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2歳になると、「ワンワン きた」「ごはん たべる」などの2語文が上手に話せるようになってきますね。
今回は、2歳の子供向けのおすすめの絵本をご紹介します。
2歳の子供向けの絵本の選び方
1.繰り返して楽しめる絵本!
長い物語のような絵本では、まだ少し聞いていられないのが2歳児さんです。
物語でも、何度も同じ言葉や動作を繰り返しながら進んでいく絵本は、集中して楽しく聞いてくれます。
同じ言葉が何度も出ると、お子様も言葉を覚えて一緒に言ってくれるかもしれませんね。
一緒に声を出して読むのもとても楽しいです。
読みながら、繰り返し出てくる動作を真似して動きながら読むのも楽しいですね!
2.思いやりの心を育てる絵本!
絵本に登場する主人公の顔を見て、人の気持ちを考えながら読める絵本がおすすめです。
はじめは楽しく過ごしていた子が、あることがきっかけで悲しくなってしまった。
そんな時にあることが起こり、また幸せな気持ちになれた。
というような起承転結のあるお話も、「今この子どんな気持ちかな?」と問いかけながら読んであげることが出来ます。
問いかけに答えられるようになる2歳児さんだからこそできる、今までよりも少しステップアップした読み聞かせができますね。
探して遊べる2歳児向け絵本
1.【五味 太郎】きんぎょがにげた
金魚鉢から逃げ出した1匹の金魚を追うお話の絵本です。
「どこに逃げた?」とページをめくると、同じ柄の物がいっぱい!
カーテンや、キャンディのびん、花壇のお花・・・金魚さんはどこに隠れているのかな?
「どこかなどこかな?」「あったー!」と、親子で楽しめる絵本ですよ。
2.【やなせ たかし】アンパンマンをさがせ!
たくさんのキャラクター達がいるなかから、アンパンマンを見つけます。
アンパンマンが見つかったら、他のキャラクターも探して遊べますよ。
アンパンマンはキャラクターの多さでも有名ですよね。
まだ見たことのないキャラクターや、お気に入りのキャラクターも見つけて遊ぶと楽しいですよ。
お話を楽しむ2歳児向け絵本
1.【なかの ひろたか】ぞうくんのさんぽ
ぞうくんがお散歩の途中で、お友達に出会います。
かばくん、わにくんと一緒にお散歩へ行こう!と自分の背中に乗せるぞうくん。
いくら大きなぞうくんでも、かばくんとわにくんも大きいけど大丈夫?
お子様が、思わず「がんばれー!」と言ってくれそうな絵本です。
2.【香山 美子】どうぞのいす
1脚のいすと、通りすがりの動物さんたちとのお話です。
「どうぞのいす」と書かれたいすをみて、その上に乗っているものを「じゃあ遠慮なくいただきましょう」ともらっていく動物たち。
「だけど、全部もらってしまうと・・・」後から来る子のことを考えて、自分の持ち物を置いて行ってくれます。
思いやりの心が学べるような、温かい気持ちになる絵本です。
3.【せな けいこ】ねないこだれだ
「ぼーん ぼーん」と時計の音がなります。
時計の針はもう寝る時間、ここからはおばけの時間です。
それでも寝ない子はどうなっちゃうのかな?
ちょっぴり脅かしつつも、寝るのを嫌がる子に言い聞かせるには役に立ちそうな絵本です。
4.【いわむら かずお】タンタンのぼうし
タンタンというおさるさんの不思議なぼうしのお話です。
ぼうしをぽいっと投げて、すぽっとかぶると色々な物がでてきます。
次は何が出るのかな?ページをめくるのが楽しみになります。
繰り返すのが楽しくて、お子様も言葉を覚えて一緒に言えると楽しいです。
5.【まつおか たつひで】ぴょーん
かえる、さかな、ばった・・・いろいろな生き物が「ぴょーん!」と飛びます。
ページをめくると、高くぴょーん!と飛んでいる絵が出てきます。
それに合わせて一緒に「ぴょーん!」と遊びながら読めますね。
最後には人間の女の子がぴょーんとする場面も。
女の子の「わたし」の部分を、お子様の名前にして読んであげれば喜びそうですね。
6.【にしまき かやこ】わたしのワンピース
うさぎさんが、お気に入りのワンピースを着て出かけます。
お花畑へいくと、ワンピースが花柄に!
雨が降ると、ワンピースが水玉模様に変わります!
不思議だけど楽しい、おしゃれなワンピースですね。
おしゃれに目覚めた女の子が喜びそうな絵本です。
7.【まつおか たつひで】だあれだ
「のぞいているのはだーれだ?」
ページをめくると、のぞいていたねずみさんや、かぶとむしさんが登場!
繰り返しが楽しい絵本です。
普段あまり見ないような、「カミキリムシさん」も登場します。
絵がちょっぴりリアルなので、虫や動物の名前を覚えることもできそうですね!
8.【とよた かずひこ】でんしゃにのって
電車に乗って、おばあちゃんの家へ行く女の子のお話です。
途中で止まる駅は「わにだえき」「くまだえき」など不思議な名前の駅。
わにだえきではワニさんが、くまだえきではクマさんが乗ってきます。
車掌さんの真似をしながら、「つぎはーわにだー、わにだー」と呼んであげるとお子様も喜んでくれそうですね。