の商品が一般的なので、身長が70cm程度になる8か月前後までは使えます。
2.バッグタイプ
バスケットタイプとおなじく、大きな肩紐が2つ付いて持ち運ぶことができるクーハンです。
異なる点は、カゴの素材が丈夫なポリエステル生地で作られているため、使わない時は折りたたんでバッグのような形にできることです。
外出時に赤ちゃんを運ぶ用途としては、やはり月齢2~3か月までです。
しかし、折りたたんで簡単に持ち運びができるため、移動した先でクーハンを広げて赤ちゃんを寝かせることが可能です。
例えば、赤ちゃんを連れて頻繁に実家に帰るママであれば、自宅でも実家でも1つのクーハンで、同じお昼寝の環境を作ってあげることができます。
これなら外出先でも安心して眠ることができますね。
お昼寝の用途としては、バスケットタイプよりも長く使うことができます。
その理由は、足元の部分を床に広げることができて、縦の長さを伸ばすことができるからです。
そのため1歳を過ぎてもずっと使い続けることができます。
クーハンが好きで「お昼寝はクーハンじゃないと嫌!」という子供でも気の済むまで使えます。
https://cawaiku.com/child/0-old/baby-carry-ranking-2975
クーハンを別用途で流用する
赤ちゃんを寝かせるクーハンとして利用しなくなった後も、別の用途で使い続けることもできるので、いくつか紹介します。
1.洗濯かご
バスケットタイプのクーハンであれば、布カバーを全て取り払ってカゴだけにして、汚れた衣類を入れる洗濯物かごとして利用することができます。
2.おもちゃバスケット
同じくバスケットタイプのクーハンを、おもちゃを入れるカゴとして活用します。
大きな持ち手があって、小さな子供でも持ち運びができるので、頻繁に使うおもちゃをまとめて入れておき、収納場所から遊び場所へと便利に運べます。
3.ペットのクーハン
ワンちゃんやネコちゃんを飼っているお宅であれば、ねんね用のベッドとして使うことができます。
ネコはもちろん小型犬であれば、クーハンに入れないほど成長することもないので、長期間使用できます。