1歳児の発達状況とその特徴

1歳児がどのような発達状況にあるのか身体的な特徴と心理的な特徴について解説します。

1歳がどのような発達段階にあるのか参考にしてください。

1歳児の身体の発達状況

1.身長・体重の特徴

1歳0ヶ月~1か月未満の身体発育値

性別身長体重
男子71.1~78.0cm
(中央値74.8cm)
8.15~10.44kg
(中央値9.24kg)
女子70.0~76.4cm
(中央値73.4cm)
7.62~9.87kg
(中央値8.68kg)

生まれた時の身長・体重と比較すると、1歳児の身長は約1.5倍に伸び、体重は約3倍にも増えています。

成長のスピードは、新生児の頃は1日に体重が約30グラムも増えていましたが、1歳になると1日10グラム以下の増加になってきます。

身長は0歳から1歳までに20cm以上伸びますが、1歳から2歳は約10cm伸びる程度です。

2.体形の特徴

赤ちゃん(乳児)から子ども(幼児)へと成長する1歳児の体形は、頭身が4頭身から5頭身へと移ってきます。

ふっくらとした赤ちゃんらしい体つきから子供らしいほっそりとした体系へを変化していくのです。

また、赤ちゃんは胸囲よりも頭囲のほうが大きいのですが、1歳頃には頭囲と胸囲がほぼ同じになり、1歳の間には胸囲のほうが大きくなります。

3.歯の特徴

1歳になったばかりの頃は、上の前歯が4本、下の前歯が4本で合計8本です。

そして、2歳になるまでに上下とも8本ずつ(計16本)まで増加します。

離乳食は1歳3か月~6か月で完了しますが、1歳6か月では奥歯が生えそろっていないため、大人と同じような固い食べ物を食べることはまだ苦手です。

4.運動能力の特徴

粗大運動(全身の運動)

赤ちゃんの運動を支える筋肉や神経は、首から始まって、上半身から下半身へと発達してきます。

1歳頃は、テーブルなどを支えにして「つたい歩き」ができるようになります。

成長の早い子供であれば、つかまらずに直立し、数歩程度歩くこともできます。

1歳半頃までには一人で歩くことができるようになり、手に物を持って立ち上がることや、興味あるもの対して歩いて向かうこともできるようになります。

微細運動(指先の運動)

1歳児は指を使ってものを指します。欲しいもの、興味があるもの、何にでも指さしをして、コミュニケーションをとろうとします。

また、クレヨンで線を描いたり、シールを貼りつけたり、積み木を3段くらいまで重ねできるようになるなど、手を使って様々な遊びができるようになります。

コップを持つことができ、コップに入った飲み物を一人で飲むことができます。

1歳児の心理・言葉の発達状況

1.情緒の特徴

1歳ころから自分を認識することができるようになり、他人と違う存在であることがわかってきます。

これにより、例えば、特定のおもちゃが自分のものであるという意識が芽生えて、同年齢の友達とおもちゃを奪い合うという行動が出てきます。

また、大人の真似をするようになり、自分の目的を達成するために様々な試行錯誤もできるようになってきます。

例えば、ママやパパが積み木を高く積む様子を見て、自分でも真似をしようとし、上手くできないと、何度か繰り返して挑戦するなどします。

また、テーブルの上にある食べ物をとるために、椅子を登りやすい位置に動かして、手に入れようとします。

2.言葉の特徴

1歳を過ぎると意味のある言葉を2~3語程度、発するようになります。

代表的な言葉としては「ママ」「パパ」「まんま」などで、1歳半を過ぎるとそれ以外にも「ブーブー」や「ないない」などの数語の言葉を使うようになります。

1歳児の生活能力の状況

1.睡眠

1日12~14時間の睡眠をとります。

生活リズムとしては12時頃から1~3時間のお昼寝をして、夜8~9時頃から9~12時間の睡眠をとることができます。

2.食事

1日3回の食事と1~2回のおやつを食べます。

1日に必要なエネルギー量は標準的な体重の1歳児で、男の子は1000kcal、女の子は900kcalです。

栄養はすべて母乳以外の食事から摂取することができ、授乳は基本的に必要ではありません。

上手ではありませんが、自分でスプーンを握って食べ物を口にもっていくことができます。

3.排泄

1歳児はおむつで排泄します。

1歳半頃から言葉を覚えて、排尿の間隔が2時間以上になると、尿がたまったことを訴えることができるようになる子供もいます。

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