目次
兵庫県にあるもりレディースクリニックで出産したママの体験記を紹介します。
※個人の体験に基づく口コミ記事です。医療機関に対する客観的な評価・評判ではありません。
出産体験記
1.妊婦健診中の印象に残った体験
予定日が近くなり始め「来週には生まれるんちゃうか?」と言われること数回。
気づけば42週近くになっていました。
親戚や、友人から「生まれた?まだ?」と言われることに焦りを感じ始めてしまい、妊婦健診で「いつ生まれますか!?」と聞くと「知らん。赤ちゃんのタイミングや。焦りらんでも大丈夫」とつっこまれ、「確かに!」と笑ってしまいました。
「次の妊婦健診までに生まれてなければ
もう促進剤で出産したい。早く産みたい」とお願いし、結局その通りになりましたが
冷静な先生からのツッコミが今でも忘れられません。
2.お産の体験
陣痛からトータル30時間かかっての出産でした。
妊婦健診を終え、その日の夕方から入院し、バルーンを入れ陣痛を待ちましたが効果ありませんでした。
結局、促進剤でお願いしました。
最初は、助産師さんと楽しく会話をして、陣痛の痛みが来ると黙る、というのが繰り返されました。
「これが陣痛なら全然余裕だ」と勘違いしていました。
その後、腰のあたりをハンマーでぶん殴られるような痛みに変わり、寝れずに朝を迎えました。
主人に腰をさすってもらうも見当違いな場所をさするのでイライラ。
「母親と変わって」とだけ伝えました。
眠たいのに押し寄せて来る痛みに耐えかねて、「もう、いや!帝王切開にしてください」とお伝えしましたが、当然ながら却下されました。
昼すぎから痛みだけでなく、いきみたくなりました。
「まだ、いきんじゃダメだよ」と呼吸でいみたくなるのを抑えるよう指示されました。
そして、1~2時間後に分娩室へと車椅子で移動しました。
分娩台へ移動したからといってすぐに出産できるわけでなく子宮口が完全に開くまでは我慢でした。
いきみOKの合図がでたときは、我慢していたトイレに行けたような幸福感がありました。
変に裂けないようにと、先生がメスを入れる姿が見えましたが、下半身には感覚があったので「麻酔しなくていいの?!」と叫びそうになりましたが、皆さんがおっしゃられる通り痛みは無しでした。
いきみOKの合図がでてから20分程で無事に出産を終えました。
産んだ後、今までの痛みが一瞬で消えたのが、とても不思議でした。
3.赤ちゃんが生まれた瞬間!
「本当に自分の体から人が出てきた!」と驚いてしまいました。
子供が無事に産まれて良かったと安堵したのを覚えています。
4.入院中の体験
出産後、車椅子で部屋に戻ってから、トイレを出た瞬間に貧血で意識を失ってしまいました。
助産師さんがベッドに寝かせてくれましたが一瞬の出来事にとても驚いてしまいました。
翌日の体重測定ではマイナス9kgになっており、実は羊水と出血の量が多かったと聞きました。
出産って、本当に命がけなことなんだなと改めて感じた事を覚えています。
また、次の日からダイニングで皆さんとお食事を取るのですが、縫った所が引きつり、座るのも怖かったです。
他のママ達も歩くのがゆっくりでした。
子宮が戻るチクチクとした痛みもあり、出産してからも大変だなと思いました。
5.もりレディースクリニックで産んで「よかったな!」と思う体験
お食事は出産翌日から他のママ達と一緒に食べるので、自然と仲良くなれます。
退院までの夜中の授乳の呼び出しも1人では不安だったと思いますが「みんな一緒なんだ」と安心したのを覚えています。
退院してからも皆さんと集まってお食事したり相談し合ったりしています。
お食事だけ皆さんと一緒に取るシステムは素敵だなと思います。
6.通院・入院中の「残念」な体験
特に残念に感じた事はありませんが
強いていうなら自宅から歩ける距離にあるものの、坂道の傾斜がきついので、2人目の妊娠の時に子供を連れて徒歩で行くのは大変だなと感じました。
また、駐車場が、とても狭いので初心者には停めるのが難しいと思います。
もりレディースクリニックについて
2016年1月に第1子を出産した当時の体験に基づく情報です。
1.選んだ理由は?
知人からの紹介で知りました。
家から徒歩で行ける距離でしたので、万が一の時もすぐに行ける安心感がありました。
分娩室がベッドと畳の二種類から選べるので気になっていました。
また、入院中のお料理がとても良いと口コミもあり、こちらに決めました。
2.妊婦健診での待ち時間はどれくらいだった?
毎回予約制なので待ち時間はほとんどありません。
5分程度でした。
ただ、急な分娩が入ることもあり、先生は1人しかいらっしゃらないので、その際は待つこともあります。
3.費用はどれくらい?
毎回平均して800円程支払いをしていました。
現在は、2人目で通っていますが、補助券の枚数と金額が上がったので毎回の支払いはありません。
入院、分娩費用は家族が数日間一緒に泊まっていましたので11万円でした。
家族分の食事は無しです。
4.主治医の先生はどんな人?
里帰り出産でした。
それまで通っていた産婦人科とは違い、とても物静かで、笑顔が少なく、第一印象は冷たく感じました。
ただ、毎回の妊婦健診では一緒にエコーを見て、「ここが頭、ここが足」と説明するだけでなく、心臓などに問題が無いか等も細かく見てくれ、とても信頼できる先生です。
また、生まれてくる子供を第一に考え、「自然な出産」を推奨していらっしゃいます。
促進剤をすすめることもありません。
5.分娩に対応してくれた助産師さんはどんな人?
50代ぐらいの助産師さんが担当してくださいました。
「頑張ろ!赤ちゃんも頑張ってるよ!」など私にずっと声をかけて励ましてくれたことを覚えています。
無事に出産が終わった後も「2人とも無事で良かった」と優しく話しかけてくれながら、体をふいてくれました。
第二の母のような存在です。
6.入院中の食事はどうだった?
有名なホテルの元シェフが作るだけありとても美味しかったです。
朝食に出たフレンチトーストが特に美味しかったのを覚えています。
また、夕食は肉料理と魚料理が同時にでます。ボリュームの多さにびっくりしましたが、育児は体力勝負なので、毎回とても美味しくいただいていました。
7.設備やサービス
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)3Dエコーあり
(×)4Dエコーあり
(〇)母親学級あり
(×)両親学級あり
(×)マタニティスポーツ(ヨガ・エアロビクス等)教室あり
(〇)個室あり
(×)大部屋あり
(×)個室シャワーあり
(×)個室(病室)以外にくつろげる場所あり
(〇)食事用のラウンジあり
(×)売店あり
(×)小児科併設あり
(×)助産師外来(母乳外来)併設あり
8.入院中に助産師さんから教わったこと
〇・・・あった
×・・・なかった
(〇)調乳指導(ミルクの作り方、あげ方)
(〇)おむつ替え指導
(〇)沐浴指導
(×)新生児指導(健康管理の仕方や泣いている時の対処方法など)
(〇)産褥期生活指導(産後の回復期におけるママの生活上の注意点など)
(〇)家族計画指導(次の子供を作る際の注意点など)
※初産婦か経産婦かによっても指導内容がかわるものと考えられます。
9.どんな母乳指導された?
授乳前には赤ちゃんの口を指で刺激すると口を開けるので、その時に咥えさせる。
また、片方のおっぱいだけでなく両方のおっぱいを5分単位で二往復するという指示がありました。
10.新生児健診のタイミング
退院後から1ヶ月後