ママ・パパのための「はたらく車」図鑑

街中でよく見かける『働く車』の名前と写真を一覧で掲載しています。

語彙が増える2歳頃からは、ものの名前に興味を持ち始めます。

特に町中で見る「はたらく車」に子供達は大興奮!

子供に「これなに?」と聞かれれ、答えられなくて困ったというママ・パパも多いのでは?

そこで、子供に喜ばれる「豆知識」付きではたらく車を紹介します。

サイレンカー(緊急車両)

1.パトカー



街中を巡回して市民の安全を守る警察車両。

赤いランプは「赤色灯」と呼ばれます。

また、室内には無線機、警棒、消化器などが装備されています。

2.輸送車



窓枠に格子がついた青いバス。

騒乱や災害時の警備を行う「機動隊」が管轄する車両で、機動隊員を輸送するための車です。

投石で破壊されることを防ぐために窓は金網で保護されています。

3.救急車



各自治体の消防局が管理している車。

「人工呼吸器」や異物を除去する「吸引器」などを装備しており、急病人を病院まで運んでいます。

また、化学物質等の中毒や災害などにより多数の患者が発生した時に活躍する大型の特殊救急車も存在し、複数の患者を運ぶことができます。

4.スーパーアンビュランス



一般の救急車よりも大きな救急車です。

大きな事件や災害が発生し、たくさんの負傷者が出た時に出動します。

車両本体が左右に広がり室内空間が拡張されるため、ベッドをたくさん置くことができます。

医療設備も一般の救急車よりも充実しています。

5.ポンプ消防車



消防車のひとつで、火災の消火活動で使用されます。

消火用の水は水槽車(タンク車)や消火栓から給水するほかに、井戸や川、池などからも給水することができます。

6.はしご消防車



火災や地震等でビルに残された人を助けたり、高い場所に隊員が突入する際に使用されます。

はしごの長さは、車両の規格によって異なるが、15mから54mの長さになります。

実は高い所だけでなく低い所にも梯子をおろせるため川で溺れている人なども助けることができます。

7.救助工作車(レスキュー車)

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はしごや放水ホースを装備していない消防車を見かけることがあると思います。

何をするための消防車なのか不思議ですよね。

ウィンチ、クレーンなどが装備されており、例えば車や建物に閉じ込められた人を様々な装置を使って救出することができます。

また、照明が装備されているので夜間作業で活躍します。

8.道路パトロールカー



高速道路の事故などでよく見かける車

高速道路を管理している「NEXCO」などが所有しており、道路の障害物などを撤去します。

緊急の場合はサイレンを鳴らすことがありますが、実は一般車両と同じであるため制限速度を守って走る必要があります。

工事現場で働く車(重機)

1.パワーショベル

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シャベルカーとも呼ばれていて、重い土砂やがれきを持ち上げることができます。

また、シャベルを使って道路の硬いアスファルトもはがすことができるため、道路工事には欠かせない車両です。

2.油圧ショベル

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「パワーショベル」と「油圧ショベル」は実は全く同じものを指します。

アームの先端にシャベルではなく「破砕機」を搭載した油圧ショベルは、建物の解体など硬い物を壊すときに使われます。

3.ブルドーザー

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「ブレード」が装備された建設機械。

デコボコの地形を平らに整地する時に使われます。

4.ダンプトラック

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工事現場の石や土、がれきを運ぶ車。

鉱山などで使用される超大型のダンプトラックは一度に300トン以上もの土を運ぶことができます。

5.ホイールローダー



ショベルカーよりもたくさんの土や石をすくい取ってダンプトラックに乗せることができます。

雪の多い地域では雪かきをする車として活躍しています。

6.ロードローダー



道路工事でアスファルトを平らに固める時に使われる建設機械。

重量は10トン近くもあります。

7.ミキサー車

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液体状のコンクリートである「生コン」を運ぶ車。

生コンの成分が分離しないように回転しています。

生コンを入れて回転する部分は「ドラム」と呼ばれています。

8.コンクリートポンプ車


生コンを遠い場所に送り出す車です。

ミキサー車とセットで活躍します。

ビルの建設現場などでよく見かけられます。

9.クレーン車



鉄などの重い建材を、ロープに吊り下げて運ぶことができる車。

高層ビルなどの建設現場で活躍します。

巨大なクレーン車(クローラークレーン)だとブームの長さが150mを超えるものもあります。

まちで働く車

1.フォークリフト



工事現場だけでなく、スーパーの倉庫などでも頻繁に見かける作業車。

重い荷物を簡単に運ぶことができます。

小さなフォークリフトでも1トン近くの荷物を持つことができます。

2.タンクローリー



大量の石油やガスを運ぶことができる車。

大型のタンクローリーであれば3万リットル近い液体を運ぶことができます。

3.リフト車(高所作業車)



NTTや東京電力などいわゆる「電線」を管理している会社が所有しています。

配線の点検や整備を行っています。

他にも造園や高層ビル、看板など高い場所での作業で使われます。

4.トラック(貨物車)



様々な荷物を運ぶ車。

トラックには小型、中型、大型があります。

小型は2トン以下、中型は4トン前後、大型は10トン前後の荷物を載せることができます。

5.キャリアカー(車載車)



乗用車や小型ショベルカーなどを乗せて移動することができる車

最大級のキャリアカーは全長が20m近くもあり、乗用車を8台積むことができます。

6.レッカー車



自動車を吊り下げてけん引する車。

事故車や故障車、駐車違反車両を移動させる時に活躍します。

街中では、主に故障車の救援に向かうJAFのレッカー車を見ることができます。

7.ゴミ収集車



ゴミ集積所から焼却施設にゴミを運ぶ車。

ゴミを積載する際に「プレスプレート」でゴミを圧縮するため、見た目以上のゴミを積むことができます。

8.路面清掃車



道路をキレイにする「掃除機」。

車両の下には大きなブラシが2~4本ついており、水を噴射して路面を綺麗にするほか、落ちているゴミを吸引することができます。

道路の隅々を掃除しやすいように路側帯が見やすい「左ハンドル」の清掃車も存在します。

9.採血車(献血バス)



「動く献血室」と呼ばれる車

主に日本赤十字社が所有しており、人が多く集まるイベント会場などで献血を呼びかけることができます。

大型バスを改良し、採血しやすいようにベッドや医療機器を備えています。

車にラッピングされているキャラクターは「けんけつちゃん」という名前です。

10.キャンピングカー



寝泊まりができる車。長期の旅行で活躍します。

1000万円を超えるようなキャンピングカーの場合、キッチン、冷蔵庫、トイレ、シャワーなどを完備しています。

まさに移動する自宅です。

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