たいへん過ぎる2歳児の歯磨き。父と娘の歯磨き戦争!

2歳児に歯磨きをさせるのは本当にたいへんです。

毎日が闘いです。

歯磨きさせるために試行錯誤してきました。

そんな2歳の娘を持つパパの歯磨き奮闘記を報告します。

歯磨きバトルのプロローグ

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離乳食の時期に、上の歯が生えてきた時から、ずっと娘の歯磨きをしています。

その時から歯磨きは嫌がっていました。

しかし、力が弱いうえに、歯の本数も少なかったため、それほど苦労することはありませんでした。

1歳を過ぎて、幼児食になると、歯の数も増え、時間がかかるようになり、抵抗が激しくなってきました。

そして、2歳になって、奥歯が生えると、さらに歯磨き時間が長くなります。

加えて、自己主張が強くなり、力も強く、逃げ足が速い!

妙な知恵もついて、さらに歯磨きがやりにくくなってきます。

成長して歯磨きがしやすくなるのではなく、成長してますますやりにくくなっている今日この頃です。

歯磨きをめぐる娘との戦いの歴史を振り返る

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ここからは、パパがやろうとする歯磨きに対して、娘がどのように抵抗してきたのか見ていきます。

バトル1.口を開けない

0歳の時は、比較的いい子で、嫌がりはするけれども、口は開けてくれました。

歯が少なければ、すぐに終わるので、「嫌だけど少しならいいよ」という感覚だったのでしょう。

しかし、1本1本丁寧に磨きたいので、歯が8本を超えてくると、時間もかかるようになりました。

すると、でました!

むぐっと口を閉じてあけない・・・。

口を開けてくれないと、歯ブラシが入れられません。

でも、大したことはないです。

永遠に口を閉じていることは出来ないですから。

一瞬、口を開けた隙を狙って、パパの手を突っ込み、親指と中指を使って口をこじ開ければ勝利です!

1歳の噛む力なんてたいしたことはないですから、指の力で口を開けさせればいいのです。

しっかり、歯の裏側も磨けます。

あとは、くすぐって笑わせるのも効果的です。

バトル2.歯ブラシに噛みつく

1歳半くらいだったでしょうか、フッ素を付けて奥の歯までしっかりと磨いていました。

磨いている最中、娘が歯ブラシを奥歯で噛んできたのです。

「むむむ、歯ブラシが動かせない」

キラーンと光る娘の目。

なるほど、奥歯が生えて、そういう手段を覚えたか・・・。

だが、まだまだケツが青い!(実際にまだ青い)

歯ブラシを噛むという事は、その分、指を入れる空間が残されているということ。

同じくパパが指を突っ込んで、無理やり口を開けさせたのでした。

勝利!

バトル3.体をよじって膝から抜け出す

「いやなの、いやなの、ハミガキ、いやいや」

虫歯ができたら痛い痛いだよ。といつも話しています。

そして、1歳後半にもなれば、自分で歯磨きをする練習をしてもらわなくてはいけません。

しかし、全くやる気なし。

大好きなアンパンマンの歯ブラシを渡して「自分で磨いてね」と言うと、ただ、ジーっとアンパンマンを見るだけ。

口に入れたかと思えば、磨くこともせず、歯ブラシをくわえたまま、ソファにのってジャンプジャンプ。

そのうち、歯磨きを床にポイして、遊ぶことに夢中になります。

まあ、まだ1歳だから、パパが仕上げをすればいいかと、この辺は大目に見ています。

「じゃあ、仕上げ磨きするよ!しあげは、おとーさん♪」

と、かの“国民的”歯磨きソングを熱唱しながら娘を膝の上にゴロンとさせます。

「はい、あーして!」

と言った途端、体をよじって、うつぶせ状態になり、そのままスルスルと膝から逃げ出したのです。

「ちょっと待て」

必死に娘の手をつかんで、もう一度、膝にゴロンさせます。

すると、また同じことをやってくるのです。

娘よ、なかなかやるな。

だが、これでどうだ!

