目次
1~2歳頃の赤ちゃん・子供と水遊びをする際に気を付けたい『注意点』と水遊びに出かける際の『持ち物チェックリスト』を紹介します。
夏は子供と水遊びをする機会が多くなります。慣れ親しんだ自宅や公園での遊びとは環境が異なるため思わぬ事故に気を付けたいものです。
油断は禁物!水遊びの注意点
1.子供の体調チェック
そもそも水遊びをさせて良いのか子供の体調をしっかり確認しましょう。
□出かける前の体温は平熱でしたか?
□鼻水、咳、目やにはでていませんか?
□顔色は悪くありませんか?
□食欲はありますか?
□嘔吐や下痢はありませんか?
□湿疹、傷など皮膚に異常はありませんか?
□風邪、感染症、その他病気は完治していますか?
ひとつでも気になることがあれば、中止することを検討しましょう。
また、保育園で水遊びをする場合には、必ずこれらの体調について正確に申告するようにしましょう。
体調のチェックが必要な理由としては、水遊びで体が冷えて体調を悪化させることがあることはもちろん、水遊びをしている他のお子さんにウィルスや細菌を感染させないため必要となります。
自分の子供がどんなに残念がっても、無理をさせないようにしましょう。
この他、前日は十分な睡眠をとって、爪は短く切っておきましょう。
2.水遊びの施設は年齢にあっているか?
1歳~2歳の子供は、自分の力で泳ぐことはもちろん、浮くこともできません。
それどころか、水面に顔がついただけでパニックになる子供がほとんどです。
腰辺りの水位だと歩くことも難しいので、深くても膝辺りの水位(20~30cm)で水が張られている施設を利用しましょう。
また、水遊びをできるプールや公園であっても、オムツ外れをしていない場合には利用できない施設もあります。
事前にホームページか、電話をして確認しましょう。
3.天気予報を確認
出かける前に必ず天気予報を見ましょう。
朝は晴れていても、午後から曇ったり、雷雨になる可能性もあります。
特に山にキャンプに出掛けて川遊びなどをする予定であれば、急な雨による増水が非常に危険です。
小さな子供を連れていると機敏に非難することができないため、大気の状態が不安定で雷雨の恐れがある場合には見合わせましょう。
4.水分をこまめにとって熱中症を予防
水に入ると夢中になって遊び続けてしまうため、子供も大人も冷たい水の中で喉の渇きを忘れがちです。
水で体温が下がっていても真夏の気温は30度以上あるので、発汗により体の水分は奪われていきます。
水遊びを始める前に水分補給をして、遊んでいる最中もこまめに水分を採らせましょう。
また、帽子は常に被らせて、時々、日陰で休憩をとるようにします。
5.絶対に目を離さない
水遊びは子供が溺れたり、転んで怪我をするなどの危険を伴います。
わずか5cmの水位でも幼児は溺れてしまうことがあります。
自宅でビニールプールを使って水遊びをする場合でも、溺れる可能性があることを認識しましょう。
公共の水遊び場で、水の中を移動するときは必ず子供と手を繋いで歩きましょう。
慣れてくると本人は嫌がって手を振りほどくかもしれませんが、1人で歩行しようとすると、必ずと言っていいほど転びます。
1歳~2歳児でも遊べるような浅いプールで転ぶと顔や膝を強打して怪我をすることがあります。
万が一、怪我をしたら、水遊びを中止して、傷口を水道水でよく洗い流します。また、必要に応じて、絆創膏などで患部を覆いましょう。
また、自分の子供はおとなしく座っておもちゃで遊んでいても、小学生くらいの大きな子供たちがはしゃぎ回ってぶつかることもありますので、周囲にも目を配りましょう。
6.水遊び後のケアを万全に
水遊びが終わったら、すぐにタオルで体についた水気を拭きとり、気化熱で体温が奪われるのを防ぎましょう。
また、水道で手洗い・うがいをするとともに、目を軽く洗い流します。
自宅に帰ったら、改めて暖かいシャワーで全身を洗い流しましょう。
水遊びの持ち物チェックリスト
持ち物の準備は万全ですか?
チェックリストを以下に作りましたのでご利用ください。
□帽子
□浮き輪
□おむつ・おしり拭き
□着替え
□タオル・バスタオル
□ティッシュ・ウェットティッシュ
□ゴミ袋
□日焼け止めクリーム
□虫よけグッズ
□救急箱(絆創膏、ガーゼ、包帯など)
□健康保険証
□レジャーシート(テント)
□飲み物、お菓子
□カメラ(ビデオカメラ)
□おもちゃ
紫外線対策と虫除け対策はしっかりしていきましょう。
水遊びでの紫外線対策としては、日焼け止めクリームを塗ったうえで、帽子をかぶり、長袖のラッシュガードを着ます。さらにテントがあると万全です。
虫除け対策は、蚊除けスプレーや蚊取線香を持っていきましょう。