出産費用はいくら?―妊娠からお産までにかかる出費の一覧―

実際のところ出産費用はいくらかかるのでしょうか?

妊娠中の通院、出産のための入院、産まれてくる赤ちゃんのための準備品などにかかる費用について解説します。

出産にかかる費用の合計額は?

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かわイク編集部が、全国から寄せられた200件を超える出産体験談や厚生労働省が公表している資料等に基づいて、独自に出産費用を算出しました。

妊娠が分かってから出産をして退院するまでにかかる出産費用は、最低でも55,900円、最高で518,000円程度と推計されました。

そして、平均的な出産費用は17万円程度であるとの推計でした。

なお、この金額は妊婦検診助成金や出産一時金などの支援金額を差し引いた実費の金額です。

出産費用の内訳一覧

それでは、推計した出産費用の根拠となる内訳を解説していきます。

いつ、どのような出費が発生するかわかりますので、出産に向けての資金順備で役立ててください。

1.妊娠中の費用

妊娠中に発生する出費は「妊婦健診」、「出生前診断」「マタニティグッズ」の3種類があります。

妊婦健診

小計:0~6万円
概要:1回につき0円~3,000円で平均20回の妊婦健診があります。

妊婦健診は、自治体が発給する助成券を利用すれば費用はあまりかかりません。

助成券は妊婦の基本的な検査内容が網羅されており、本来その範囲内で検査をすれば費用は一切かかりません。

しかし、検査結果によっては再検査や治療が必要な場合があり、その費用は別途発生します。

また、出産予定日を過ぎるとほぼ毎日、健診が必要となりますが、助成の対象外であるため毎回3000円~5000円かかる可能性があります。

さらに、医療機関によっては赤ちゃんの成長を妊婦さんに実感してもらうため毎回エコーをしてくれる場合があります。

このようなケースでは、受給券の助成範囲に収まらないため1回につき1000~3000円の自費が発生します。

最近では4Dエコーを使って動画データを記録してくれるサービスなどもありますが、費用が高くなる要因にもなります。

出生前診断

小計:0~20万円
概要:クアトロテスト2万円・羊水検査10~20万円・NIPT検査20万円

出産年齢の高齢化に伴い、ダウン症などの遺伝性疾患(染色体異常)の出生前診断をする妊婦さんが増えています。

診断は任意ですが、希望する場合には多額の費用が発生します。

もっとも普及しているクアトロテストで約2万円、最新のNIPT検査(新型出生前診断)で約20万円となっています。

羊水検査はクアトロテストで陽性となった場合に、確定診断するために必要となります。

出生前診断を受けるかどうかは医師の説明をよく聞いて、家族と話し合ったうえで決めましょう。

マタニティグッズ

小計:12,400円~21,000円
概要:授乳服・ボトムス等2000~5000円×4枚、ビタミン剤(葉酸)400~1000円

安定期に入るとお腹が急に大きくなってきます。

体型の変化にあわせてマタニティウェアを購入する必要があります。

出産後に授乳服としても使えるワンピースなどが経済的です。

メルカリなどのフリマアプリを利用すればさらに出費が抑えられます。

ビタミン剤は葉酸だけ配合されているものであれば400円程度で、カルシウムや鉄なども配合しているものであれば1000円程度になります。

2.出産(入院・分娩)の費用

出産でかかる費用は、医療機関に支払う「分娩・入院費」と入院中に必要なグッズの購入があります。

入院・分娩

小計:0~17万円
概要:入院・分娩費42万~59円から出産一時金42万円が控除されます。

全国の産科における入院・分娩費用の平均は約49万円です。

健康保険から出産一時金42に万円が支給されるため自費は平均7万円となります。

しかし、地域によって入院費用が異なり都市部で高額になる傾向があります。

最高額は東京都で平均額が約59万円となっています。

なお、37週未満で切迫早産と診断された場合には、入院をして24時間点滴をすることが必要になる場合があります。

切迫早産になる確率は年齢によって異なりますが、30歳前後での妊娠で約3%の妊婦が罹患すると言われています。

長期間の入院となることが多く、入院・治療費は高額になります。ただし、切迫早産は保険適用のため高額医療費の対象にもなります。

参考出典:厚生労働省「出産一時金の見直しについて

入院グッズ

小計:13,700円~28,200円
概要:骨盤ベルト2000~5000円、授乳用パジャマ3000~5000円×2枚、産褥ショーツ1500~3000円、授乳ブラ1000~3000円×3枚、母乳パッド700円、お産用ナプキン500円

出産入院の時にママが使うものとしては上記のようなアイテムが必要です。

その他、タオルやシャンプーなどの一般的な入院グッズは、できるだけ家にあるものを持っていきましょう。

3.産まれてくる赤ちゃんのための費用

出産前に新生児のために生活用品を揃えておく必要があり、それなりの出費となります。

小計:29,800~38800円
概要:コンビ肌着6枚セット3000~5000円、ツーウェイオール1200~2000円×5枚、布団セット1~2万円、ベビーバス2000~4000円、ベビーソープ500円、ガーゼ10枚セット1000円、哺乳瓶2000円、哺乳瓶洗浄用具1000円、粉ミルク2000円、紙おむつ1500円、爪切り800円

産まれてくる赤ちゃんのために最低限そろえておきたいアイテムは上記のとおりです。

この他に、家庭によってはベビーベッドやメリーなどのおもちゃ、ハイローラックなども買う必要があります。

さらに、生後1カ月を過ぎて外出することが多くなると、抱っこ紐やベビーカー、チャイルドシートなどが必要になります。

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