パパは足を少し開脚させてから、娘を足の間の床に仰向けにし、娘の両腕を太ももの裏で、娘の両足を足首で押さえつけたのです。

はは!どうだ。これならどんなに体をよじっても抜けられないだろう!

「これぞ、必殺・歯磨き固めだー」

と心の中で叫びつつ、歯磨きソングを鼻で歌いながら、無事に歯磨きを終えたのでした。

またもや娘の抵抗に勝利したのです!

バトル4.家具の隙間に逃げ込む

さすがに2歳近くになっていると知恵もついてきます。

もはやパパにつかまってしまうと、歯磨きから逃れることは出来ないと悟ったのでしょう。

ならば、「逃げて、逃げて、逃げ切ってやる!」

と思ったのか、ソファと壁の間にあった、狭い空間に、捕まえられないよう逃げ込んだのです。

娘は、「どうだ!」とばかりに、へらへら笑っています。

しかし、残念ですが、その程度では大人から逃げ切ることはできません。

パパはひょいと腕を伸ばして、娘を引っ張り出し、仕上げ磨きをすることに成功したのです!

バトル5.大人しく歯磨きをされるふりをする

2歳を過ぎて、ついに大人の裏をかく作戦にでてきました。

「自分で歯磨きできたかな?じゃあ、仕上げするよー、おいでー」

と言ったところで、素直に来るはずもありません。

仕方ないので、抱っこして連れてこようとすると、突然、

「こっち、こっち」

と言いながら、自分の椅子の上に座って、「あーん」と口を開けたのです。

おおおー!ついに、歯磨きの大切さがわかってくれたのか!

自分から、口を開けるなんて!パパはうれしいよ!

もう2歳だもん、お膝じゃなくてもできる歳になったんだね!

じゃあ、仕上げ磨きするよ~

と、歯ブラシを娘の口に入れた途端。

ガチン!

歯ブラシを噛んで抵抗してきたのです。

「ふふふふー」と不敵に笑う娘。

歯を手でこじ開けようとするが、さすがに2歳のあごの力は強い。

しかも、寝転がった姿勢じゃないから、娘は体をくねくねさせて逃げる逃げる!

この時はじめて、「こいつ、マジでやりおるな。」と認めたのです。

しかし、娘の抵抗むなしく、結局、とっ捕まえて、必殺・歯磨き固めを繰り出すことで、最終的に勝利をもぎ取ったのでした。

【場外乱闘】一緒に歯磨きする・・・ふりをする

そもそも「仕上げ磨き」と言うのだから、まずは娘自身が、ある程度歯を磨いてから、パパが仕上げをしたいのです。

歯磨きをするときは、ブラシを口にくわえますから、立ったままだと危ないです。

なので、座らせて、パパと向い合せになり、パパの歯磨きを見ながら、磨くように促していました。

しかし、落ち着きのない娘は、パパの歯磨きは完全無視。

見ることもせず、適当に歯ブラシをカミカミしているだけ。

そんなあるとき、食後の手洗い・うがいをした後に、そのまま洗面所の踏み台に立ったまま、「一緒にやる」と言い出したのです。

踏み台から落ちたりしたら危ないな、と思いつつも、2歳だし任せてみるかと、一緒に磨き始めたのです。

鏡をのぞきこみながら、歯磨きをすることになるのですが、パパ自身が自分の歯を良く見ることができるので、娘に磨き方を教えるには、都合がいいと感じました。

「まえばー、まえばの裏ー、左のおくばー」と言いながら、歯磨きを促すと、半分くらい真似をしたのです。

娘が、他のことに気をとられそうになると、変な顔をして、注目してもらうように工夫しました。

しかし、そんな努力の甲斐もなく、1分もすると、歯ブラシで洗面台を磨き始めたのです。

「洗面台じゃなくて、自分の歯をみがけ!」

コップに歯ブラシを入れたり、蛇口をひねってみたり・・・。

本人が歯磨きの大切さを理解して、自分でやろうとするのは、まだまだ先のようです。

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